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ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.59 ~相棒:ザ・ギャザリング~

ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.59 ~相棒:ザ・ギャザリング~

By ドブフクロウ
みなさんこんにちは。MtGライターのドブフクロウです。
 
ついに『イコリア:巨獣の棲処』が発売されました! みなさんも新カードで楽しんでいますか? 緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出ができない日々が続いていますが、MTGアリーナさえあれば家にいながらでもバッチリマジックを楽しむことができますね。在宅勤務も相まって公私の境が薄くなり、ついMTGアリーナをプレイする手が止まらなくなってしまうのが考えものですが……。
 
さて、今回の連載ではぜひ取り上げたいと思っていたデッキがあります。というより、正しくは今回を逃したらもう取り上げる機会がなくなってしまいそうなデッキという感じですかね。この時点で勘のいい読者の方であればだいたい察しがついてそうですが……

▲《深海の破滅、ジャイルーダ》

キーカードはこちらの《深海の破滅、ジャイルーダ》。新キーワード能力「相棒」を持ったクリーチャーで、レガシーでこのカードを使用したコンボデッキが猛威を奮っているという噂。果たしてどのようなデッキなのか、さっそくデッキリストを見ていきましょう!
 

LEGACY CHALLENGE 2020/4/19

新型コロナウイルスの影響でトーナメントの実施やカードの流通には影響が出ていますが、ネット上でマジックをプレイできるアプリケーションのMagic Onlineでは盛んにマジックがプレイされています。特に『イコリア:巨獣の棲処』では上述の「相棒」メカニズムが初登場し、特にエターナル環境で猛威を振るっています。

▲《夢の巣のルールス》
▲《黎明起こし、ザーダ》

中でも《夢の巣のルールス》は、レガシーのような低マナのカードを用いるフォーマットでは構築への制限が存在しないに等しいです。また、《黎明起こし、ザーダ》も《Power Artifact》相当の常在型能力を持ち、《玄武岩のモノリス》や《厳かなモノリス》と手軽に無限コンボできます。
 
そして何より、これらの「相棒」は手札になくともプレイすることができるというのがポイント。つまり、《ライオンの瞳のダイアモンド》の「手札を全て捨てる」のような強烈なデメリットも、「相棒」を利用する上では関係がないのです。
 

ジャイルーダ・コンボ(使用者:sora1248選手)
枚数 カード名(メインボード)
4 《古えの墳墓》
4 《魂の洞窟》
4 《裏切り者の都》
4 《島》
4 《もう一人の自分》
3 《龍王コラガン》
3 《深海の破滅、ジャイルーダ》
2 《幻影の像》
1 《ファイレクシアの変形者》
4 《前駆ミミック》
3 《修復の天使》
4 《騙り者、逆嶋》
4 《灯の分身》
4 《金属モックス》
4 《厳かなモノリス》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド》
4 《水蓮の花びら》
枚数 カード名(サイドボード)
1 《深海の破滅、ジャイルーダ》
3 《活性の力》
3 《予期の力線》
4 《生命の力線》
2 《精神壊しの罠》
2 《否定の契約》

 

《ライオンの瞳のダイアモンド》は「フラッシュバック」メカニズムなどと組み合わせて利用するのが一般的でしたが、今回『イコリア:巨獣の棲処』で収録された「相棒」メカニズムとは凄まじい相性を誇ります。

▲《ライオンの瞳のダイアモンド》

たとえば《深海の破滅、ジャイルーダ》は、6マナというマナコストでレガシーで用いるには非常に重いクリーチャーですが、《ライオンの瞳のダイアモンド》が2枚あればお手軽にプレイすることができます。そしてそうして一度でも《深海の破滅、ジャイルーダ》が戦場に出れば、ゲームは一気に佳境を迎えます。

▲《深海の破滅、ジャイルーダ》
▲《灯の分身》
▲《騙り者、逆嶋》

このデッキは、《深海の破滅、ジャイルーダ》のETB能力によって自分のライブラリーからコピークリーチャーをめくり、《深海の破滅、ジャイルーダ》をコピーしてその能力を連鎖させるデッキです。デッキに入っているクリーチャーのほとんどが、自分のクリーチャーをコピーする能力を持ったクリーチャーで構成されており、しかも《灯の分身》や《騙り者、逆嶋》は《深海の破滅、ジャイルーダ》の伝説性すらも無視するため、戦場にずらりと《深海の破滅、ジャイルーダ》が並ぶことになります。
 
やがて《龍王コラガン》がめくれればゲームセット。速攻を得た《深海の破滅、ジャイルーダ》たちが一斉攻撃を行い、対戦相手は一撃で倒れることになるでしょう。

▲《龍王コラガン》

なんといってもこのデッキの最大の強みはその安定性。何しろコンボデッキでありながら、「相棒」メカニズムのおかげで常にコンボパーツが手札にある状態。プレイヤーのすることといったら、そのコンボパーツを唱えるためのマナを用意するだけなので、1枚コンボどころか驚異の0枚コンボとさえ言えるデッキです。マジックの長い歴史を振り返ってみても、こんなにも凶悪なコンボデッキは存在しませんでした……。
 
ちなみに、現在はバグのためにMagic Online上では《深海の破滅、ジャイルーダ》が使用できないそうな。果たしてこのバグがフィックスされる日は来るのか。そしてそのころ、レガシーで無事に《深海の破滅、ジャイルーダ》を使用することができるのか。それは誰にもわかりません。
 
今回は本来ならスタンダードの新デッキをご紹介したいところでしたが、この機会を逃すとこのデッキをご紹介できるタイミングが未来永劫訪れない可能性が……ってこの流れ、前にもあったような……。
 
最後に、「《深海の破滅、ジャイルーダ》が許されるならこのカードだって『禁止・制限カードリストからの脱出』できるんじゃないのランキング1位(ドブフクロウ調べ)」のカードを貼って〆たいと思います。

▲《閃光》

 

 

ライター:ドブフクロウ
 
青春時代のほぼ全てをテキストサイトやゲーム系サイトを徘徊することに費やしていた根暗ライター。人間としての軽薄さに定評があり、親しい間柄では「空っぽ」というあだ名で呼ばれることもある。
MtGプレイヤーとしての腕前は自他ともに認めるヘッポコだが、青春時代に (いろいろなものを犠牲にして) 培ったMtG知識量は他の追随を許さない。

 

次回更新は4/29(水)更新!!

 

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