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【大塚角満のゲームを語る】第18回 いまこそボードゲーム!!

【大塚角満のゲームを語る】第18回 いまこそボードゲーム!!


 

アプリならひとりでも遊べる!

毎回毎回、同じような書き出しになって、いい加減イヤになってきたんだけど……いまだ収束が見えないコロナ禍の影響で、今日もジッと家にこもってゲームと原稿に向き合っている。
 
ゴールデンウィークも予定を立てず、家からほぼ出ずに過ごそうと思っているので、
 
「長期籠城のオトモを、たくさん確保しておかねばな」
 
そんなことばかり考えている。その手引きになるような特集をコロコロオンラインでも企画中なので、発表を楽しみにしていてほしいんだけど、それに先立ってこのコラムでも、
 
「お? ちょっとおもしろそうだな」
 
と思ってもらえるようなゲームを密かに紹介していこうと計画している。
 
その第1弾として今回は、ボードゲームの超名作『カルカソンヌ』をプレゼンしたいと思う。
 

世界的な名作

『カルカソンヌ』は……あえて説明する必要を感じないくらい世界中で愛されている、傑作中の傑作だ。ボードゲーム大国のドイツにおいてもっとも権威のある“ドイツ年間ゲーム大賞”“ドイツゲーム大賞”をダブルで受賞していることでもそれは証明されていて、アナログ版はもちろん、さまざまなゲーム機にデジタル版も展開されている。
 
ちなみに、アナログ版は↓こんな感じ。もちろん、俺の私物w
 

 
今回紹介するのは、もっとも手軽に『カルカソンヌ』を楽しめるアプリ版だが、ぶっちゃけアナログだろうが据え置き機用だろうがアプリ版だろうが『カルカソンヌ』は『カルカソンヌ』なので、どのバージョンを買うかは“それぞれの環境に合わせて”でいいと思う。
 
いっしょに遊べるご家族がいるならアナログ版が楽しいだろうし、ひとりでチクチクと遊ぶならアプリやゲーム機版が向いている。なのでここでは、『カルカソンヌ』というゲームの雰囲気だけ知ってもらえればいいですw
 

陣取りゲームです

『カルカソンヌ』は、簡単に言ってしまえば陣取りゲームだ。
 
画面(というか、盤面)は↓こんな感じ。
 

 
細かなパネルに分かれているのがわかると思うが、アナログ版ではすべてのパネルが裏返しに置かれていて、順番が来たら1枚ずつめくってくっつけられる箇所を探してペタペタと並べていく……という作業をする。もちろん、パネルをくっつけるには、
 
・道がつながっている
・城壁がつなげられる

 
などの条件があるが……まあ、このへんはやってみりゃすぐにわかるので「なるほど、絵がキチンとつながればオッケーなんだな」と理解してくれればいいですw
 
そしてパネルを置く際、プレイヤーはその場所(道や城壁)を占有するために“兵士”を配置することができる。↓こんな感じで。
 

 
プレイヤーが所持している兵士は7名で、それ以上配置しようと思ったら盤面から回収してこなければならない。回収するには、
 
・道を始点と終点でつなげる
 

 
・城壁は壁で閉じる
 

 
といった采配をしなければいけない。いかに自由になる兵士をキープしておいて、高得点が狙える場所に配置するか……が勝負を分けるポイントになる。相手が持っている土地に割り込んだり、敵の兵士を回収させなくしたり……と、勝つためのテクニックがいくつもあって、つねに脳が回転している感じを得られるのだが……このへんがいかにもボードゲームなのだ。
 
神の視点で盤面を広くとらえ、(ここのほうが1点多く入るな……)、(誰も気づいていないけど、この城壁は乗っ取れそうだぞ)なんて、相手を出し抜く戦術がハマったときのカタルシスは何物にも代えがたいものがある。
 

 
俺がこのアプリを購入したのは2010年のことだけど、いまだちょいちょい起動してはコンピューター相手に戦いを挑んでいるよw
 
ボードゲームの敷居を上げている要因のひとつに、“得点計算が面倒くさいし、間違える”ってことがあると思うけど、アプリ版やゲーム機版だったらそんな心配は杞憂。すべて勝手に、正確に行ってくれるので、何ら問題はない。
 

 
↑このように、きっちり“負け”を突き付けてくれるので、何度も何度も挑みたくなるのだ。
 
『カルカソンヌ』に限らず、名作と言われるボードゲームって、じつはたくさんアプリになって配信されている。今後はそれらもすくい上げて、ここで紹介できればなと考えております!
 

大塚角満(おおつか・かどまん)

1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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