• TOP
  • 爆連載 > ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.61 ~固定観念をぶち壊せ!ヨーリオンコントロール~
  • TOP
  • 爆連載 > ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.61 ~固定観念をぶち壊せ!ヨーリオンコントロール~

ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.61 ~固定観念をぶち壊せ!ヨーリオンコントロール~

ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.61 ~固定観念をぶち壊せ!ヨーリオンコントロール~

By ドブフクロウ
みなさんこんにちは。MtGライターのドブフクロウです。
 
ゴールデンウィーク最終日ですね!こんな時勢ゆえに外出ができないのは残念ですが、みなさんも思い思いの方法で大型連休をエンジョイされていたことかと思います。僕ですか? 僕は……アニメを見るかゲームをするか溜まっていた家事をしていました。普段と何も変わらない!!陰キャだから新型コロナ関係なく家から出ない!!
 
さて、明日から再び平日。次の連休は7月まで来ないわけですが、みなさんこの連休中に十分マジックを楽しめましたか?まだ楽しみ足りない!という方は、ぜひ今からご紹介する最新のデッキリストを使って、MTGアリーナでマジックを楽しみましょう!
 

マジックフェスト・オンライン シーズンファイナル予選

今回ご紹介するのは、5月3日(日)に開催されたマジックフェスト・オンラインで上位に入賞したデッキリストです。
 
現在のスタンダードでは非常に様々なデッキが結果を残しており、「シミックフード」全盛期のような一強環境(※詳しくはこちら)は終焉を迎えました。今回ご紹介するデッキはそんな現環境でのTier1に君臨するデッキの一つです。さっそくリストを見ていきましょう!
 

バントコントロール(使用者:QuiGonDjinn選手)
枚数 カード名(メインボード)
4 《繁殖池》
2 《ヴァントレス城》
4 《寓話の小道》
2 《森》
4 《神聖なる泉》
3 《島》
2 《平地》
4 《寺院の庭》
4 《啓蒙の神殿》
4 《神秘の神殿》
4 《豊潤の神殿》
1 《裏切りの工作員》
1 《厚かましい借り手》
4 《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
2 《覆いを割く者、ナーセット》
2 《伝承の収集者、タミヨウ》
4 《時を解す者、テフェリー》
2 《霊気の疾風》
3 《ドビンの拒否権》
3 《エルズペス、死に打ち勝つ》
4 《成長のらせん》
2 《神秘の論争》
2 《中和》
4 《海の神のお告げ》
4 《サメ台風》
3 《空の粉砕》
2 《物語の終わり》
枚数 カード名(サイドボード)
1 《空を放浪するもの、ヨーリオン》
1 《敬虔な命令》
1 《ドビンの拒否権》
2 《本質の散乱》
4 《ガラスの棺》
3 《秋の騎士》
1 《神秘の論争》
1 《空の粉砕》
1 《時の一掃》

 

「なんだかいつもよりデッキリストが長い……?」と感じたあなたは正解です。こちらのデッキはメインデッキの枚数が80枚となっております。
 
通常、スタンダードなどの構築デッキは「バベル」などの特殊なデッキを除いて基本的には60枚で構築されることが多いです。理由は簡単で、デッキの枚数が少なければ少ないほど、デッキに入っているキーカードを引く確率を最大化できるから。仮にデッキからカードを1枚だけ引いたとき、デッキに4枚入っているキーカードを引く確率は、80枚デッキなら5%ですが、60枚デッキなら6.6%。比べるとわずか1.6%の差ですが、試行回数(ゲーム回数)が増えるにつれて確率の差は開いていき、デッキの安定性に大きな差が出てきます。
 
しかしこのデッキでは、そんなデメリットを踏まえてでもデッキを80枚で組むことにメリットがあるのです。その理由はこの《空を放浪するもの、ヨーリオン》の存在。

▲《空を放浪するもの、ヨーリオン》

《ヨーリオン》は『イコリア:巨獣の棲処』で新たに登場したキーワード能力「相棒」を持っており、相棒に指定するためには「デッキを+20枚の枚数で構築する」という条件が課せられています。この条件を満たすために、このデッキは80枚構築になっているというわけです。
 
《ヨーリオン》のスペックについて見ていくと、まず目に入るのは5マナ4/5飛行というサイズ。この時点ですでに構築で採用されるクリーチャーのサイズとしては及第点で、十分にフィニッシャーを務められるサイズです。といっても除去耐性もない5マナ4/5飛行がタダで活躍できるほど、現代マジックは簡単ではありませんが、《ヨーリオン》の真価はサイズではありません。

▲《エルズペス、死に打ち勝つ》
▲《裏切りの工作員》

「戦場に出たとき、望む数のパーマネントを追放し、ターン終了時に戦場に戻す」。この能力によって、パーマネントのETB能力(Enter the Battlefield…戦場に出たときに誘発する能力の総称)を使い回すことができます。この能力によって、《ヨーリオン》の隣に《海の神のお告げ》や《エルズペス、死に打ち勝つ》があればアドバンテージを獲得でき、《時を解す者、テフェリー》などのプレインズウォーカーの忠誠値を回復したり、《裏切りの工作員》の能力を再度誘発させることも可能です。
 
そうして莫大なアドバンテージを獲得した後に盤面に4/5飛行が残る、というのは凄まじいインパクトです。しかも、デッキは80枚以上のリストになっていればどのようなデッキでも《ヨーリオン》を相棒に指定できるので、相棒の指定条件は厳しいようで非常にゆるく、先週お伝えした「ファイアーズ」系のデッキや、それ以外にも様々なデッキで《ヨーリオン》を使用したデッキが活躍しています。
 
『イコリア:巨獣の棲処』で公開された10種類の相棒は、いずれも何らかの形で構築で使用されています。みなさんのデッキにも相棒は入っていますか? 食わず嫌いで使わずにいるのは損ですよ! 構築を工夫して、なんとか相棒を使えるようなデッキにすることで、「相棒:ザ・ギャザリング」を楽しみましょう!

 

ライター:ドブフクロウ
 
青春時代のほぼ全てをテキストサイトやゲーム系サイトを徘徊することに費やしていた根暗ライター。人間としての軽薄さに定評があり、親しい間柄では「空っぽ」というあだ名で呼ばれることもある。
MtGプレイヤーとしての腕前は自他ともに認めるヘッポコだが、青春時代に (いろいろなものを犠牲にして) 培ったMtG知識量は他の追随を許さない。

 

次回更新は5/13(水)更新!!

 

『ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー』バックナンバーは次のページをチェック!!

12

オススメの記事(PR)オススメの記事(PR)