限定の魚たち
思うに、これから月ごとの最終日は、同じようなドタバタ騒ぎが起こってしまうのだろうな……。
だって『あつ森』って……その月を逃したら数ヵ月間はお目にかかれない魚や虫がゴマンといるんですものぉぉぉおおおお！！！ｗｗｗ
4月の末日も、そうだった。
そのとき俺は、海に突き出している桟橋からのみ狙える巨魚・マグロを釣るべく、ゴールデンウィーク真っただ中だってのにNintendo Switchに齧りついていたんだよな（苦笑）。そのときの様子は、
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【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第46回 4月、最後の激闘（前編） |
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【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第47回 4月、最後の激闘（中編） |
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【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第48回 4月、最後の激闘（完結編） |
↑このあたりの記事に詳しいので、ぜひぜひ読んでいただきたいと思う。
ゴールデントラウト！
で、5月だ。
この、1年でもっともさわやかな新緑の季節の最終日、俺は理由あって離島ツアーをくり返していたのだが（※このときの地獄行脚も、そのうち記事にしますｗ）、同僚のたっちーから、
｢ゴールデントラウトが釣れるの、今日までやでｗｗｗ つぎのチャンスは9月やｗｗｗ｣
と聞かされ、予定を変更して電撃帰国。
｢あんぎゃあんぎゃあああ！！！ 9月までとか待てねぇぇえええ！！！＞＜ ゴールデントラウト、いますぐ釣るんじゃぁぁあああ！！！｣
ということで急遽、渓流釣り師となって、川の上流へと分け入っていったのである。
怒涛のウグイ
さあ釣ろういま釣ろう！！ 俺はこう見えて、群馬の山奥育ちの自然児だ。釣りバカ一直線の実兄ほどではないが、渓流釣りも少々たしなんでいる。その俺にかかれば……ゴールデントラウトなど、ものの数ではないわ！！！
……だったら5月最終日になどなる前にいくらでも釣れていたと思うが、いまはそういうことを言ってるんじゃねえんだよ。
これまではゴールデントラウトの存在を知らなかったから、意識がそちらに向いていなかった。でも、いまだったら……！！ ゴールデントラウト以外は狙っていないという状況になったからこそ発揮できる、集中力というものがある！！
……それ以外にも、意識しすぎることで発生する“物欲センサー”というものもあるのだが、いまはそういうことを言ってるんじゃ（以下略）。
そして－－。
釣り糸を垂らし始めてから……余裕で1時間ほどが経過したろうか（苦笑）。
釣れるものはことごとく、釣り用語で言うところの“外道”ばかりである。
｢かかった！！！｣
｢なんだ、ウグイかよ｣
｢ま、またかかった！！｣
｢ちっ、ウグイか｣
｢今度こそ！！！｣
｢んだよ、ウグイけ！！｣
｢よ、よし！！ コレは！！｣
｢……って、ウグイはもういいっちゅーねん！！（怒）｣
怒涛のウグイ10連発とか来たときには、竿を折って鼻に突っ込んで、
｢鼻血ブー！！！！（ヤケクソ）｣
とかやりたくなったわ。
あきらめずに
で、
｢ここじゃダメや。ポイントが悪い｣
ってんで、釣り場を山上湖に変更。
すると……何かが確変したのか、釣れる魚がバラエティーに富んできたではないか！
たとえば、
ヤマメだったり（正直、ゴールデントラウトだと思った＾＾；）。
カミツキガメも水揚げされた。そしてこの攻撃で、
釣り竿が破壊ｗｗｗ 予備を持ってきていなかったので、家まで戻らねばならない。
正直、｢もういっかな＾＾；｣とも思った。離島ツアーの途中で抜け出してきたけど、ゴールデントラウトなんてレアな魚が釣れる保証はないし、日付が変わるまで時間もないし……。9月まで我慢すれば、余裕をもって臨めるわけだしね。
でも……。
存在を知ってしまったからには、やっぱり釣ってみたい。そんなに慌てて遊ぶようなゲームじゃないけど……いま見たいよ！ ゴールデントラウトを！！！
そして俺は離島ツアーには戻らず、家に直行して釣り竿を作成。山上湖に戻って、再び釣り人となったのだった。その際、作り置きの“サカナのまきエサ”を持つことも忘れずに。
そして－－。
サカナまきエサを蒔いて、何回目のキャストだったろうか。ついに我が手元に、あの魚が……！！！
デデーーーーーン！！！
ヤマメともオオイワナとも明らかに違う、金色の体色と美しいパーマーク（身体の模様のこと）……！ こ、コレは……！！ もしやッ！！！
｢ゴールデントラウト、釣れたぁぁああああ！！！！ｗｗｗ｣
はい！！！ｗ なんとか間に合いましたよゴールデントラウト！！！ｗｗ 竿が折れたときはあきらめかけたけど……やっぱり挑んで正解だったわーーーー！！！ｗ
これで、スッキリした気持ちで6月を迎えられるわｗｗ 区切りって、大切だなーｗ
続く。
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
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| 大塚角満（おおつか・かどまん）
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト：
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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