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〈オトナゲーム〉『The Last of Us Part II』発売記念!! ローカライズチーム特別インタビュー:ゲーム内容編

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物語のテーマ

――改めてお聞きしますが、愛とともに憎しみも描かれている物語ということで、ユーザーのリアクションに対する恐れは?
谷口:正直……ドキドキしています。
 
石立:僕は……ストーリーをすべて聞いたときは、「よくできている!」と思ったので、楽しみのほうが強いですかね。
 
谷口:それは私も同じなんですけど、よくできているがゆえに……「ユーザーは、受け止めきってくれるんだろうか?」という恐れも抱いているんです。実際、私がそうでしたから。
 
――え。谷口さんご自身が、「受け止められないかも」って思ったと?
谷口:はい。「どうやって受け止めよう……」という気持ちが強かったんです。最終的には……150%受け止めて、ローカライズに全力投球しました。
 
――谷口さんとともにローカライズを担当された、大島さんは?
大島:僕は、前作はSIEに入る前に、いちユーザーとしてプレイしてすごく心に残った作品でしたので、その続編のローカライズに関わる時点で葛藤がありました。“神ゲー”と言われた作品の続編で、ユーザーからの期待もめちゃくちゃに高いですし。
 
――うんうん。
大島:そしてストーリーに関しては、いま谷口が言った通り「受け止めきれるのか!?」と感じるほどエモーショナルな展開なので、ローカライズをしているときも、複雑な思いを抱き続けていました。でも……いまは現実社会も争いや混乱があふれていますので、そこに投じるには“非常に意義のある作品”だと確信しています。
 

▲『The Last of Us Part II』より

谷口:そうですね。受け止めきった後に得られるものの大きさが、圧倒的でしたし。
 
――それは……僕らファンも、覚悟して遊ばせていただきますよ!
石立:前作を気に入っていただけた方なら、今作はさらに響くと思います。すごく繊細な話というか……心をえぐられる感覚。そして最終的には、うれしいようなムナしいような、なんとも言えない不思議な感情が残って、そこにいたくないような気持ちがこみあげてくる……。そういった部分は前作と同じか、さらにパワーアップしています。
 
谷口:それでいて、プレイヤーそれぞれがいろいろな気持ちにたどり着くと思いますよ。
 
――……僕、暗い話とか救いようがない展開を見てしまうと、数年くらいトラウマを引きずるタイプなんですが……。
一同:(笑)
 
石立:辛いシーンはあるかもしれませんけど、トラウマを引きずるような結論ではないはずです!
 
谷口:詳しくは遊んでから……なんですけど、最後までプレイしたら「そうか……」ってなると思います!
 
八巻:“憎しみを生む物語”と言われていますけど、プレイしてみたらきっと、“その先”が見られるはずです。ノーティードッグの開発陣も言っていましたが、『II』はプレイヤーごとにいろいろな解釈をされると思います。というのも、ゲームの世界がオープンワールドっぽくなったことで、あちこちでメインストーリーに関係ないフレーバーテキストやアイテムを見つけることがあるんですね。それらをもとに、「こいつはこう思っていたのでは?」、「あいつには別の対処があったかも」なんて、妄想を膨らませられるかなと。
 

▲『The Last of Us Part II』より

――それは興味深い! プレイ後のリモート感想会を開いて初めて、このインタビューは完結する気がします(笑)。
八巻:きびしくも辛いことが多い世界の中で、すごく繊細に人々の感情が描かれている作品です。ですのできっと、自分の考えと重ね合わせられるキャラクターが見つかると思いますし、その人を通して「自分だったら……この世界で、どう行動するだろうか?」なんて考えさせられることもあるんじゃないかな、と。逆に、「この人の言うことには、まったく同意できない」なんて感じることもあるでしょうし。キャラクターとの関りの中でいろいろなことを考えられるのも、『II』の醍醐味のひとつだと思います。

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