ミニ四駆ジャパンカップ レーサー達をアッと言わせた驚愕のサーキット伝説 第1回

大旋風を巻き起こした第2次ミニ四駆ブーム幕開け!! サーキットにも大旋風が!?

1988年に始まり、この夏で19回目となるミニ四駆日本一決定戦ジャパンカップ。激レースの舞台となる公式コースは、回を追うごとに大規模になり、走りがいのあるものになっているね。
この連載では、ちょっと目先を変えて、数々の公式コースの中で多くのレーサーを驚かせた衝撃度の高いセクションに注目。このコースを初めて見たとき、当時の出場レーサーもきっと「なにコレ!?」と思ったハズっ!!

1994年夏、空力マシンのフルカウルに対応した驚愕の空力セクションが登場!!

コロコロ誌上で「レッツ&ゴー!!」連載が始まったこの年は、ジャパンカップのサーキットをフルカウルミニ四駆が初めて走った年でもある。そう、マグナムセイバーとソニックセイバーがデビューした夏だ!!
ジャパンカップ公式コースは、全長260mの「グレートエアロサーキット」だ!! どうだい、このド迫力のコースレイアウトは? えーやろ? えーアロ? エアロ!!!

94年夏、いよいよスーパージャパンカップが開幕!! そして、自慢のマシンを手にしたレーサーがスタートラインに並び、マシンを構えて目の前にサーキットで見た物は、かかかっ換気扇んんっ!!!?

じゃないじゃないじゃないじゃない、じゃない!!!!!!!「巨大プロペラが風を巻き起こし、ドームの中は嵐!」驚愕のセクション、その名もハリケーンドームだ!!!

これは当時のコロコロのコース紹介記事。(1994年月刊コロコロコミック7月号)初代ファイターは飛び跳ねてびっくり。あの昇太師匠も思わず転がってしまうほどの驚愕セクションだったのだ!!

銀色に光り輝く空力セクションは、ジャパンカップに何をもたらしたのか!!

いや〜しかし、どこから見てもやっぱり換気扇だ、コレは。巻き起こる風はスタートラインまで届いたのだろうか。ハリケーンドームの先に栄光のゴールが見えたのだろうか。涼しい風に吹かれたような顔つきのレーサー達は、冷静にマシンを見つめているね。

この夏かぎりでジャパンカップから消えてしまった驚愕のハリケーン〝換気扇〟ドーム。たしかこの夏も、今年に負けず劣らず暑かったんです。出場したレーサーのみなさん「風、おぼえていますか」!!!

ちなみに、ジャパンカップ30年の歴史については、下のタミヤのサイトでまとめられているので興味がある人はチェックしよう!

http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/mini4news_01