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【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第107回 カブが、上がらなかった話(1)

【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第107回 カブが、上がらなかった話(1)

成金の悲劇

その“悲劇”は……6月14日から始まった((((;゚Д゚)))
 
梅雨のさなかの、日曜日のこと。
 
おっさんになると誰でも発動する“早起き”スキルを駆使し、午前7時前に起床。

 
着の身着のままで家を飛び出した俺は、“あるどうぶつ”を捜して島中を歩き回った。
 
そして、目当ての行商人を発見するに至る。
 

 
そう!! やって来るのは日曜の午前中だけ!! カブ売りイノシシのウリであります!!
 
以前もちょっと書いたけど、いま我が編集部ではカブ運用によるキャピタルゲインでひと財産を築く……という知的マネーゲームがブームになっていて、毎週毎週同僚のたっちーと、
 
「今回は80万ベル投資した!!」(俺)
 
「くくく……! わしは200万ベル突っ込む!! カブの利益で蔵建てたるで!!」(たっちー)
 
てな具合に、“カブでどれだけ利益を出したか”を競い合っている。こんなにエスカレートしてしまった理由は、当日記の第74回“100万ベルの女・その後”に詳しいんだけど、
 

  『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第74回 100万ベルの女・その後

 
たっちーが友人の島で買取価格506ベル(!)のときにカブを売り払い、巨額の“カブマネー”を手に入れたことに由来する。結果、
 
「『あつ森』で一攫千金を狙うには、カブ運用で勝負をかけるしかない!!」
 
ということになって、以来日曜日のたびに俺とたっちーの島で、巨額ベルが動くようになったのである。
 

カブのエスカレート

そんな、6月14日。
 
俺はたびたびウリに話し掛け、売値92ベルだったカブをくり返しくり返し購入した。
 

 
最終的には……100万ベルくらいの投資だったろうか。これだけ突っ込んでも、
 
「も、もうちょっといっとこうかな……w」
 
と悩んだんだから、成金ってイヤーねー。
 
初めてウリが来た3月29日なんて、
 
↑5300ベルを使うことすら躊躇し、
 
「こここ、こんな大金を突っ込んで、値が下がったら立ち直れない……!!!><」
 
なんて震えていたんだから、かわいい時代があったものである(苦笑)。
 
そしてその日、たっちーに、
 
「カブ、買った?」
 
と確認すると、いまやブレーキが壊れたダンプカー状態になっているカブ女は、鼻息も荒くこう告げたのである。
 
「もちろんや!! 200万ベル突っ込んだで!! これで億万長者や!!!」
 
完全に、バブルの国からやってきた90年代初頭の女じゃねえかwww これで売り時を逃したら……マジで立ち直れなくなるぞ(苦笑)。
 

悪夢の軌道

そしてその日から、俺とたっちーは即席デイトレーダーとなってカブ価の推移に首ったけとなった。ふたりの目標としては、
 
「最低でも、売値180ベル以上。できれば200ベル以下では売りたくない」
 
というもので、間違いなくたっちーが遭遇した“売値506ベル”に取り憑かれていると考えられる(アホ)。
 
さて、株価の変動は午前と午後の2回。月曜から土曜までが販売可能期間なので、最大で12回、カブの市場が動くことになる。
 
さあさあ、今週の傾向はどうなんだ……?
 
微増か??
 
それとも……500オーバーまで爆裂するのか!?
 
月曜日はナゼかスクショが残っていなかったんだけど、確か80ベル前後だったかと思う。買値よりも下げ基調でスタートするのは定番なので、
 
「まあまあ^^ これは想定内やけん^^」
 
にこやかにその週は始まったんだけど……。
 
火曜日。
 

 
「ふむ。ま、始まったばっかだしな」
 
水曜日。
 

 
「むむ? まだ底を打っていないのか? そろそろ上げてきてほしいのう」
 
木曜日……。
 

 
「おいおい……。まだ1回も上がってねえぞ……。どうなってんねん……」
 
ここで俺は若干不安を覚え、同志のたっちーに連絡した。
 
「そっち、カブ価どう?? 高めに来てたら、売らせてもらいたいんだけど……」
 
しかし、返ってきた返事は、地獄の底から響くような暗いものであった。
 
「それが……今週、1回も上がってないねん。いま50ベルくらいや……」
 
我々に、とんでもないことが起ころうとしていた。
 
そして……金曜日も1ベルたちとも上昇せぬまま、迎えてしまった最後の土曜日。
 
「ここまで下がり続きだったんだから……きっと最終日に爆裂するはず!!! 来い!! 500ベル!!!><」
 
神にも祈る思いで、土曜日午前中のカブ価を確認したら……!!
 

 
や、やべえ……((((;゚Д゚))) これ、死んだまま終息する最悪パターンかもしれん……!!
 
いやでも!! まだチャンスは1回残っている!! 午後に上がってくれれば……! 残り物には福がある方式で、ちょっとでも上向いてくれれば……!!!
 
「おおお、お願いします!!>< せ、せめて100ベル……いや、90ベルでもいいです!!>< ちょっとでも傷は浅く!!>< 明日に影響しないように!!><」
 
土下座する勢いで、タヌキ商店の子ダヌキたちに最後のカブ価を確認したらだな……!!
 

 
うわああああああ!!!! ししし、死んだまま死んだぁぁあああああ!!!!(愕然)
 
なんと……。
 
1週間、カブ価は一度も上がることなく、最終日に底を打つという鬼畜の軌道で終息……。聞けばたっちーも、
 
「今週、1回もカブ価が上がらなかった……」
 
と震え声を出していたのだが、
 
「でもわし、家族の島が200ベルくらいだったので、キチンと売り抜けたけどな」
 
と、衝撃の裏切りを見せて、“カブレース”はさらなるドツボな2周目に突入するのである。
 
続く。
 
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
 
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