～『デュエル・マスターズ』イラストレーター、マツモトミツアキさんに直撃インタビュー！～ 前編
今回はもうすぐ発売の双極篇第３弾「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」のマスターカード「Ｑ．Ｑ．ＱＸ.／終葬 ５．Ｓ．Ｄ」をデザインされたマツモトミツアキさんにインタビューです！マツモトさんとデュエル・マスターズの出会い、始まりを聞いていきたいと思います。
──デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか？
7年程前になりますが、SNS経由でアートディレクターさんからお誘い頂いたのがきっかけとなりました。当時はクリーチャーのイラスト等は殆ど描いたことが無かったので、とても驚いたのを覚えています。「自分なんかが受けてよい仕事なのかな？」と(笑)
──初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか？
「緑神龍カミナリズム」というカードのイラストを担当しました。
ドラゴンなのですが、「ハンター」という当時新しく追加された種族で体についた傷口を武器に変化させて戦うという特徴がありました。初めて担当したイラストで、クリーチャーを描くのも不慣れでしたので、形にするのに物凄い時間をかけましたね。
デュエル・マスターズの世界観をどうやれば表現できるのか？カッコよく、ど派手な印象にするにはどうすれば良いのか？色々とチャレンジしながら描いた1枚です。
傷口武器の指定は無かったため、「角が突き出てそこから雷を呼び出して戦う」というような勝手設定を基に描いたのですが、「カミナリズム」という雰囲気に合った名前を付けてくださって嬉しかったです。
──今回のカードイラスト「Ｑ．Ｑ．ＱＸ./終葬 ５．Ｓ．Ｄ」は、どのような発注で描かれたカードですか？
ハチがモチーフの人型クリーチャーで、禍々しくもかっこいいダークヒーローの様なデザイン。あと、頭部に大きなゴーグル、4本の腕に長い毒針という形で、割と細かな発注内容でした。
あらかじめ大まかなラフ案も頂いていたため、そちらを踏まえつつ形にしていきました。
次回はマツモトさんの「Ｑ．Ｑ．ＱＸ.／終葬 ５．Ｓ．Ｄ」へのこだわりに迫っていきます。そして、イラストを生み出す苦悩。制作者には尽きないだろう貴重な経験談をいただけました。お楽しみに！！
名前：マツモトミツアキ
生年月日：1987年12月22日
出身地：栃木県
これまで担当したカード：「戦慄」の頂 ベートーベン、百万超邪 クロスファイア、伝説の禁断 ドキンダムX
好きなカード：ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
