【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第72回ダーナ神族の最高神「ダグザ」!!!!

2020年07月20日 12:00

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第72回「ダグザ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる！
今回は筆者のチームでたびたび活躍する「ダグザ」を特集!!

前回はケルト神話の美神・アリアンロッドを紹介したが、勢いに乗ってもう1体、ケルト神話をモチーフにしたモンスターを解説しよう。

今回取り上げるのは……木属性の剛腕、“ダグザ”であります！

ダグザはアリアンロッドらと同じく、2018年1月12日にパズドラに登場した。
ちなみに同時期に実装された火属性の“ブリギッド”は、神話上では“ダグザの娘”という位置づけである。
言われてみるとブリギッド、目や腕の数がダグザにソックリで……って当たり前やろ!!（予定調和なツッコミ）

パズドラでは、存在感たっぷりのいかつい姿で描かれているダグザだが、ケルト神話における地位も抜きん出ている。
彼はダーナ神族の最高神で、豊穣も司る“善神”として描かれることが多い。

ダグザを象徴するアイテムとして有名なのが、破壊と再生、生と死という二面性を併せ持つ巨大な棍棒だ。
ファンタジーを舞台にしたRPGなどでたびたび“ダグザハンマー”なんて名前の武器が登場することがあるが、語源はこのダグザの棍棒なのである。

ちなみに筆者はパズドラでは木属性しか使わないのだが、覚醒スキルで2体攻撃（いわゆる2way）を5つ装備しているという、とてつもなくピーキーな性能にはたびたびお世話になっている。
この、一点突破的な能力も、神話でのダグザを想わせてステキなのであります。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。