【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第75回 新ドラゴンがパズドラに襲来「大罪龍」!!!!

第75回 「大罪龍」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回はこの夏の超目玉モンスター「大罪龍」についてだ!!
 

▲嫉妬の大罪龍王・シヴィ
▲強欲の大罪龍王・ラマモア
▲暴食の大罪龍王・マジェ

8月3日からパズドラ本編において、新たなシリーズ“大罪龍と鍵の勇者”が始まった!
 
こういった、バックストーリー付きのモンスター群が実装されるのは……今年2月の“神器龍シリーズ”以来かな?
 
このようなパズドラオリジナルのシリーズが導入されるときは、世界観の深掘りや新しい遊びの提案が行われることが多いので、いちユーザーとしても楽しい限りである。
 
さて、神器龍にしても龍楽士にしても、前述の通りパズドラオリジナルの設定なので、ここでアレコレと解説するのは無理があった。
 
何かしらのモデルがあれば書けなくもないけど、ハイファンタジーものは知ったかぶって解説をされるとシラケたりするので、筆者もこういったモンスターには触れないようにしてきたのである。
 
この大罪龍と鍵の勇者にしても、物語や背景は独自のもののようなので、モンスター1体1体を解説するのはとても難しい。ていうか、できない。
 
でも……モチーフになっていると思われる要素については書くことができそうだ。
 
大罪龍の設定は公式サイトによると、
 
 「太古の昔————あらゆる生物の欲望が世界に満ち、結晶化するとともに7体の龍が生まれた。「大罪龍」と名付けられた龍たちは欲望のままに暴れまわり世界を破滅寸前まで追い込んだが、神々から鍵の力を授かった勇者たちの活躍により「汰魔悟(タマゴ)」へと封印された」とあり、

7体の龍はそれぞれ、嫉妬、怠惰、強欲、憤怒、色欲、傲慢、暴食の罪を司っているという。
これは……そう、“七つの大罪”だ。

ピンと来たマンガ好きやアニメ好きも多いかと思うけど、もともと七つの大罪はキリスト教のカトリック教会で使われる用語で、日本では“七つの罪源”と言われることが多い。
 
4世紀のエジプトの修道士が著書の中で言及したのが起源とされていて(Wikiより)、以来日本でも、さまざまなコンテンツで使われる用語となった。そこで、パズドラでは龍をからめて物語にしているわけだが……このへんはさすが、『パズル&ドラゴンズ』といったところだろうか。
 
「大罪龍と鍵の勇者」は8月31日まで開催中!
大罪龍以外にも「鍵」や「勇者」の名を持つモンスターも登場する必見のイベントだ!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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