【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第146回 オオクワガタを捕まえろ!(1)


 

レックスさん、お願いします

 
 これまでに何度も記事にしてきたが、俺は節足愛好家・レックス氏が作ってくれる虫の模型が大好きである。直近でも、前回の日記で書いたけどねw
 

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 ソフトが発売された3月から6月くらいまで、島にいる虫と言えばチョウチョと蛾がせいぜいだったので、俺の「虫の模型が欲しいよお!!」という欲求のはけ口は世界最大のチョウチョ・アレキサンドラトリバネアゲハと、世界最大の蛾・ヨナグニサンでありました。
 

 
 しかし!!
 
 季節が夏に向かうにつれて、島には少年のアイドル・甲虫類があふれ出し、早朝や深夜の木々でミンミンジワジワの大合唱をするようになったのである(それセミだろ)。
 
 おかげで、俺の虫模型ライフは、春先では考えられなかったほどの充実の一途をたどった。
 
 ↓これは1ヵ月ほど前に撮影したスクリーンショットだけど、このときすでに、
 

 
 前述のアレキサンドラトリバネアゲハやヨナグニサンとともに、ヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタといったメタル系の甲虫が幅を利かせていた。こう見ると……ヒラヒラで雄々しいチョウチョもいいけど、どっしり重厚型の甲虫類には、おっさんになっても消えない少年の心を刺激してやまないものがある。
 
 俺はこう見えてバイクマニアで、20代のころからあらゆるジャンルのオートバイを乗り継いできたんだけど、最終的に行きついたのはキュンキュンとスピーディーに曲がれるレーサータイプではなく、ドコドコズンズンと重量感たっぷりに突き進む大排気量のアメリカンであった。デカい甲虫の模型には、V-MAXやボスホス(どっちもデカいバイクの名称ね)が纏う超排気量バイクの存在感がある。
 
 なので、この夏はレックスが来るたびに、
 
 「つぎは、どの甲虫の模型を頼もうかなぁ~~~……!」
 
 という、うれしい悩みにさらされることになった。なぜなら……あまりにも候補が多すぎるから!!
 

オオクワガタよ

 
 レックスが来島したそのときも、
 

 
 俺は、どの虫の模型を発注するか決めかねていた。
 
 いまや、どんなにレアな虫が木にとまっていようとも、ほぼ百発百中で捕えることができる甲虫ハンターの俺。レックスにお願いする模型候補も選り取り見取りだったのである。
 
 たとえば、ゴライアスオオハナムグリ!
 

 
 6月に初めてこの虫を捕まえたとき、
 
 「つぎの模型はキミで決まりだ!!!」
 
 と豪語していたんだけど当時はいまほど捕獲の腕がついておらず、ズルズルとこんにちまで模型化する機会を逃してしまっていた。できれば1日も早く、模型群に仲間入りさせたい。
 
 続いてギラファノコギリクワガタも、模型化の有力候補の1匹だ。
 

 
 巨大なアゴ、黒光りするメタリックな肉体と、“模型映え”しそうなことでは1、2を争う大きなクワガタである。
 
 さらにコーカサスオオカブトも、模型候補のドラフト1位とも言うべき存在であった。
 

 
 この、ずんぐりむっくりの身体と突き出た3本の角は、模型にしてもかっこいいだろうなぁ~~~!!! もう1個と言わず5個も10個もコーカサスの模型を作って、島中に並べたい心境だわw
 
 しかし。
 
 そんな“有力者”たちを押しのけて、
 
 「やっぱり……つぎに模型化したいダントツ1位の昆虫は、このコ以外にありえないよなあ!!!」
 
 俺にそう言わしめる“キング・オブ・クワガタ”が存在した。
 
 皆さん、もうおわかりですよね……!
 
 並み居る外来の巨大甲虫を押しのけて、いまだ“最強のクワガタ”として高値取引されるその虫とは……もちろん↓こいつだぁぁあああ!!!www
 

 
 うおおおおお!!! 日本男子の夢、オオクワガタだぁぁああああ!!!!www
 
 もうね、オオクワガタがいるなら、ギラファとかホソアカクワガタとかどーでもええわ。だってその存在価値から言って、模型にしたときに巨大化(レックスは気に入った虫を巨大化させて模型にする傾向がある)されるのはオオクワガタで決定でしょwww なのでギラファとか、
 

 

 
 獲ったはしからレックスに売り飛ばしてくれるわwww
 
 望外のレア甲虫が売りに出されたからか、レックス君も困惑気味w
 

 
 でも、高値で売れたわwww
 

 
 しかし問題は、オオクワガタがレア中のレア虫であるということ。いくらオオクワガタを模型にしたいと思っても、3匹捕まえてレックスに渡さないことには話が始まらないのだ。
 
 そして俺の、“オオクワガタ捕り物帳”が始まる。
 
 続く!
 
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大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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