TOP ニュース 【緊張するとお腹が痛い】「過敏性腸症候群」でお腹が痛くなる理由と予防策を現役医師に聞いてきた!!
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【緊張するとお腹が痛い】「過敏性腸症候群」でお腹が痛くなる理由と予防策を現役医師に聞いてきた!!

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もれた人、もらしそうな全ての人へ

うんこって、もれちゃうよな! ライターも中学2年生の時に学校で全開放した経験がある! 大人になってから、人知れずもらしたこともある。そう、お腹が弱いんだ。でも、こうしてコロコロオンラインの仕事をしている!! つまり、「もらしても未来がある」ってこと。だから、1学期にうんこをもらしてしまったキミも絶望せずに、1日1日を過ごしていってほしい。
 
そこで、「学校でまたお腹が痛くなったら……」というキミの不安を解消するために、現役医師にお腹を整える方法を聞いてきた! 話し手は、愛媛県松山市にある宮内医院の院長・白井信先生だ!!  「キンタマの色は何色?」の記事に登場した佐々木先生の友だちだぞ!
 


 

▲白井先生だ! 小学生のときにうんこをもらした経験の持ち主だぞ。説得力が段違い!
 
——白井先生、単刀直入に聞きます! うんこって、どうしてもれてしまうんでしょうか!? 本記事は、お腹が弱いすべての人に向けた内容にしたいと思っています!
 
gazouまず、日本人は5人に1人が便に関する悩みを持っているとされており、うんこがもれる理由は2つに大別されます。鍵となるのは、肛門括約筋(こうもんかつやくきん)。肛門の出口をキュッと閉める筋肉のことです。

 
——ふむふむ。そもそも、「お尻」ではなく、「肛門」という言葉をチョイスしているのには、どんな意味があるんですか!?
 
gazou「お尻」は頭・お腹のように身体の部位の名称で、「肛門」は胃や腸といった消化器の一つです。改めて説明すると、肛門は排泄物——つまり、うんこ(便)の出口です。なので、そこの筋肉の機能が低下すると、便がもれやすくなってしまうのです。

 
——出口でもあり、最後の砦でもあるんですね。では、肛門括約筋の機能はどうして低下してしまうのでしょうか!? 理由は2つあるとのことですが。
 
gazou一つは、加齢による機能の低下です。あとは、出産や痔(じ)の手術などで肛門の機能が正常に果たせなくなるケースもあります。

 
——へぇ〜、いろんなケースがあるんですね。もう一つの理由はなんですか!?
 
gazouそれは、自律神経機能が落ちて、肛門括約筋を制御できないケースです。実は、自律神経機能による腹痛は、小学生を含む若年層にとっての主な原因です。また、このケースは男性が圧倒的に多いのも特徴です。要は、緊張や疲れなどのストレスですね。

 
——自律神経ですか!? 単語自体はなんとなく知っているのですが、具体的なイメージができません……。
 
gazouその名の通り、自律した神経のことです。たとえば、心臓を止めようと意識しても、そんなことは不可能ですよね? それは、心臓が動き続けるように神経が自律しているからなんです。本来であれば、排便も勝手に肛門の外に出ないように制御されていますが、自律神経が機能していないと、自分の意思とは裏腹に門を空ける命令が出てしまうんですね。ダムが勝手に放水するようなイメージをしていただければ。

 
——人間の身体って、ストレスでそんな風に変わってしまうんですね……。
 
gazouはい。有名な「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」も、自律神経機能の低下によるものです。ほかにも、腸内フローラと呼ばれる細菌のバランスがくずれるとお腹が痛くなりやすいとされています。少し前は善玉菌・悪玉菌なんて呼ばれていました。

 
——ふ〜む。結局、最悪のケースを防ぐには、どうすればいいんでしょうか!?
 
gazou本来であれば「ストレスを溜めないこと」と言いたいのですが、これは難しいでしょう。人によってストレスの原因になっていることは違いますし、生きていれば少なからず緊張や疲れは付きまとうものですから。となると、残りは腸内フローラを整えること。つまりは食生活の見直しです。実は、近年になって、腸内フローラによくない食べ物がわかってきたんです。

 
——ぜひ教えてください!
 
gazou近年、フォドマップという言葉が注目されています。消化・吸収されにくい糖類のことで、それが高い食品・低い食品が研究でわかってきたと。その基準で言うと、原材料が小麦のもの(パンなど)や発酵食品(納豆など)、乳製品(チーズや牛乳)、それと、アルコールもよくないとされています。果物のなかではリンゴはフォドマップが高いなど、さまざまです。「低フォドマップ食品」「高フォドマップ食品」で検索すると、いろいろ出てきますので、参考にするといいと思います。

 
——ほかにも対策方法があれば教えてください!
 
gazouやっぱりね、お腹を冷やすのは良くないです。たとえば、冷房の効いた電車に乗った途端に、お腹が痛くなる人もいるでしょう。

 
——あ〜、すっごい思い当たります……。自分の場合、朝、複数回にわたって下してしまうことがあるんですが、これが厄介で。1回で出し切れないものなんでしょうか。
 
gazouそもそもの考え方として、便を出し切ることはできないんです。消化器官の中で常につくられ、少しずつ下に流れていくものですから。予防策として「ストレスを溜めない」「食生活を見直す」と紹介してきましたが、それでも改善しない場合、最終的には薬物療法になると思います。お腹が痛くなったときに飲む薬があるんですよ。

 
——おぉ、それは心強いですね!! 受診のボーダーラインって何かありますか?
 
gazouできれば治ってほしい」「日常生活に支障が出ている」と感じていたら、絶対に受診していただくのがいいと思います。具体的には、電車に乗るのがストレスになっている人、お腹の不調からトイレに行くこと自体がストレスだという人などですね。……オムツを履きながら日常生活を過ごしていた人が、治療で改善したケースもあります。

 
——誰にも悩みを打ち明けられず、そこまで苦労している人もいるんですね。
 
gazouええ。当たり前ですが、誰もが「もらしたくない」と思いますよね。でも、お腹が弱いことを認識していると、排便そのものがストレスになります。そうすると、またストレスが溜まる。負の連鎖なんですよ。下痢便を止めることほど難しいことはありませんから、ぜひお近くの病院で受診していただくのがよろしいかと。

 
——最後に、お腹の調子に悩んでいるすべての人へのエールがあれば、お願いします!
 
gazou自分も小学生のときにもらしたことがあります! 何なら、「うんこなんて、そもそも、もれるもんや!」と開き直ってしまいましょう。それだけで、ストレスが減るものですよ。ウソのような本当の話です。

 
——みんな、聞いたか!? もらしたからといって、人生を悲観しなくてもいいんだ!! だって、うんこは、もれて当たり前なんだから! それと、もし、周りでもらした人がいたら、優しく接して助けてあげよう!! コロコロオンラインとの約束だぜっ!!
 
※白井先生の病院のホームページはコチラ
 
 

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