【PS Nowオススメタイトルレビュー!】自分が“侍”になったらどう生きる? 『侍道3』を紹介!!


400タイトルを超える幅広いジャンルのPS4/PS3用ソフトが遊び放題の定額制サービス「PlayStation™Now」(PS Now)。ストリーミングでも、対象のPS4ソフトウェアタイトルをPS4本体へダウンロードする形でも、プレイ環境や好みのスタイルに合わせて楽しめるのが特徴だ。
 
※PS3と一部のPS4タイトルはストリーミングのみ対応。
 
今回は、そんなPS Now対応タイトルの中から、コロコロオンラインのライターがオススメするタイトルをピックアップして紹介するぞ!
 

自分の思うまま
侍の道を生きる『侍道3』

男の子なら一度は憧れる“”。筆者も小さいころは将来の夢に「武士!」と書いたことがあったとか。
 
“侍”と聞いてとりあえず思い浮かべるのは、刀や甲冑などの(大人になっても)少年心をくすぐるカッコよさ。
 
でも、そうした外見的カッコよさもさることながら、一番惹きつけられ、ロマンを感じるのは“生き様”の部分にあると思う。
 
その“生き様”を自分で自由に決められるゲームが、今回紹介する『侍道3』だ!
 

『侍道3』は自由度の高さシナリオ分岐の多さ、そしてマルチエンディングシステムが特徴の侍道シリーズナンバリングタイトル3作品目のタイトル。
 

【ストーリー】
 
時は戦国。物語の舞台は祇州天奈。
 
天奈の地を支配する新興の戦国大名“藤森主膳”や、主膳によって滅ぼされた桜井家の再興を目的とする“桜花党”。重税によって苦しめられる村の民たち……
 
大戦をかろうじて生き延びた主人公は様々な思惑の渦巻くこの天奈の地で、どのような選択をするのか。
 

戦で傷つき、かろうじて命を拾ったこと以外、主人公の情報はまっさらな状態でゲームは開始する。つまり、何者にでもなれるということ。プレイヤーの中にある“侍道”の数だけプレイスタイルがあり、主君を定めて仕えることも、村民など弱者の味方に付くことも、悪人になることもすべて自由。用意されたエンディングは20を超える。
 

選択肢によってシナリオが分岐するのだが、本作には特徴的なシステムが存在する。
 
それは、「いきなり沙汰システム」。
 

イベント中、画面の左下にL1ボタンの表示がされる。これを押すと、イベントシーンのいついかなる場面でも、即座に抜刀することができるのだ。
 

侍が刀を抜けば当然即戦闘。プレイヤーの意志次第で展開がガラリと変わってしまう。
 
もうひとつ、いきなり土下座することだってできてしまう。
 

なりふり構わず、生きるために土下座で命を乞えば、許してもらえる場面もあるかもしれない。相手からの誹りは免れないが、そんなプレイスタイルもあり! という本作の懐の深さ(?)だ。
 
戦闘では弱攻撃・強攻撃・崩し(掴み等)・防御を駆使して戦うアクションが繰り広げられる。
 

敵の守りを崩して攻撃し、“捌き”や“見切り”といった防御手段を駆使して凌ぐ剣劇アクションが楽しめる。テンポの良い戦闘はシンプルながら病みつきになる楽しさ。
 
刀ごとに使い込むことによって覚える技も変わり、自分だけの戦闘スタイルを追求できるのが本作におけるバトルシステムの醍醐味だ。刀の種類は100以上存在するので、覚える技との組み合わせはかなりの数にのぼる。
 
個人的に好きなテクニックが“峰打ち”。刃を逆さに切り替え、敵を殺さずに倒せる。いわゆる“不殺の誓い”を勝手に立てることができる!
 

シナリオは戦国時代ということもあり、厳しい乱世を描いたシリアスなストーリーが中心にある。重い時代劇モノの雰囲気を醸し出していて非常に魅力的だが、本作の魅力はそれだけではない。
 
プレイ中に出会う人々は非常に個性的で、おバカな選択肢も時折登場するし、ノリの軽いモブたちも出てくる。遊び要素が散りばめられていて、どの時代劇でも感じられない『侍道』特有の雰囲気が味わえるのだ。
 
藤森家桜花党、そして高種村の人たちといった3つの勢力が中心となっていくストーリーに、病みつきになるバトル。個人的にBGMも和のテイストがマッチしてとても心地よく、話しかけるとセーブをしてくれる琵琶法師の「ベベン」という琵琶の音色なども印象に残る。
 

乱世で疲弊した天奈の地で、プレイヤーはどんな“侍の道”を歩むのか。思うままにプレイしてみてほしい!
 
2008年11月13日に発売されたPS3用ソフトのため、当然グラフィック面では最近のタイトルに比べ劣るが、今遊んでも遜色ない面白さなので、オススメのPS Now対応タイトルだ。
 

作品概要
『侍道3』

ジャンル:アクション・アドベンチャー


 
PS4ソフトだけでなく、PS3ソフトも楽しめるPS Now。しかもストリーミングで本体の容量を気にせず遊べるので、ぜひ試してみてほしい。

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