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信号機が変わる仕組みを調べてみた! 誰かが監視? 緑をなぜ青と呼ぶ? 誰かに話したくなる“謎”を調査せよ!!

信号機が変わる仕組みを調べてみた! 誰かが監視? 緑をなぜ青と呼ぶ? 誰かに話したくなる“謎”を調査せよ!!


 
みんなーーー! 信号機にやけにつかまった記憶はないか!? 逆に、自分が信号機の手前に立ち止まったら、すぐに青になったりすることもあるし、もしかして、誰かが見てる? 素朴な疑問だけど、考え出したらすっごい気になってきた!! そこで、今回は『信号機なんでも読本』を頒布する公益財団法人「日本交通管理技術協会」の宮田さんに話を聞いたぞ!
 


 

信号機にはラッパが付いている

——宮田さん! やけに信号につかまったり、逆に信号につかまらずにスイスイ進めることもあるんですけれど、これってどうしてなんですか!?
 
gazouまず、信号機には、大きく分けて2つの種類があります。「『交通管制センター』によって制御されている信号機」「『交通管制センター』によって制御されていない信号機」です。

 
——むむっ! それって一体、どういうことなんですか?
 
gazou交通管制センターとは、車両感知器・テレビカメラ・パトカーなどを使って情報収集をして、「交通流の効率的な管理」と「交通情報の活用」をするところです。信号機の近くにラッパのような形の車両感知器があるので、今度、徒歩の時にでもご覧になってみてください。
 
その車両感知器で、車の台数を計って車の多いほうの信号機の青の時間を増やすようにしています。また、次の信号まで200メートル離れていると、次の信号を20秒ほど遅れて青信号にすることで、次の信号を止まらないで通行できるようにしています。

 
——ヤバイ……、今回ちょっと難しいゾ! つまり、交通管制センターっていうのは、車両感知器・テレビカメラ・パトカーなどを使って交通情報を収集する警察の1施設であると! それで、集めた情報によって、信号の変わるタイミングのコントロールを機械でしている。さらに、ラジオやカーナビなどに渋滞情報を提供することで、交通量を円滑にするように促している……という認識でよろしいでしょうか!?
 
gazouはい、概ね問題ないと思います。一言で言うと、信号機は(交通管制センターのコンピュータが)交通状況に応じて、青・赤・黄の時間を自動的にコントロールしているんですよ。

 

図表提供/日本交通管理技術協会
 
——ほー! 逆に、交通管制センターが管理していない信号っていうのもあるんでしょうか?
 
gazou幹線道路、つまり大きい道路は基本的に交通管制センターが管理している信号機だと思っていいでしょう。逆に、道幅5〜6メートルの生活道路は、道路の交通量が時間によってほぼ決まっているので、その場所の道路に合わせた時間で信号が変わるように設定されています。信号機そのものに時間を設定できるんですよ。でも、たとえば大型商業施設が近くにできて交通量が大幅に変わる時などは、警察官が信号機の設定を変えに行きます。

 

図表提供/日本交通管理技術協会
 

▲ライターの家の近くにある信号機付近でも車両感知器を発見! キミも信号待ちの時に近くを見てみよう!!
 
——へーーー!! でも、ラッパみたいな車両感知器があるなんて知りませんでした。信号って、極端にネガティブな言い方をすれば、自分の行動を制御するわずらわしいものという認識でしたから、じっくり見てみたことがありませんでした。
 
gazou信号機には「交通事故の防止」「車の流れをスムーズにする」「交通環境の改善」という3つの役割があるんですよ。事故を防ぐために設置されているのは、もちろんご存知ですよね。交通量に応じた、適切な信号の赤・青の切り替えは、車の流れをスムーズにするだけではなく、車の停止回数を少なくすることによる「安定した交通量」と「二酸化炭素排出の削減」にも役立っています。

 
——ああ、自分は大人になって傲慢になっていたかもしれません……信号機って大切!! ところで、カメラが付いている信号機もあるんですか?
 
gazou国道が交差するような、大きな交差点の信号機にはカメラが付いています。渋滞の原因になるような違法駐車をしている車両がいないかなど、イレギュラーの発生時にチェックするためのものなんですよ。

 
——宮田さん、待ってください! じゃあ、じゃあ、仮にですよ!? 仮に、信号待ちの間に、周りに誰もいないからって鼻くそをほじっていたら、交通管制センターの人に見られてしまう可能性もあるということですよね!?
 
gazou可能性はゼロではないと思いますけど……。

 
——きゃーーーーー! 小学生の時によくやっていました、恥ずかしぃぃぃぃ!!!!
 
gazouまあ、でも、交通管制センターの人も忙しいでしょうし、そんな趣味の悪い人間観察はしていないと思いますよ……。

 
——よかった! じゃあ、小学生の時、帰り道にうんこがもれそうで、信号待ちでもじもじしていた姿も見られていないんですね……。
 
gazou……(いかにもコロコロコミックの取材って感じだ)。

 

日本初の信号機はなんと○○時代に誕生

——そういえば、信号機の“青”って、緑色なのにどうして青って呼ぶんですか?
 
gazou諸説ありますが、日本では緑色のことを青と呼ぶ傾向があります。例えば、青野菜とか青葉とか。海外では「グリーン」と読んでいますね。でも、信号機の青・赤・黄は、国際的に決められている色なんですよ。なので、どこの国に行っても信号機の色は同じなんです。国際照明委員会という組織が決定しています。この3色が色覚的に見やすいとされています。

 
——へぇ〜! 素朴な疑問なんですが、信号機っていつからあるものなんですか?
 
gazou世界初の信号機は、1868年(明治元年)にイギリスのロンドンで誕生したとされています。道路交通を整理するために設置されたもので、当時は青と赤の2色だけ。ちなみに、日本初の電気信号機は、1930年(昭和5年)に東京の日比谷交差点に設置されています。この信号機は米国から輸入したもので、当時から青・赤・黄の3色でした。
 
——90年前ですか! ロンドンに比べると、意外と最近のことなんだなぁ……。
 
gazouコロコロコミックらしく小学生にも関連する話をすると、黄色い押しボタン式信号機があるでしょう。あれは、学童が押しボタンによって信号を変えるために、1934年に初めて国内に設置されたんですよ。

 
——え、そんな昔からあったんですか!? なんとなく、あれは最近できたもののように思っていました。最後に、信号を渡る小学生や大人に向けて、何かメッセージがあればお願いします!!
 
gazou信号機はみんなが道路を安全に横断できるように設置しています。信号を守るのはもちろん、青信号でも車が来ることがあるので、信号が青になっても右・左を見て、事故に合わないように注意してくださいね!
 
※日本交通管理技術協会のホームページはコチラ
 
 

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