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ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.79 ~スタンダードの夜明け~

ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.79 ~スタンダードの夜明け~

By ドブフクロウ
みなさんこんにちは。MtGライターのドブフクロウです。
 
ついに全容が明らかとなった『ゼンディカーの夜明け』。収録カードはどれも非常に強力なものばかりで、スタンダード環境は大きな変化がありそうですね。公式のカードリストはこちらです(※リンク先はマジック:ザ・ギャザリング公式ウェブサイト)。

▲《海門の嵐呼び》
▲《スカイクレイブの災い魔》

個人的には、新メカニズムである「パーティー」を活かした構築に注目したいところです。「白青ウィニー」なら無理なく4種族を揃えられそう……?あるいは両面土地カードの存在によってどんなデッキでもメインボードからマナスクリュー・マナフラッドの受けが作れるようになったので、ミッドレンジデッキなどを試してみるのもいいかもしれません。他にも《海門の嵐呼び》や《スカイクレイブの災い魔》など、デッキの組みがいがありそうなカードが目白押しです。
 
明後日の9月18日(金)には、紙のカードに先駆けてMTGアリーナで『ゼンディカーの夜明け』が先行実装されます。マジックをプレイし始めるのにもうってつけのタイミングなので、マジックに興味があるという方や、久しぶりに復帰したいという方は、この機会にぜひマジックをプレイし始めてみてはいかがでしょうか。
 
さて、今回はいつもとは趣向を変えて、大会で結果を残したデッキというわけではありませんが、新環境に対応したデッキリストを見ていきましょう。
 

『ゼンディカーの夜明け』新環境対応:4色ウィノータ

今回ご紹介するのは、グランプリ・ポートランド2019でもトップ4に輝いた経験を持つアメリカのプレイヤー、フェリックス・スロー選手/Felix Slooがツイートしていたデッキです。
 
『ゼンディカーの夜明け』の新カードをふんだんに使用した「4色ウィノータ」デッキ。さっそくリストを見ていきましょう!
 

4色ウィノータ(使用者:フェリックス・スロー選手)
枚数 カード名(メインボード)
4 《ベースキャンプ》
4 《陽光昇りの小道》
4 《清水の小道》
1 《島》
4 《針縁の小道》
1 《平地》
4 《河川滑りの小道》
1 《サヴァイのトライオーム》
1 《沼》
4 《イオナの大司祭》
4 《マーフォークの風泥棒》
4 《グロータグの虫捕り》
4 《石造りの荷役獣》
3 《収得の熟練者》
3 《海門の擁護者、リンヴァーラ》
2 《帆凧の僧侶》
1 《兵団の統率者》
4 《軍団のまとめ役、ウィノータ》
4 《団結の標、タズリ》
3 《切望の報奨》
枚数 カード名(サイドボード)
1 《湧き出る源、ジェガンサ》
1 《収得の熟練者》
4 《エンバレスの盾割り》
2 《ドラニスのクードロ将軍》
2 《秘宝荒らし》
2 《フェリダーの撤退》
3 《兵団の統率者》

 
「4色ウィノータ」は、デッキ名にそのナを関する《軍団のまとめ役、ウィノータ》をキーカードに据えたアグロ・コンボデッキです。普段はクリーチャーを並べて戦うアグロデッキのように振る舞いながら、《軍団のまとめ役、ウィノータ》が絡むコンバットの際にはコンボデッキのような爆発力を発揮します。

▲《軍団のまとめ役、ウィノータ》
▲《海門の擁護者、リンヴァーラ》
▲《イオナの大司祭》

これまでこのデッキでは、人間と人間でないクリーチャーの比率を考えるのに苦労させられることが多かったですが、『ゼンディカーの夜明け』では非人間・人間のどちらも大幅に充実。特に《海門の擁護者、リンヴァーラ》のような回避能力を持った軽量の非人間クリーチャーの存在はまさにこのデッキにうってつけです。《イオナの大司祭》のような軽く打点の高いクリーチャーもいるため、《ウィノータ》を引かないときのアグロ戦略も後押しされます。
 
また、『ゼンディカーの夜明け』のキーメカニズムである「パーティー」戦略もこのデッキには自然と合致します。マーフォークやゴブリンやコーといったクリーチャーと、《団結の標、タズリ》や《収得の熟練者》といった人間クリーチャーがうまく組み合わせられているため、《ウィノータ》の能力も効果的に運用できそうです。デッキにやや人間クリーチャーが少なく感じられますが、このあたりは実際に回しながら調整していくと良いでしょう。

▲《団結の標、タズリ》

このデッキでは全体的に『ゼンディカーの夜明け』の新カードをなるべく多く使用するようにしているようですが、スタンダードに残存することになる《厚かましい借り手》(ならず者/非人間)や、《ウィノータ》から捲れても嬉しい《無傷のハクトス》(戦士/人間)など、「パーティー」メンバーになれる構築級のクリーチャーも多くいます。マナベースの調整も含め、調整しがいのありそうなデッキと言えるでしょう。

▲《厚かましい借り手》
▲《無傷のハクトス》

僕なら黒を減らして青白赤の3色にしてマナベースを安定させつつ、人間を少しだけ増やすように調整しそうです。なんなら赤は《ウィノータ》のためだけのタッチカラーとしての採用でもいいかも……? でもそうなってくるとパーティーを揃えるための職業バランスが……トークンを出す呪文でこのあたりのバランスを解決できたりしないかな……ぶつぶつ……ぶつぶつ……。
 

 

ライター:ドブフクロウ       

青春時代のほぼ全てをテキストサイトやゲーム系サイトを徘徊することに費やしていた根暗ライター。人間としての軽薄さに定評があり、親しい間柄では「空っぽ」というあだ名で呼ばれることもある。 MtGプレイヤーとしての腕前は自他ともに認めるヘッポコだが、青春時代に (いろいろなものを犠牲にして) 培ったMtG知識量は他の追随を許さない。

 

『ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー』バックナンバーは次のページをチェック!!

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