【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第184回 誕生日の残照


 

9月17日の秘密

 
 昨日、9月17日はとんでもない1日だったな。
 
 ゲーム業界で1年に1回あるかないかの、新情報がまるでムクドリの群れのように押し寄せてきた日……。
 
 「ナンダナンダ!! どーしたんだ!!!?」
 
 と、わけのわからぬうちにトリ(情報)の大群に飲み込まれて、
 
 「……ま、いいかもう」
 
 そう言ってあきらめの境地に達してしまった人が、世の中に1000人くらいはいたのではなかろうか(苦笑)。
 
 ナゼこれほどまでにデカい発表が、9月17日に相次いだのか?
 
 考えられる理由は……やっぱりひとつしかないな。それは……!!
 
 9月17日が、大塚角満の誕生日だったから!!!
 
 これに尽きるね。
 
 ……いま全国津々浦々から怒りの竜撃砲が飛んできた気がしたが(時事ネタ)、まあ聞いてくれよ。
 
 じつは毎年この時期は東京ゲームショウが開かれているため、俺の誕生日は幕張メッセ周辺で仲のいい有名ゲームクリエイターたちに祝われることが恒例となっていた。それが今年はできなかったので……もしかしたら、「新情報のプレゼントだよ!」ってことで、9月17日にいろいろな発表がぶつけられたのではなかろうか!!?
 
 そんな幸せな脳ミソのまま、今日の『あつ森』日記に突入するw
 

ももこ、ワープの謎

 
 そう、昨日は俺の誕生日で、『あつ森』内でも各所でアニバーサリーな出来事があったのだよ。そのさわりの部分だけ前回の日記で書いたので、ぜひご覧あれ。
 

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 穏やかで優しく、ステキな雰囲気に満ちたすばらしい1日だったのだが、じつは……要所要所で、
 
 「……ん??www」
 
 と思うシーンにも遭遇したので、ちょっとそれを紹介していきたい。
 
 まず、ルナステラ島の役職者の反応なのだが、前回の日記で案内所のたぬきちが、
 

 
 俺の誕生日など1ミリも眼中になく、相変わらず金儲けのことしか考えていないと糾弾したが、そういった対応は何もこのタヌキだけではなかったのだよ……。
 
 いつもひいきにしてやっている博物館のフータは……。
 

 
 くぅぅぅ!!>< ふだん、生き物のことしか考えていない学者バカは、やっぱり他人のことなんて頭にないのか!!><
 
 じゃあいいよ。
 
 フータ以上に接触機会の多いタヌキ商店の兄弟だったら、きっと誕生日様を歓待してくれるだろう。ちと、店の閉まりかけの時間になっちゃったけど……今日は大目に見てくれるに違いない。
 
 さっそく、タヌキ商店を訪れたところ……。
 

 
 ……って、やっぱり追い出すんかい!!!www
 
 このほか、エイブルシスターズの姉妹にも話し掛けたけど、俺の誕生日には一瞬たりとも触れず……。なんだか……露骨にその話題を避けているみたいで、ちょっと悲しいんですけど!!w
 
 そんなエイブルシスターズの中で、住人のももこと出会った。
 
 「あ、ももこだ! 彼女はきっと、お祝いのひと言をかけてくれるだろうな^^」
 
 そんな打算のもとに声を掛けると……。
 

 
 ううう……ww も、ももこも何もナシかい……。いくらショッピング中とはいえ、ひと言くらいくれても……。
 
 打ちひしがれて、外に出た俺。
 
 そのままフラフラと彷徨うようにルナステラ島を歩いていると……遠くに、いま別れたばかりのももこの家が見えてきた。
 
 でも……おかしいな。
 
 ももこの家、電気がついてるぞ。俺はエイブルシスターズを出てから、ももこの家までの最短距離を歩いてきたので、彼女に抜かれたということは絶対にない。
 
 てことは……!
 
 もしや、ももこの家に泥棒が!!?
 
 慌てて家に飛び込むと、そこには……w
 

 
 !!!?!!?w も、ももこいたああああ!!!www しかも、誕生日のお祝いコメントをしてくれてるよぉぉおおお!!!w
 
 いやしかし、どうやって俺を追い抜いたんだももこwww そんな気配はなかったし、物理的にも不可能なような……。
 
 でも思うに、ももこはエイブルシスターズで俺に会ったときに、
 
 「しまった!! ここで会っちゃった!!
 
 と大いに焦ったのだろう。プレゼントを用意してあるのは自宅なのに、こんなところで……と。そこで、俺が店を出たのを見て瞬時に飛び出し、光の速さでダッシュして家に戻ったのでは……。そう思って見ると、なんとなくももこの息が「はぁはぁ……」と荒くなっている気がするし……w
 
 なんにしても俺はももこの対応に満足し、再びホクホク顔になって広場に向かったのだった。
 
 すると……。
 

 
 「あ、1ごうだ^^」
 
 数いる住民の中でも、トップクラスに仲のいい1ごう。そういえば今日は、まだ話していなかったな。
 
 「よしよし。1ごうにも、俺の誕生日を祝ってもらおう^^」
 
 ニコニコと接近し、躊躇なく話し掛けたところ……!
 

 
 ……って、アップルの前に、いまこの瞬間が俺の誕生日なんですけどぉぉぉおおおお!!!!(怒)
 
 おとぼけ1ごうに打ちのめされて、誕生日の夜は更けていったのでした……w
 
 そんな1日を象徴する、記念の1枚がこちら。
 

 
 なんだかんだ、楽しい誕生日でした!
 
 続く!
 
                      大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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