【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第81回 謎多き新モンスター!「ユリシャ」!!!!

第81 「ユリシャ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今週は新たなフェス限モンスター「ユリシャ」を紹介!!
 

▲孔雀王・ユリシャ

パズドラの5500万ダウンロードを記念して実施された、9月中旬のゴッドフェス。
 
そこに、新たなフェス限モンスターとして登場したのが、見目麗しき女性キャラ“孔雀王・ユリシャ”であります!
 
じつは筆者、ガチャ運がないことでは全国5500万ユーザーの中でも指折りの存在で、2年以上も欲しくて欲しくてたまらないゼラをいまだ一度もガチャで引き当てたことがない実績を誇る。
 
そんな筆者が、今回のゴッドフェスでは……なんとユリシャを1発神引き!!w というわけで急遽、このモンスターについて解説をしようと思ったわけである。
 
が……。
 
ユリシャそのものについては、どこをどうひっくり返しても文献が出てこない。
 
なので、ちょっと変わった視点からの説明を試みる。
 
ユリシャは、“孔雀王”という二つ名と腕が4本生えているルックスから、いわゆるインド神シリーズの神様と思われる。
 
とくに注目してほしいのはイラストにも描かれている孔雀で、これはインド神話(ヒンドゥー神話)で言うところの“ヴァーハナ”という“神の乗り物”。ガネーシャとともに描かれるネズミなどが有名なので、見たことがある人も多いことだろう。
 
じつはパズドラに登場する他のインド神でも、ヴァーハナが描かれているものが存在する。
例えばヴィシュヌの進化系である“均衡の創界神・ヴィシュヌ”のイラストでは、右側に“ガルダ”という神鳥を見ることができる。
 

▲均衡の創界神・ヴィシュヌ

▲聖徳の麗女神・サラスヴァティ

またサラスヴァティは、どの進化形態にも孔雀の羽が描かれているのがわかると思う。
これはサラスヴァティのヴァーハナが、ユリシャと同じ孔雀であることが由来しているのであります!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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