『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第199回 9月最後の激闘!(2)


 

イトウ騒動

 
 9月最後の日にさすらいの魚紳さん、ジャスティンが島にやってきたのを見て、
 
 「はッ!!! 9月を最後に島から(一時的に)消える魚を調べてなかったぁぁああああ!!!」
 
 ってことに気づき、急遽大慌てで漁に走った……という話の続きです。
 
 でも……それを書く前に!!!
 
 当プレイ日記“角満島開拓日誌”の連載回数が、ついに199回となりました!! つまり……!!
 
 俺に何らかの不具合(?)が起こらぬ限り、明日(10月5日)の更新が記念すべき連載200回記念日になるぞぉぉぉおおお!!!www
 
 こういう区切りのたびに毎回書いているけど、何がスゴくてマーベラスで天才で最強で……って、あと何かホメ言葉ないかな(とっとと進めろ)。とにかく、『あつ森』が発売された3月20日から1日たりとも休まず、この長文の日記を更新し続けていることなのだ!!
 
 まあこれについては、次回の日記で溜まりに溜まったことを書きまくらせてもらおう。
 

カジキ騒動

 
 そう、9月最後の日なのだよ。
 
 リアルな時間と連動している『あつ森』では、その季節ごとに出現する虫や魚が違うことは皆さんご存知の通りだ。もちろん、1年中現れては島を賑やかせてくれる生き物もいるけど、たいてい、何らかの出現条件があったりするものだ。
 
 この件でもっとも話題になったのは、やっぱり3月の“イトウ騒動”だろうな。
 

 
 イトウは、現実世界でも釣りキチ三平でも“幻の魚”と表現される非常にレアな存在で、ソシャゲ風に言うと、
 
 「的中率0.01%のSSSRキターーーーー!!!><」
 
 という感じになろうか。
 
 出現時期は12月~3月までの寒いころで、現れるのは夕方から早朝までの夜の間のみ。『あつ森』が発売されたのが2020年3月20日なので、直近で“イトウチャレンジ”ができる時間は10日ほどしかなく、それを逃したら12月まで図鑑を埋めることができない……!!! ってことで、ゴールドラッシュもかくやという“イトウ討伐隊”が全国各地に発生したのであるよ。
 
 まあ俺は運よく、イトウ狙いじゃないときに1匹釣って事なきを得たんだけどw
 

 
 もしかしたらこのときと同じような事象が、9月末にも発生しているかもしれない……! としたら……もう残り時間はわずかしかないよ!!><
 
 ということで、俺はさっそく同僚のたっちー先生に連絡を取った。
 
 「9月末で消えてしまう生き物を教えてくれ!!」
 
 と言って。するとすぐに、たっちー先生から返事が。
 
 「わしはそれほど躍起になって生き物を追いかけていないのだが……ウチの母親が“図鑑マスター”なので聞いてみたで!!」
 
 たっちー先生の御母堂は、“1日に30時間『あつ森』で遊んでいる”と称されるほどのヘビーユーザーなのだ。それによると……!!
 
 「虫はチョウチョ類とか、いろいろ出なくなるみたいやけど……君、虫はほぼコンプリートしてるよなw」
 
 そう、じつは虫に関してはまったく心配していなかった。だって俺の図鑑、
 

 
 あと3種でコンプリートだからな。こっちについては問題ないだろう。
 
 危険なのは、魚だ。図鑑も虫に比べたらスカスカな感じだし、あまり時間をかけてこなかったし……。
 
 「9月で消える魚、けっこういたので、リストにして送るわ!!」
 
 たっちー先生はそう言い、すぐにズラリと魚名が書かれたテキストを送ってくれた。コレをパッと見た瞬間に、俺の口から「ううう……」といううめき声が漏れる。こ、こんなにいるのかよ((((;゚Д゚))) 思わず、祈らずにはいられなかった。
 
 「頼む!!>< 全部釣っててくれ!!><」
 
 送られてきたリストは、以下のようなものであった。
 
【10月から釣れなくなる魚】
 
・エンドリケリー
・ピラルク
・ガー
・ドラド
・アロワナ
・ピラニア
・ドクターフィッシュ
・キングサーモン
・サケ
・アユ
・スッポン
・ザリガニ
・コバンザメ
・ジンベエザメ
・サメ
・シュモクザメ
・ノコギリザメ
・マンボウ
・ハリセンボン
・チョウチョウオ
・ナンヨウハギ
・クマノミ
・カジキ
 
 上からつらつらと、リストを目で追う。
 
 ……うん、大丈夫だ! なんとなくレアっぽい、エンドリケリーとかマンボウもたくさん釣ったからな!
 
 「な~んだ^^ 杞憂だったな^^; 意外と釣ってるじゃん、俺も^^;」
 
 だらしなく頬を緩めながら、安心の面持ちでリストを最後まで見たんだけど……最後の最後で、俺の目がピタリと止まった。
 
 「カ、カジキ……??」
 
 俺……カジキって、釣ったっけ?? 確か春先でも同じような騒動を起こして……そんときはマグロを釣って、
 
 「カジキはまた、夏に現れたときに釣ればいいや!www」
 
 なんてホザいていたことは覚えているんだけど……。その後……ちゃんとカジキを釣ったか!!?
 
 「え!! ま、まさか!!」
 
 慌てて図鑑を開き、登録されている魚をチェックしたところ……!!!
 

 
 「うわあああああ!!! けっきょくカジキなんて釣ってねぇぇえええ!!!」
 
 というわけで、残り数時間のカジキ釣りにくり出すハメになったのでした^^;
 
 続きは……201回目に書くと思う!!w たぶん!www
 
                                    大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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