ミニ四駆ジャパンカップ レーサー達をアッと言わせた驚愕のサーキット伝説 第3回

マシンがぐるぐる回ってレースを盛り上げた!? 新タイプのレーンチェンジャー登場!!!

ミニ四レーサー達が忘れようとしたって絶対に忘れられない、ジャパンカップ公式コースを今回も大紹介だ!! 第一次ミニ四駆ブームも一段落した1992年。公式コースのドラゴンスクロールサーキットに、見たこともない驚愕レーンチェンジャーが出現した!!

1、2、3、4、5回転してレーンをチェンジ!!

全長210mのドラゴンスクロールサーキット。上の写真では複雑なコースに見えるけど、じつは同時開催された「ミニF」レース用のサーキットと組み合わせて設置されているからなんだ(※ミニFとは:1992年に登場した、F-1スタイルの1/28スケールのミニレーシングモデル。ロータス、フェラーリやティレルなど、実際のF-1チームのマシンをそのままモデルにしたリアルさで大人気だった)。手前がミニ四駆のサーキット、奥のシンプルなサーキットがミニF用。そして、右手のバンクカーブを下った直線コース上にある透明の浮き輪のようなセクションが、画期的な驚愕レーンチェンジャーだ!!!

見よ、これがループレーンチェンジャーだ!! 走行するマシンは、第1レーンからこのレーンチェンジャーに突入。グルグルグルグルグルとループを5回転して第5レーンへ。まるでアクロバットだぜ!! コースが透明パーツで作られているから、回転するマシンがよく見えて観客は大盛り上がり!! 5回転している間にほかのマシンとの差が大きく開き、レースの行方が分からなくなるから選手はドッキドキ!!!! しかし、パワー不足のマシンは回転途中で失速して、あえなくコースアウトしてしまったね!!

グルグル回るといえば、こんなコースもあったっけ!!


キターーーー(゜∀゜)ーーーー!!! サイクロンループ!! 四駆郎世代のレーサー諸君、忘れたとは言わせないぜ!!

サイクロンループは、トンネルの中でマシンを走らせて、反対側から飛び出るまでに何回転できるかを競うゲーム。レース中のステージでゲームコーナーが開かれて、レーサーがサイクロンループに挑戦していたね!! これ、ハマるとけっこう熱くなるんだよねぇ〜。

ジャパンカップ会場には、自由に走行練習できるフリーコースもあったし、レース本戦のほかにもいろいろなお楽しみが用意されていた。ジャパンカップ会場はミニ四駆を愛するみんなのワンダーランドなのだ!!

ちなみに、ジャパンカップ30年の歴史については、下のタミヤのサイトでまとめられているので興味がある人はチェックしよう!

http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/mini4news_01

次回はジャパンカップ第11回、スーパージャパンカップ’98の「ナックルパワーサーキット」を紹介するぞ!

次回は9/02(土)更新!!