ミニ四駆ジャパンカップ レーサー達をアッと言わせた驚愕のサーキット伝説 第4回

マシンがフェンスをはい上がって空中爆走!!! エアロマシンも大苦戦した驚愕のバンクセクション!!

TVアニメ『レッツ&ゴー!! MAX』の放送が始まった1998年、エアロミニ四駆が登場。ジャパンカップ会場には、長さ9.6mの大会史上最長のストレートセクションをど真ん中にレイアウトしたサーキットが出現!! 高速化を極めたこのコースには、超ハイスピードで走らなければ攻略できない驚愕のセクションが存在した!!!!

第1コーナーに、そびえる透明のフェンスが!!


公式コースはナックルパワーサーキット!! その全長は、ついに大台のって300mに!!! ど真ん中にズドンと通っているのが、長さ9.6mのマックスストレート。マシンの最高速度がぐんぐん伸びる直線セクションだ!!


長い直線の下をS字カーブが通るトリッキーな立体サーキット。高速で走るだけでは勝ちぬけないぞ!!


そして、今回の紹介したい驚愕のセクションがコレ!! その名も、ウォールバンクだ!!!
スタートから長い直線を走りぬけて最高速に達したマシンが、ウォールバンクに突入!! 普通ならコースアウトしてしまうスピードでも、透明のフェンスが高くそびえているので、マシンはフェンスをはい上がって宙を舞うようにカーブを突っ走る!!! これはミニ四駆の空中戦だ!!
スピードが上がりきらないと、マシンはフェンスから滑り落ち、走りにくいバンクの底でさらにスピードダウンしてしまう!! これは地獄のようなバンクだぜ!!

こっそりマシンを苦しめるセクションも潜んでいたぞ!!


今年(2018年)のジャパンカップ公式コースでも採用されているデジタルカーブが初めて登場したのが、な〜んと1998年!!


カーブのフェンスが滑らかな曲線ではなく、カクカクカクとなっているので、マシンはスムーズに走れない!! スピードダウンして、走行姿勢もくずれてしまうので、コースアウトする危険もあるという地味ながらあなどれないセクションなのだ!!


さらに、このスタックストレートもなっかなかのクセものー!! 路面に轍のような2本のミゾがあり、タイヤがはまってしまう。マシンはバランスをくずしたりパワーを奪われてしまう、やっかいな障害セクションだ!!
毎年毎年、手を変え品を変えいろいろなセクションでマシンを苦しめてくれるジャパンカップの公式コース!! だからこそ、走りがいがあるんだよね!!

ちなみに、ジャパンカップ30年の歴史については、下のタミヤのサイトでまとめられているので興味がある人はチェックしよう!

http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/mini4news_01

次回はジャパンカップ第10回、グレートジャパンカップ’97の「グレートアトミックサーキット」を紹介するぞ!

次回は9/9(土)更新!!