TOP 特集&連載 【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第29話 “無相の雷”との激闘(1)
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【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第29話 “無相の雷”との激闘(1)

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ちょっとバカンスに^^

 
 イベント“万民同行”にまつわる深境螺旋の話がひと段落したので、ちょっと休憩^^
 
 「今日からしばらく山に籠って、『原神』三昧の日々を送らせてもらうとしよう^^ だってもうすぐ、プレイステーション5の発売だからね!! そしたらしばらく、『原神』に割く時間が減っちゃうかもしれないし^^」
 
 編集部に置いてある大きな旅行鞄に、数日分の着替えと電子機器、さらにはひとりで過ごせる時間にこっそり飲もうと思っていた高級ウィスキーとワインなんかも詰め込み、そそくさと出掛けようとしたところで……当プレイ日記の編集担当を務めるたっちー先生に、
 
 「おい、ちょっと待てや」
 
 背後から襟首をムンズとつかまれ、編集部に放り投げられた。
 
 「が、がふッ!!!」
 
 打ちどころが悪く、ヘドを吐いて転げまわる俺を167センチの長身から見下ろしながらたっちー先生はこう言った。
 
 「何を調子のいいこと言ってんねん。原稿は山積みや。どこにバカンスに行く余裕があるんや。ああん?? それに……」
 
 ゴクリとツバを飲み込みながら、たっちー先生のつぎの言葉を待つ。すると彼女は、つぎのように言い放ったのだ。
 
 「おめー……プレイステーション5の抽選、すべてハズしてるやろが!!!(怒) 運がなさすぎやろ!!! 当たるまでずっと、PS4で『原神』やってろやぁぁあああ!!!
 
 ハイ、スミマセン。
 

危険な物体

 
 さて今回からしばらく、万民同行と並行して行っていた“あるモノとの決戦”について綴っていけたらなと思う。
 
 そのモノは……。
 
 まだワープポイントを解放しきっておらず、どこに何が潜んでいるのかまったくわからなかった時代の俺たちの前に、何の前触れもなく現れた。
 
 いや……。
 
 俺たちが無遠慮に、そのモノが静かに暮らしていた領域に土足で踏み込んでしまったのか。
 
 その日--。
 
 少しずつパーティーメンバーが強くなり、戦力が充実してきたタイミングだったこともあり、
 
 「今日はちょっとだけ、行動半径を広げてみるかな! ワープポイントや七天神像も、とっとと解放しちゃいたいし!」
 
 そんなワクワク気分で、モンド城を出て東に向かって歩みを進めていたのである。
 
 何度も書いてきたけど、これがオープンワールドの最大の楽しみだ。
 
 広大なフィールドはリアル世界のそれと同じように高さも奥行きもあり、そのアチコチで人や動物、モンスターも生の営みを行っている。
 

 
 行動範囲を広げるということは、新たな出会いと別れ、そして壮絶な戦いをも引き寄せる磁石のような行動となり、それ相応の覚悟ができぬうちは街の近辺をウロウロしているほうが得策である。
 
 でも、「強くなってきたかも!」という予感は必ずや好奇心と化学反応を起こし、このような無茶な行動を演出してしまうのだ。
 
 「さあ、この先にはどんな景色が広がっているのかな~^^」
 
 『原神』がリリースされた6日後となる10月4日。
 
 フラリと訪れた東の岬に、そいつは……いた
 

 
 「む……?」
 
 なんだこの……闘技場のような舞台は。
 
 自然が美しいテイワット大陸にあって、これほど広くて整備された、人為的に作られたであろう施設はなかなか……。
 
 いや、そんなことより……!!
 
 円形の舞台の中央でグネグネと蠢いている……あの紫の物体は、なんだ……???
 
 そう、そのモノは動いていた。
 
 立方体を積み上げたかのような幾何学的な身体(?)を複雑奇っ怪にガシャガシャと動かし、そして……。
 
 「なんだか……見られている気がするんだけど……(((( ;゚Д゚)))
 
 立方体の中央で紫の光をたたえるのは……間違いなく、このモノの“目”だった。なんで確信できるのかというと、そいつで間違いなく俺を確認し、そして……!
 

 
 慌てすぎてスクショが撮れていないんだけど(またかw)、こっちを認めた瞬間に襲い掛かってこようとしたんだもの!!! 見ればその立方体には、何らかの紋様……まるでロゼッタストーンかヴォイニッチ手稿って感じの、不思議な模様が描かれていた。それがまた……こっちの恐怖を加速させる!!!w
 
 「いやぁぁぁあああ!!!!www なんか、いやぁぁぁあああ!!!www
 
 俺は、脱兎のごとく逃げ出した。
 
 「いま立ち向かったら……1000%の確率で瞬殺される!!!
 
 そう確信したからである。
 
 武の道を極めると、みずから危ういモノには近づくことができなくなると、合気道の達人である渋川剛気老は語っていた(またバキの話か)。それと同じ現象が、俺の身に起こったのかもしれない。違うかもしれない。
 
 しかし、その数日後。
 
 俺は危険だろうがヤバいヤツだろうが、あの紫の立方体と戦わざるを得ない状況に追い込まれることになるのである。
 
 続く!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/

※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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