【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第256回 サンクスギビングデーの思い出


 

ニューヨークにて

 
 まだファミ通のニュースチームにいたころ、11月の最終週は毎年のようにアメリカに出張に行っていた。
 
 アメリカでは11月の第4木曜日が“サンクスギビングデー”という祝日で、この日からクリスマスまでの1ヵ月間はホリデーシーズンとされ、プレゼント需要の高い家電やおもちゃの新商品が多数発売される傾向にある。それに合わせて北米のゲーム業界も大きく動き、新ハードの発売はこの期間中にぶつけられることが非常に多かったのである。
 
 俺がもっとも印象に残っているのは、2001年のホリデーシーズンに北米市場で立て続けに発売された、ニンテンドーゲームキューブとXboxの発売日取材。部下とアメリカ特派員の女性と3人でニューヨークを訪れたのだ。
 
 御承知の通り、この年の9月にニューヨークでは同時多発テロが起こっている。それからまだ2ヵ月程度しか経っていなかったので市内は当然のように厳戒態勢だったんだけど、カウントダウンイベントには多くのゲームファンが集まり、宝物のように新ハードを抱えて家路を急ぐ彼らの姿はいまだ脳裏から離れないわ。
 
 ……って、いつになくしんみりとした書き出しになってしまったが、そういうノリの記事にするつもりは1ミクロンもないのだ。
 
 『あつ森』のサンクスギビングデーのことを書こうと思っていたんだよ!w
 
 今年のサンクスギビングデーは、11月26日だった。
 
 ぶっちゃけ、日本ではまったく馴染みのないイベントだけど、それは4月のイースターも、
 

 
 10月のハロウィンも同じこと。
 

 
 まあハロウィンに関してはいつの間にか日本でも定着しつつあるようだけど、こうして『あつ森』のような人気ゲームでイベントが実施されれば、徐々にイースターやサンクスギビングデーも認知されていくのかもしれない。しないかもしれない。
 

盛り上がって参りました

 
 さて、記事の書き溜めを行っているためタイムラグが発生し、遅きに失した感は否めないが、『あつ森』のサンクスギビングデーリポートをさせてもらおう!
 
 日本では馴染みが薄いイベント……と書いたけど、我がルナステラ島ではかなりグレードの高い催しのようで、数日前から島民たちはサンクスギビングデーの話題で持ちきりだった。
 

 
 そのせいもあって……。
 

 
 我らがかぶきち君の誕生日について触れるどうぶつがほとんどおらず(苦笑)、ちょっとかわいそうになっちまったけど……サンクスギビングデーが終わったらキチンと祝ってあげるので、あんまイジケるなよかぶきち!!w

 それにしても……サンクスギビングデーって、何をやるんだろう?w
 
 どうぶつたちはしきりに、
 

 
 「アタイ、明日のサンクスギビングデーのためのスペシャルなメニュー、もう考えてあるの!」(アセロラ)
 

 
 「アタイ、明日のサンクスギビングデーのためのスペシャルなメニュー、もう考えてあるの!」(ももこ)
 
 ……って、ちょっとは違うこと言えやwww 文言もポーズもまったく同じやんけwww
 
 とはいえ、俺が知っているサンクスギビングデーの内容も、
 
・七面鳥を食べるらしい
 
 これくらいしかないので、あんまりデカいことは言えないんだけど(苦笑)。
 
 そして、忙しく島で活動しているうちに時は経ち……!
 

 
 グーグー。
 

 
 ぽけ~~~~……って、ぜんぜん忙しくなかったけどw ついに11月26日のサンクスギビングデー当日を迎えたのであった!
 
 続く!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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