武井宏之先生が熱く語る!! ハイパーダッシュマシン誕生秘話④ 【シューティングプラウドスター編】

コロコロアニキで『ハイパーダッシュ! 四駆郎』を激筆中の武井宏之先生が、自身のマシンデザインと『HD四駆郎』について本音で語るシリーズ!! ということで、第4回目はシューティングプラウドスターの誕生の秘密にがぶり寄り!!! 今回も驚愕のエピソード満載でお届けしまっす!!!

自ら手がけた初代マシンをハイパーダッシュ化!! 新マシンをデザイン!!

武井宏之先生にハイパーダッシュマシン誕生の秘密を語っていただくこの連載!! 第1回で掲載した漫画「拝啓 徳田ザウルス先生」で描かれているように、ダッシュ3号シューティングスターは武井先生のデザインアイディアから生まれたマシンだ!!!

コロコロが募集したミニ四駆デザインコンテストに中学生の武井先生が応募。その作品が徳田ザウルス先生の目に止まり、シューティングスターとして世に出ることになった。そして、そのマシンを武井先生自らの手で再デザイン!!!


それが、ハイパーダッシュ4号シューティングプラウドスターだ!!! ハイパーダッシュマシンとして最初に発表されてミニ四駆になったのが、このマシン。シューティングスターの大きな特徴である流線型デザインが、超ダイナミックに増幅されて描かれているね!! とにかく、カッコいいぜー!!!
武井先生、最初のハイパーダッシュマシンとして、このデザインを描きあげた時の感想は?

「まさか、もう1回シューティングスターをデザインできるとは思ってなかったですけどね。でも昔からずっとイメージしてたんですよ。今やったら、ああするこうするみたいな。
ただ思いが走りすぎて、だいぶんトガったデザインになってしまいましたが……」

夢にも思っていなかったシューティングスターの再デザインだったんですね!! シューティングプラウドスターは、イメージ通りのマシンに出来上がりましたか?

「じつはハイパーダッシュマシン5台のなかで、デザインから製品化までの仕事が一番スムーズに進められたのが、このマシンなんですよ。デザインスケッチを描いて、タミヤさんがクレイモデルを起こして立体化して見せてくれた時も、なんかスケッチより全然いい感じに仕上がってきたんですよ。シューティングゲームの自機みたいだったのが、程よくリアルなレーシングマシンになって帰ってきた。さすがタミヤの職人技!! うわー、すごいなーと思いましたね!!! 」

最初のマシンが一番スムーズだったとはっ!!!


進駆郎のマシン、シューティングスターは武井先生の原点!! 「誇り」を持って再びデザインされて、タミヤがプライドをかけてミニ四駆化!! シューティングプラウドスターは、まさに「誇り」のマシンだったー!!!

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