【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第345回 ジュン勧誘大作戦!(1)

ジュンを逃がしたらアカン!!

 ついにこの日がやってきた……ッ!!!

 『あつ森』のプレイを始めてから、じつに324日目……!!!

 開拓開始当初から、

 「いつの日か“あのどうぶつ”を、ルナステラ島に招き入れたい……!!」

 そう願ってやまなかった筆頭格のどうぶつが……ようやくッ!!>< ホンッッッッッ…………トにようやく、キャンプサイトにやってきてくれましたよッ!!!!

 そのどうぶつとは、前回の記事の最後でスクショだけお見せしたけど……!

 400種もいるどうぶつの中で人気ナンバーワンとの呼び声の高い、キザでクールな↓このリスだッ!!!

 ジュンが我が島を訪問してくれたぞぉぉぉおおおお!!!><

 これはもう、万難を排してでも逃がしてはならぬ!!! ルナステラ島の開島以来最大のプロジェクトが始まったのだッ!!!

決断の時、迫る

 で、では……話し掛けるぞ。

 ここ、ここは冷静に……。おおお、落ち着いてな……ッ!!((゚Д゚;))

 突如俺を襲う、強烈な緊張感。

 何を話したところで逃げられるわけではないし、ジュンの心証が悪くなったりもしないんだけど、これだけ恋焦がれていたどうぶつを前にすると……やっぱり、ふふふ、震えが止まらん((゚Д゚;))

 KADOKAWA時代に一度だけ、我が二大神のひとり、筒井康隆先生にお会いしてインタビューさせてもらったことがあるんだけど、中学生のときからず~~~~~……っと憧れ続けていた人だったので、いざ目の前にしたときの感情たるや……あれこそまさに“筆舌に尽くしがたい状態”というのだろうな。

 もちろん、インタビュー自体は和やかに進行し、たくさんのいい話を聞かせてもらったんだけど、途中で自分が何をしゃべったのか、いまでもよく思い出せない。それほど、カッチンコッチンになっていたのであるよ。インタビュー後に、同席した女性編集者から、

 「あんなに緊張した大塚さん、初めて見たw」

 と笑われてしまったのだが、今回のジュンとの遭遇で発生した緊張は……あのときに匹敵するものがあったわ(デケェ話だなオイ)。

 そんな、雨に濡れた子犬のように震える俺に、ジュンは優しく語り掛けてくれた。

 くーーーーーーーッ!!!>< やっぱり、かわいかっこいいなあジュンは!!!!><

 ジュンとは『どうぶつの森』シリーズの過去作でもいっしょに暮していたし、たっちー先生の島にもいるので、そういう意味では馴染み深いどうぶつではあるのよ。それでも、いざ自分の島にやってきた個体(?)と接すると……湧き上がってくる感情の度合いがぜんぜん違う。

 「もう、死んでも離さないッ!!!」

 強く強く、そう思わされる。

 でもとりあえず、引っ越しフラグが立つまではジュンとジャレ合うことにした。

 表情が、いちいちかわいい。これは、ちゃちゃまるが持つファニーフェイスとはベクトルが違うかわいさだ。

 さらに、遊ぶ。

 やはりどうあっても、ジュンは島の住民にするべきだ。俺の本能が、

 「そのコは逃がしちゃダメよ!!!」

 そう叫んでいる(なんでオネェ語)。

 でも……。

 まもなく立ったジュンの引っ越しフラグを前に、毎度おなじみの悩みに直面することになってしまうのである。

 我がルナステラ島の魅力を前に、移住気分が高まってきたジュン。そして……!

 ついに、その気になってくれた!!!

 しかし……。

 現在、ルナステラ島には定員パンパンとなる10名の住民が暮らしている。要するに、

 空きは、ひとつもないのだ。

 よく見りゃそこら中に空き地はあるので、もう1軒や2軒、家を建ててくれてもよさそうなものなんだけど、案内所のタヌキは頑として首を縦に振ってはくれない。

 つまり、ジュンを迎え入れるには……!

 トコロテン方式に、誰かを押し出さないといけないのであるよッ!!!!><

 俺が下した決断は……!

 以下、次回!!!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!