【ミニ四駆歴代マシンカタログ】「ホットショットJr.」を当時のコロコロ記事とともに紹介!! 【黎明期編】

今まで登場した歴代ミニ四駆を世代ごとに取り上げていくコロコロオンラインの「ミニ四駆」連載企画!  本記事では、黎明期編の「ホットショットJr.」を紹介する。

【コロコロオンライン連載企画】
ミニ四駆歴代マシンカタログ!

1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』

コロコロオンラインでは、ミニ四駆の魅力をたくさんの読者たちにもっと知ってもらうべく、連載企画を開始!

その名も「ミニ四駆歴代マシンカタログ」だ!

これまでに発売されたミニ四駆たちを「黎明期」、「第1次ブーム」、「第2次ブーム」、「ニュージェネレーション」と4つの世代ごとに取り上げていくぞ! マシンの写真はもちろん、過去のコロコロコミック記事も掲載!

■ミニ四駆歴代マシンカタログのバックナンバーはこちら!

本記事では、黎明期『ラジコンボーイ』編の「ホットショットJr.」をお届け!! それではいってみよう!

レーサーミニ四駆の初代マシン
ホットショットJr.

「ホットショットJr.」は、1986年6月に発売された記念すべきレーサーミニ四駆の初代マシン。「ワイルドウイリスJr.」や「ホットショットJr.」などをはじめとした「Jr.」という呼称は、RCカーのミニ四駆モデルを示すものである。

アイテム番号は「18001」とレーサーミニ四駆の最初の番号が割り振られているが、製造の都合により、実際は2台目のホーネットJr.(Item No.18002)が先に発売された。

また、まんが『ダッシュ!四駆郎』(徳田ザウルス先生)では、バーニング・サンを手にする前のタンクローの愛機として登場している。

▲パッケージデザイン

発売初期のレーサーミニ四駆のタイプ1シャーシには、フロントバンパーにガイドローラーや装着用のビス穴が装備されておらず、シャーシ仕様が変更され装備されたのは、コース内でスムーズに走行できるスタイルが必要となり始めた1987年10月頃からである。

現在は、MSシャーシを搭載したリファインマシンが販売されている。

スペック概要
■全長:127mm
■全幅:81mm
■全高:51mm
■シャーシ:タイプ1

モデルになったRCカーや
「ミニ四駆」初掲載時のコロコロを紹介!!

本マシンのもとになったRCカーこと「ホットショット」は、1985年(昭和60年)のコロコロコミック4月号に登場。本誌では「怪物ラジコンX」と予告されていた新作RCカーの姿が披露された。

▲1985年(昭和60年)月刊コロコロコミック4月号より
▲1985年(昭和60年)月刊コロコロコミック5月号より

パワーとスピードともに優れ、初心者向けとして扱いやすい「ホットショット」は、2号連続の大特集としてピックアップ! 実際の走行写真や、びっしりと書かれたマシン性能の紹介などワクワクが止まらない要素が盛りだくさん! 当時のRCカーの人気ぶりがうかがえる内容だ。

そして翌年のコロコロコミック7月号では、ミニ四駆の紹介ページを初掲載!! この頃は小さなモノクロページでの紹介となっており、レーサーミニ四駆の初期マシンである「ホーネットJr.」「ホットショットJr.」が取り上げられていた。

▲1986年(昭和61年)月刊コロコロコミック7月号より

このレーサーミニ四駆の初掲載を機に、コロコロ内ではRCカーとミニ四駆が合わせて紹介されるようになり、あとの第1次ブームへとつながっていくのだった。


 

以上、黎明期『ラジコンボーイ』編のマシンをお届け!

次回は、第1次ブーム『ダッシュ四駆郎』編から戸田弾九郎(タンクロー)の愛機が登場だ!

本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!

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商品概要
「レーサーミニ四駆シリーズ ホットショットJr. Item No.18001」

※販売停止中
■発売時期:1986年6月発売
■価格:600円(当時)
・「ホットショットJr.」1986年モデル(販売停止中)

▼他モデル
・「ホットショットJr.」MSシャーシ
・タミヤ公式サイトはこちら

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