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【BLIZZCONLINE】『Diablo II:Resurrected』は原作に忠実に!? 開発者インタビュー!

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2021年に発売される約束された神ゲー

 『Diablo』シリーズや『オーバーウォッチ』シリーズでおなじみのゲームメーカー、Blizzard Entertainmentが、毎年恒例の発表会“blizcon”を開催。今回は新型コロナウイルスの影響で初のオンライン開催“BLIZZCONLINE”となったが、例年以上に多くの情報、サプライズが飛び出した。

 コロコロオンラインでは、世界中に多くのファンを抱える元祖ハック&スラッシュ、『Diablo』シリーズに注目!! 今後も新情報を追いかけて行く決意とともに、BLIZZCONLINEで飛び出した『Diablo』関連情報をピックアップして記事にしていくぞ!

 ここでは、ついに詳細が発表された『Diablo II:Resurrected』の開発者インタビューをお届けする。『Diablo』シリーズの中でもとくに根強いファンが多い『Diablo II』が、Nintendo Switchやプレイステーション4を始め家庭用ゲーム機用にリマスターされるわけだが、果たしてその完成度は……? ゲームデザイナーのアンドレ・アブラハミアンさんと、リードアーティストのクリス・アマラルさんにお話を伺ったぞ。

デスペナルティは……!

--2021年発売と発表されまして、実際にかなり開発が進んでいると印象をうけたのですが、現在の開発の進行度はどれくらいでしょうか?

A.今回の発表でお話した“2021年”ということ以外は、申し訳ないのですが言えることがありません。ですので……とりあえず、“テクニカルαテストの申し込みが始まった”ということをヒントにしていただければと思います。

 テクニカルαを通して、皆様からのフィードバックをお待ちしております。

--本作は『Diablo II』のリマスターですが、なぜ1作目の『Diablo』ではなく、『Diablo II』が選ばれたのでしょうか? また、開発そのものはどのチームが担当されているのですか? オリジナルの『Diablo II』に関わった人たちも参画されているのでしょうか?

A.初代『Diablo』に関してはGoG.comで遊べるので、決していまも遊べないというわけではないのです。そこで、『Diablo II』は20周年を迎えましたし、Blizzardの設立30周年ともキリがいいので、リマスターを作るならいまだなと。そして何より、『Diablo II』はアクションRPGというゲームジャンルを確立させた名誉あるゲームですので、これを機にもう一度、皆さんに遊んでほしいと思いました。

 また、新作の『Diablo イモータル』も『Diablo IV』も、物語的に『Diablo II』とつながりがある……ということも大きかったですね。

 開発に関しては、『Diablo II:Resurrected』 独自のチームであり、メンバー全員が『Diablo』シリーズの大ファン。リマスター版を発表できたことを誇りに思っています。『Diablo』の各タイトルは別々のチームが担っていますが、チーム間のコミュニケーションはしっかりと取っていますよ。

--リマスターするうえで重要になってくるのが、何を残して、何を導入するのかだと思うのですが、いくつか具体的な例をあげて教えていただけますか?

A.デザイン的には、楽しさをそのままにし、2000年、2001年あたりの“時代のクセ”も残すことにしました。というのも、当時を遊んだプレイヤーが覚えていて、「ここ、好きだったなー」と言ってくれる要素を変えたくないじゃないですか。ですので可能な限り、昔のゲームプレイを残すことにしたのです。一方で、今回は初めて家庭用ゲーム機で展開することになりましたので、インターフェースなど、『Diablo II』的に許されると判断できたことに関しては、ハードに合わせて最適化させています。

 例えば、アイテムボックス。キャラクター間で共有できるようにしました。昔から欲しいという要望がありましたし、自分のキャラクター間で装備を着回すのに工夫が必要だったので、これはぜひ導入したいなと。それと、ゴールドは“拾う”という選択を選ばなくても自動で回収できるオプションを付けています。もちろん、昔ながらのプレイを楽しみたい人は、このオプションをオフにしていただければと思います。

A.アートも、コンセプトは同じです。懐かしさを出しつつ、20年前に沸き起こった純粋な驚きや体験をいまのプレイヤーにも経験してもらいたいのです。ですので、70%はノスタルジー、30%は新しいこと……というルールを設けて作り込んでいきました。

 実際、色やトーンの70%は昔のまま。オリジナルのデザインをそのまま使ったりしています。たまに目を細めて、いまと昔の絵がそれほど違っていないことを確認したりもしましたよ(笑)。

 例を挙げると、バーバリアンは大きな革の肩当てを装着し、胸に円形のプロテクターを付けていましたが、ここはケルトやスロベニアなどの文化を取り入れたデザインに一新しています。

 作業をする中で、オリジナル版のスクリーンショットを撮り、3Dに変換するソフトにかけて作り込んでいきました。ですので、懐かしさとともに新しさも感じていただけるんじゃないかと確信していますよ。

--それに付随するのですが、『Diablo II』はデスペナルティーが強烈でいまだにトラウマになっているのですが(苦笑)、リマスター版ではどうなるのか教えてください。

A.今回は新しい体験よりも、昔の体験を忠実に再現することを主眼にしているので……バランス的には、変更はありません。

 2000年当時は、かなり難度の高いゲームも多かったと思います。でも、忠実ゆえに当時の攻略本とかはそのまま使えると思うので、活用していただくといいかも……。ごめんね^^;;;

--エンジンについてお聞かせください。オリジナル版が出た当時、技術的な制限から存在したバグや遅延といったものは、リマスターでは改善されているのでしょうか?

A.今回は現存のバトルネットのゲームとして発売されるので、セキュリティの向上もネットワークの向上も、期待していただいて問題ありません。詳細についてはあまりお話しできないのですが、ネットワークを通したゲームプレイの改善は開発当初からの目標のひとつでしたし、チート的な要素もできる限り抑えていきたいと考えています。

--MODへの対応はどのようにお考えですか? 当然、PC版だけかと思いますけど。

A.MODに関しては、逆にサポートしたいと思っています。禁止することはありません。昔の『Diablo II』のMODはそのままありますし、コミュニティーががんばって作ってくれるのはうれしいので、オリジナル版でできたことがリマスター版ですべて可能……とは言えませんが、そこは柔軟に考えています。でもひとつ言えるのが、昔と比べていろんな要素が使いやすくなっているので、当時よりもMODを作りやすいんじゃないかな、と。

 ただ、コンシューマー機とPCがクロスプログレッション(セーブデータなどの共有ができる)により、自分の進捗を一元管理できますが、データをいったりきたりしたときにMODがどうなるのか……については、まだ話し合えていません。今後の課題のひとつですね。

--確認ですが、クロスプラットフォームプレイはできますか?

A.クロスプログレッションは自分の進捗をセーブするだけであり、クロスプレイとは別の要素です。そして、現時点でクロスプレイを導入する予定はありません。

--家庭用ゲーム機版は、それぞれのハードで違いがある?

A.マシンパワーにより、モデルの数を増減させたり……といったことはあるかと思います。しかし、すべてのプラットフォームで同じ体験をしていただきたいので、極力近づけるように努力しているところです。

--Switch版の『Diablo 3』にあるような、画面分割のマルチプレイはできますか?

A.画面分割のマルチプレイは『Diablo II』の思想からかけ離れすぎていると思うので、いまのところ実装予定はありません。

--おふたりの好きなクラスとプレイスタイルを教えてください。

アンドレ:うーーーん、ひとつに絞るのは難しいけど……いまのトレンドはドルイドかな? ワーウルフとかワーベアの時に、自分の装備しているチャームなどがちゃんと再現されていて、とてもいい感じに仕上がっているなあと。また、肉弾戦が好きなので、近接型のクラスを選ぶことが多いです。

クリス:俺が言いたいこと、全部言われた……(笑)。じゃあ付け加えて……ペットを使うクラスが好きなので、ネクロマンサーでわーっと押し寄せて戦うのが快感です(笑)。

 おふたりの話を聞くにつけ、開発は順調のよう。

 2021年のいつごろにリリースされるのか、続報が入り次第お伝えしていこうと思います!

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