【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第372回 データで見る! 『あつ森』を丸1年続けた結果!(1)

獲った虫の数は? 釣った魚は!?

 『あつまれ どうぶつの森』のプレイを始めてから3月20日で丸1年となり、それに伴い当プレイ日記の連載期間も1年を越えた……と、真夏の深夜に飛来する蚊のごときシツコサでくり返しアピールしてきた。

 読者に届けばそれでいい……!

 更新を楽しみにしてくれている人がいさえすれば、「明日もがんばって書こう!」って思えるしな……!!

 そんなことを考えながら書いている連載なので、まだしばらくは“1年がんばったアピール”を続けていきたいと思っているw いったい誰に向けてのアピールなのか、自分でもよくわかっていないんだけど。

 でも。

 この連載がなかったら、発売日から1日も欠かすことなくログインして遊び込む……なんてこと、まずできなかったと思うのよ。

 というのも、ゲームを遊んで記事を書くことを生業としているこの俺。遊ばなければいけないゲームはゴマンとあり、その中には継続して遊んでプレイ日記をしたためているものも少なからず存在する。当然、時間の取り合いとなるわけで、その中で優先順位を付けていくと古いゲームはどうしても不利になってしまう。

 それでも、1年ものあいだ『あつ森』が“俺的プレイランキング”でつねにトップにあったのは、この“角満島開拓日誌”があったからだ。

 しかも!

 「記事にするから、スクショは欠かさず撮っておかないと><

 という使命感から、まるで旅雑誌の記者のように毎日毎日飽くことなく、写真を撮り続けてもいたのである。

 おかげでいまでは、

 『ルナステラ島の歩き方 2020年度版』

 なんていう、旅行ガイドブックが作れるくらいの蓄積になっているわww 25年に及ぶゲーム記者生活において、発売日からこれほど徹底して追いかけることができたタイトルって……『逆鱗日和』の『モンスターハンター』くらいかもしれないわ。

マイルの成果を

 さて。

 今回からしばらくのあいだ、貴重な蓄積を紐解いて、

 “『あつ森』を1年遊び続けるとどうなるのか?”

 を示すデータをつまびらかにしたいと思う。

 というのも、『あつ森』には“たぬきマイレージ”という、ゲーム内で行った行動をデータとして集積してくれている便利な機能(いわゆる“実績”ってやつ)があるので、それを見れば1年間にどんな活動をしていたのか、その一端を確認することができるってわけ!

 ではさっそく、気になるデータを覗いていこう。

 まずはやっぱり……“採取系”かな!! 『どうぶつの森』シリーズの楽しみと言えばやはり、昆虫採集や釣りになりますし!!w

 まずは、昆虫採集のデータから。

 俺が虫図鑑をすべて埋めていることは再三記事にしてきたけど、

 実数として、どれくらいの虫を捕獲しているのかは……ちょっと見当がつかないのだ。

 感触的には……虫取り大会もあったし、5000匹くらいは余裕でいっているのではなかろうか?? 夏の甲虫祭りでヘラクレスオオカブトとかオオクワガタを捕まえまくっているし……w

 そこで、“昆虫ハンターへの道”のマイルを見てみたところ……!!

 ちょり~~~ん……w

 ……って、1616匹!!!? そそそ、想像以上に少っくねぇぇええええ!!!www

 どこが5000匹やねん(苦笑)。言ったこっちが恥ずかしいわ(意味不明)。

 まあいいやムシは。

 『あつ森』と言えば……やっぱり釣りだよね!!w 釣りこそ、ルナステラ島に入植した当時から本気で取り組んできた事業ですし!!

 魚に関しても、図鑑はすでにコンプリート済みだ。

 しかも、シーズンを外すとしばらくのあいだ“釣れなくなってしまう”という魚も多かったため、季節の変わり目に駆け込み需要で釣りをしまくっていたので(苦笑)、漁獲高もハネ上がっていると思うのである。

 俺の予想だと、少なく見積もっても……やっぱり5000匹かなw ホントは、

 「10000匹を越えてるかも」

 と思っているんだけど、そこまでカウントされないような気もするので、遠慮して5000匹^^;

 実際の数字はどうなのか??

 たぬきマイレージの“目指せ、釣り名人”を見てみたら……!

 ちょり~~~ん……ww

 ……って、漁獲高、ひっく!!!(愕然) どどど、どこが10000匹やねん!!!

 「今月はまだ……銀行に10000円は残っているはずだ!><」

 と、決死の覚悟でATMに行って見てみたら、あ~ら恐ろしやナゾの引き落としにあったらしく残金わずか2110円……という残高を見たときのような気分……(((( ;゚Д゚)))

 それでも1日平均にすると、5.7匹ほどは魚を釣っていることになるんだな。そう考えると少なくない気もするけど……広げた風呂敷がデカすぎたので、めっちゃショボい数字に思えてしまう(苦笑)。

 期待した虫と魚がこの体たらくだったので、“海の幸”の獲得数なんて見るまでもなかったわ。

 “海へ潜れ、ダイバーよ!”のマイルを確認すると……。

 やっば……w たったの448匹かよ……。もうそれ、獲った獲物をイチから覚えている可能性すらある数字……w

 ちなみに!!

 俺が前々から、

 「最後まで残ってしまうマイルは……間違いなく、コレだろうな……(((( ;゚Д゚)))」

 と、もっとも無理難題だと思っているのが“伝説の釣り人になれるかな?!”のマイルである。

 そう……魚をバラさずに連続で釣り上げた記録に応じて付与されるマイルだ。

 これ、あんま見たくなかったんだけど、仕方なく確認したらだな……。

 ううううう!!! ふたつめのマイルも開いてない!!!><

 まあ逆に、

 「釣り、苦手なのに、よく46匹も連続で釣れたな俺……w」

 と、ちょっと感心しちゃったんだけど(苦笑)、こればっかりはNintendo Switch Liteでプレイしていると難しい(魚が掛かっても震えないからな)かもなぁ……。

 というわけで、あまりデータを紹介できずに誌面が尽きてしまったので、次回、さらに掘り下げてみたいと思います!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo