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【大塚角満のゲームを語る】第60回 狩りの季節が始まった! 『モンハンライズ』にすべてを捧ぐ

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さあ、狩りに出よう

 2021年3月26日は、日本の多くのゲームファンにとって忘れられない1日になるかもしれない。

 ……そう、ついに発売されたんだよ!!

 我らハンターがずっとずっと待ち焦がれていた、どこにでも持ち運べる『モンスターハンター』の最新作、Nintendo Switch用ハンティングアクション『モンスターハンターライズ』がね!!!

 『モンハンライズ』が発表されたのが……半年くらい前だったか。

 そう考えると、けっこう長いこと待っていたような気もするんだけど、いざ発売日を迎えてしまうとアッと言う間だったような感じも。

 ……って、すでに自分でも何を言っているのかよくわかりません。うれしすぎて、混乱しているんです。誰か俺に、ウチケシの実を使ってくれ。

 『モンハンライズ』はいまさら説明するまでもなく、いつでもどこでもカバンに忍ばせて持ち出すことができるNintendo Switch用ソフトだ。これにより、家族や友だち、狩り仲間と顔を突き合わせてわいのわいのと狩猟に行く“ローカル通信での協力プレイ”が可能となる。

 インフラが整ったいま、ネットワークでの協力プレイもハードルを感じることはほとんどなくなったが、より気軽さを求めるならローカル通信は“最強”だ。きっと多くの人が、ローカルでつながって狩りに行けるこの瞬間を、一日千秋の思いで待ち続けていたと思う。

 しかも、まだまだ予断は許さないので昔のようにお手軽に……ってわけにはいかないけど、1都3県に出されていた緊急事態宣言も解除されたばかりである。新型コロナウイルス対策をしっかりと施し、知り合い数人で集まってのプレイだったら、決して不可能ではなくなったのだ。

 いろんな要素がポジティブに噛み合って迎えた、3月26日だった。もう、仕事なんてしている場合ではなかったわ。

 初代『モンスターハンター』の時代からこのシリーズを追い掛け、じつに17年にもわたって記事を書き続けてきた俺も、『モンハンライズ』に寄せる想いは格別のものがあった。

 1年以上も続く鬱屈とした空気を、我がガンランスの竜撃砲で吹っ飛ばしてしまいたい……!!

 新たな移動の翼“翔蟲(かけりむし)”の機動力を以て、明るい明日に向かって跳躍したい……!!!

 ゲームにいろんなことを背負わせてしまうのもどうかと思うけど、いまは誰もが何らかの起爆剤を求めている時代だ。我々のようなゲーム好きにとって、『モンハンライズ』ほどこの条件に合致した存在はなかなか現れないに違いないからな。

 なので……!

 俺は、狩りをしまくる。

 いい歳になって、昔ほどひとつのゲームに注力できなくなっていたけど、この『モンハンライズ』だけは別格だ。

 仕事中も上司の目を盗んでリオレウス狩りに行っていた15年前のように--。

 全国の『逆鱗日和』ファンの元を訪れていっしょに狩りをした、10年前のように--!!

 そして、狩王決定戦に本気で挑んだ5年前のように--!!

 いまある情熱のすべてを、『モンハンライズ』に注ごうと決意した次第である。

 ……って、いま書いてて思ったけど、15年前、10年前、5年前って……モンハンの新作が出るたびに、同じように気合が入っているってことじゃねえか(苦笑)。ま、大塚角満らしくてナットクではあるけどねw

 さあ、そろそろカムラの里に戻るとするか。

 集会所で狩り仲間たちが、そしてフィールドではまだ見ぬモンスターが待っているのだ。

 でもその前に、このひと言だけ。

 皆さん、御唱和ください。せーの……!!

 一狩りいこうぜ!!!!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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