【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第134話 “燃え盛る炎の魔女”セットを求めて

クレー、復活のとき!

 前回、我が角満アーミーズの新メインアタッカー、★5の氷元素娘・甘雨の育成が一定の段階まで達した……と書いた。

 このゴールデンウィーク期間中に彼女のためにやれたことは、

・4回の上限突破
・武器の鍛造と強化
・天賦のレベルアップ
・聖遺物“大地を流浪する楽団”セットの収集

 こんなところ。

 もちろん、キャラも武器も天賦もまだまだ上があるので育成は続くんだけど、面倒だった聖遺物の収集がひと段落したので、ちょっとだけ肩の荷が下りた感じがしている。

 そこで、ぼちぼち別のキャラを育てたくもなっていたので、

 「育成のドラフト2位はキミや!!!ww」

 ってことで、★5の炎元素娘・クレーをご指名。

 クレー、育成自体はホントにテキトーだったので白々しいかもしれんけど、好きなキャラなんだよねー!w

 火力が高いのはもちろんのこと、法器を使った立ち回りって基本的にイージーなので(弓みたいに狙いを定めなくていいしな)、できることなら他のキャラ全員、法器使いになってほしいと思うほどだわww

 また、炎元素っていかにもハデで強そうなエフェクトが発生するので、中二病をこじらせているおっさんとしては今後、甘雨の氷とクレーの炎を二枚看板として売っていきたいと思っているのである。

 俺は「ぐふふふふww」とイヤらしく笑いながら、気持ちの悪い声で独り言を言った。

 「そうだww 甘雨とクレーのコンビを“角満アーミーズのフレイザード”として前面に出していこうではないかww これはハマったなwww うひwww

 というわけで、我が軍の両翼となるべくクレーを育てていこうと思う。

燃え盛る炎の魔女

 今回、まず手を付けたのが、甘雨のときに後回しにして後悔した聖遺物の収集である。

 これは多分にドロップ運に左右されてしまうので、最後に残すと、

 「うぇぇぇぇ……。また落ちなかった……。これ、一生終わらないんじゃねーの……??」

 と、ナントカセンサーの猛威にさらされて精神までズタズタにされる恐れがあるから^^;

 では、クレーにはどんな聖遺物を与えてあげればいいのか??

 これ、じつは攻略サイトを見る前から、

 「やっぱり……コレがよさそうだよな」

 と思っていたブツがある。

 それは何を隠そう“燃え盛る炎の魔女”シリーズで、その効果は以下のようなものとなる。

【2セット】炎元素ダメージ+15%
【4セット】過負荷、燃焼反応によるダメージ+40%。蒸発、溶解反応による加算効果+15%。元素スキルを発動した10秒間、2セットの効果+50%、最大3重まで

 なんか……めちゃくちゃ景気のいい数字が並んでいる!!ww 炎元素使いは、コレを付けるしかないだろ!!!ww

 てなわけで飛んできたのが↓こちらの秘境。

 “無妄引責密宮”

 という。なんか……いろいろといわくがありそうな名前だけど、大丈夫ですかね……?w

 若干、恐怖を感じないでもなかったが、燃え盛る炎の魔女シリーズはこの秘境でドロップするというのだから仕方がない。

 問題は、この秘境のどれに入るかだ。

 見るとレベルは、

 4つあって、おそらく寒霜Iは余裕、寒霜IIはいい勝負、寒霜III以降は「また今度ね^^;」という感じであろう。そして当然、レベルの高い秘境のほうが貴重なアイテムや聖遺物も落ちるだろうから、なるべくなら高難度のほうに打って出たほうがいいのに決まっている。逆鱗は下のレベルでも落ちるけど、玉になると上に行かなきゃいけないことを、俺はよく知っているからな(苦笑)。

 でも。

 ものは考えようである。

 確率は低いとはいえ、寒霜Iだったらサクサクとクリアーしての高速周回が可能であろう。もしかすると、ヒィコラ言いながら寒霜IIでドタバタしている間に、3回くらい回れるかも……!

 そう、寒霜Iは、薄利多売の百円ショップみたいな秘境なのだ。

 安いものがズラリと並んではいるけれど、足繁く通っているうちに、

 「こ、コレは!! もう百均ので十分やん!!ww」

 というクリティカルヒットなアイテムを見つけることもあるお店……!

 てなわけでけっきょく、

 「まずは、寒霜Iを徹底して回してみよう! そのドロップ率を見てから、今後の対応を決めりゃいいわ!!w」

 という、楽なほう楽なほうに流される安いオトナの典型のような方針が決定した。

 さて、どんなことになるかな……?

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。