【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第449回 昆虫模型80種コンプリートの道、始まる(2)

こいつを早く片付けようw

 「『あつ森』の島で獲れる虫をすべて、レックスに模型にしてもらう!! そう……! ノミも蚊も全部だッ!!!

 という、ある意味ヤケクソ丸出しの目標を打ち出し、それに向けて動き始めた2021年6月--。『鉄腕ダッシュ!』のナレーション風に言うなら、

 「この男……ムチャは承知でも動いてしまう……ッ!

 って感じであろうか。  

 いやでも、丸1年以上も遊び続けているってのに、これほどまでにやることがあるのはありがたい限りである。

 『あつ森』のコスパ、あまりにも良すぎ! お金の掛からない趣味として、あやとりと並ぶくらい優秀だと思うわ。

 というわけで、前回の続き。

 レックスが島に来てくれたのでさっそく、

 「まだ作ってもらっていない虫の、模型依頼を!!」

 ってことで、昆虫採集を始めたところまで書いた。

 6月のこの時期に作っておきたい模型候補の筆頭は、7月になった瞬間に島から消えてしまうカラスアゲハやホタルになろうか。

 しかし、

 「よーーーし、消えてしまう虫を狙って昆虫採集をするぞ!!!」

 と思った瞬間、ナントカセンサーのスイッチが入るのか、カラスアゲハの姿が忽然と消え失せる……w さっきまで、元気にバサバサ飛んでいたでしょうが!! どこに隠れてしまうねん!!!

 その代わりに……カラスアゲハなんかよりもよっぽどレアで、かつ、“おおいなる模型”になってくれる虫まで不思議なほどバンバン獲れ始めてだな……w

 アカエリトリバネアゲハに、

 ニシキオオツバメガ……。

 そして……!

 この日(というか10分くらいで)だけで、3匹もオニヤンマを捕獲しちまったわ。

 以前、オニヤンマは数いる虫の中でもSSRクラスにレアな存在で、模型を作る難度も最高クラスって書いたけど、

 こんなに安っぽく獲れてしまうとなると、虫のレア度ランキングを根底から見直さなければいけなくなってくるな……。

 現在の俺の感覚だとオニヤンマは……テントウムシやカタツムリと同じくらいのランクになるかもしれん(苦笑)。今度稿を改めて、

 “虫のレア度ランキング・2021年6月改定版”

 を作ろうと思うw

 さて、そんなこんなで虫を追い回す1日を過ごしていたんだけどさ。

 けっきょく、過去に一度も作っていないことに加え、模型造りに必要な3匹をそろえられる虫となると……限られた時間だとどうしても、種類が限定されてしまう。前述のアカエリトリバネアゲハやニシキオオツバメガは、3匹見つけるのたいへんだしなー……。

 で、最終的にどうなったのかと言うと……w

 シーーーーン……w

 桃の木の幹で静かに樹液をすする、メタリックグリーンの“いつものあいつ”。この虫に関しては再三、

 「ザコ・オブ・ザコの中でも、群を抜いてのザコキング!! 無限に獲れるので、模型にする価値もナシ!!」

 と断じてきたんだけど……! この際、背に腹は代えられないので……!!

 カナブ~ん……w

 カナブブ~~ん……ww

 カナブブブ~~~ん……www

 カナブン、わずか数分で模型に必要な3匹を確保……w

 この安っぽさ、リアル世界のカナブンもまったく同じなんだよな。

 夏の夕暮れどきに家の網戸に突撃してきて、

 「あ!!! 網戸に虫がぶつかってきた!!! もしかして、カブトかクワガタじゃね!!? 大きさ的に、ノコ(ノコギリクワガタ)かミヤマ(ミヤマクワガタ)かもよ!??」

 なんて少年たちの心を極限まで沸き立たせておきながら、

 「……って、またカナブンかよ!!!!(怒) 毎日毎日、網戸に特攻してくんじゃねえよ!!!(怒怒)

 という“カナブン詐欺”を行う夏の夜のトリックスターなのである。どんだけ安いんだオマエ!!!

 そんなカナブンも、虫模型コンプリートを目指すならレックスに制作を依頼しなければならない。

 そこで、捕まえた3匹を引き渡すと……。

 分け隔てなく愛を持って虫に接するレックス君は、カナブンに対しても無償の愛情を注いでくれたのであったw

 そして翌日、レックスからカナブンの模型が届いたので、

 さっそく、虫模型展示会の会場に設置!!

 まあ、こうやって改めて見れば……やっぱり、カナブンはカナブンだなwww

 さて、つぎはどの虫の模型を依頼しようかなぁ~w

 続く!

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2020年6月11日の様子は↓こちらです。

 ルナステラ島を訪問するなり、ずるりとジンベイザメを取り出して見せびらかすたっちー先生。「見せつけてやろうと思って、ずっと持ち歩いていたわ」とのことw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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