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【新春レジェンド作家対談】ハゲ丸、 マリオくん両先生が担当編集に求めることとは!?【第2回】

【新春レジェンド作家対談】ハゲ丸、 マリオくん両先生が担当編集に求めることとは!?【第2回】

1月1日から1月5日までお送りする超豪華新春対談、第2回。今日はお互いの尊敬するところ、そしてまんが家の喜びについて、とことん語ってもらった。「つるピカハゲ丸」ののむらしんぼ先生は飽きっぽい? 「スーパーマリオくん」の沢田ユキオ先生はまだまだ描き続けられるのか?
そして、おふたりがいくつになっても嬉しい瞬間とは?

【新春レジェンド作家対談!】「マリオくんは偉大なるワンパターン!」マリオくん×ハゲ丸平成最後に大ぶっちゃけ! !【第1回】
お酒を酌み交わしつつ、盟友であるおふたりが平成最後に大ぶっちゃけ!

——おふたりがお互いに尊敬するところはどんなところですか?

のむら:沢田さんは今でも変わってないんですよ。本当に驚くのは、そんなことないって沢田さんは言ってくれますが「ペンが全然枯れてない」んですよ!ペンのパワーが落ちてないんです。

▲のむら先生(右)の一言に思わずはにかむ沢田先生(左)。

沢田:いやいや、そんなことはないですよ。

のむら:歳を取ってくると、描いてる線がヨレヨレになってしまうことがある。特に僕はコロコロの見開きを描くのは、歳をとると難しいと思うんです。そこをしっかり描けているんですから、すごいんです。

沢田:それを言ったら、のむらさんは次から次にキャラクターを生み出す力があるじゃないですか。

のむら:そう言ってくれるとありがたいです。
実は僕、飽きっぽい性格なんです。今だから言えますけど、ハゲ丸を描いていた時も、20巻くらいになると後半は飽きちゃうんですよ。

沢田:どんどん新しいものが描きたくなるって感じですよね?

のむら:新しいものを描き続けてるって言えばかっこいいですけど、やっぱり飽きちゃうんです……。
その点で、沢田さんは次の作品を描きたいってことありますか?

▲食事も進んで、賑やかになってきた。沢田先生の言葉にも熱が入り出す。

沢田:マリオのキャラクターたちが元々魅力的ですから、まだ次っていうのはないですね。描きたい話は「マリオくん」で描けてますし。それから、お笑い好きってところからまんがの世界に入っているので、『スーパーマリオくん』でギャグを続けられるところもありますね。
それこそ、吉本新喜劇のベースがあって、前回にのむらさんが言ってくれた「偉大なるワンパターン」があるんだと思います。
逆にのむらさんはいろんな作品を描いていて、どの作品を描いている時が楽しかったのか、聞きたいですね。

のむら:どの作品も楽しいというより嬉しいが強かったですね。
特に「つるピカハゲ丸」は僕にとって初めての4コマまんがだったので、右も左もわからない状況だったんですけど、読者からの反応が良くて嬉しかった。

▲月刊コロコロコミックで1985年から1995年まで連載。

沢田:ああ、嬉しいって感覚はよくわかります。

のむら:この歳でもそれを求めているんですよ。

沢田:確かに、マンガを描いていて楽しいっていうのは、言い方が悪いですけどだいぶ昔に忘れちゃってる感じです。
でも、嬉しいっていうのは今も昔も自分の励みになっていますね。

——どんな時が『嬉しい』と感じる時ですか?

沢田:やっぱり人気ですね。「アンケート、よかったよ」って。あと、「単行本、重版かかるよ」(笑)違う!違う!読者が喜んでくれるのが一番嬉しいんですよ。

▲お酒が進んだのむら先生も、昔を思い出しながら語ってくれました。

のむら:本当に「アンケート、良かった」って編集さんに言ってもらえると嬉しいですね。
だから、編集さんたちには褒め上手になって欲しいです。その分、他の厳しさに耐えられるようになりますから。

沢田:もちろん、読者である子どもたちが喜んでくれるのが一番嬉しいのですが、まずは担当の編集さんからの言葉ですね。

のむら:担当編集さんが一番最初の読者ですから。そこで「面白い」って言っていただけるとすごく嬉しいです。

沢田:それから、コミックスが出た時の嬉しさですね。

のむら:ああ、あります。でも、その嬉しさに僕は少し慣れてきちゃっていて……。
沢田さんはやっぱり若いです。新鮮な気持ちで、50巻以上出していて、その度に「嬉しい」って感じる人徳ですよ。

沢田:けど、「いきなり何巻のカバーはどんな絵だった?」って言われたら、思い浮かばないです。

のむら:いやいや、そんなことないですよ。だって、記憶力凄いじゃないですか?

次回、第3回は小学館のまんが賞「新人コミック大賞」の審査委員の思い出話。沢田先生の人徳をのむら先生が熱く語ってくれました。

沢田ユキオ
昭和28年3月12日、大阪府に生まれる。昭和55年、「のってるヒーローくん」(徳間書店「テレビランド」)でデビュー。代表作「スーパーマリオくん」「オレだよ!ワリオだよ!!」(小学館)「スーパーマリオブラザーズ2」(徳間書店)ほか。
沢田ユキオ先生の最新作
『スーパーマリオくん 54』
■発売日:2018年12月28日(金)
■価格:454円+税
■公式サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09142846
のむらしんぼ
昭和30年9月24日、北海道に生まれる。昭和53年、小学館新人コミック大賞入賞作「ケンカばんばん」(コロコロコミック)でデビュー。代表作「つるピカハゲ丸」「とどろけ!一番」ほか。昭和62年、「つるピカハゲ丸」で小学館漫画賞受賞。現在、大人のコロコロ「コロコロアニキ」にてコロコロを創った男たちの真実の物語を自らの半生と重ね合わせて描く「コロコロ創刊伝説」を連載中。
のむらしんぼ先生の最新作
『コロコロ創刊伝説 3』
■発売日:2018年3月30日(土)
■価格:583円+税
■公式サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09142677

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