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デュエマ妄想構築録 vol.39-4 ~大量ドロー大量展開!魔導具ムートピア!!~

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By まつがん

 さて、前回は皆さんにカードの能力を予想してもらったわけだが、まずは正解を発表することとしよう。

 それが、こちらのカードだ!

▲「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」収録、《月下旋壊 ド・リュミーズ》

 すごい《トリプル・ブレイン》が来てしまった……。

 《月下旋壊 ド・リュミーズ》は、マナゾーンに4枚以上ありその中に魔導具が含まれているという条件はあるものの、0マナでカードが引けるというオバケみたいなスペックの呪文である。

 このカードが環境に与える影響は計り知れない。たとえば「水魔導具」というデッキは、これまで2ターン目に《卍 新世壊 卍》を設置できないと機能不全に陥ることが多いデッキだった。

 だが、これからは4ターン目開始時に手札に《卍 新世壊 卍》がない場合でも、「《月下旋壊 ド・リュミーズ》+《卍 新世壊 卍》設置+2マナ魔導具」から続く5ターン目に「2マナ魔導具+2マナ魔導具+1マナ魔導具」で《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》につなげることが可能となるのだ。

▲双極篇 第4弾「超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」収録、《卍 新世壊 卍》
▲双極篇 第4弾「超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」収録、《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》

 というわけで、10月23日(土) に発売予定の「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」に収録される新カード、《月下旋壊 ド・リュミーズ》。このカードを使ってどのようなデッキを組むべきか。

 ここで注目すべきは、《月下旋壊 ド・リュミーズ》を0マナで唱えるためのコストの部分だ。

 4ターン目にマナに魔導具が最低1枚ある状態で魔導具2枚を手札に抱えるとなると、4ターン目までの公開カード8~9枚のうち3枚が魔導具という状況を作る必要があるため、最低でもデッキ内の33%は魔導具である必要があると考えるべきだろう。

 そして魔導具はそれ自体単体ではデッキコンセプトになることはなく、あくまで「ドルスザク」の登場を容易にするためのものであることからすると、単体では役に立たない魔導具を大量に入れたとしても成立するコンセプトでなければ《月下旋壊 ド・リュミーズ》をそもそも有効活用できないということになる。

 そのようなアーキタイプとして真っ先に思いつくものといえば、やはり「水魔導具」か《ガル・ラガンザーク》だ。

▲双極篇 第3弾「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」収録、《凶鬼卍号 メラヴォルガル》
▲「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」収録、《ガル・ラガンザーク》

 これらのデッキは大量の魔導具をナチュラルに搭載しているため、《月下旋壊 ド・リュミーズ》が噛み合っているようにも思える。

 しかし冷静になって考えてみると、どちらのデッキもフリースロットが極めて少ないデッキである。魔導具やドルスザクにスロットが圧迫されている上に、《卍 新世壊 卍》《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》のような固定パーツも存在している。そんなデッキに実際《月下旋壊 ド・リュミーズ》を搭載する余裕がはたしてあるのだろうか?

 ……1~2枚ならばともかく、いずれも《月下旋壊 ド・リュミーズ》を4枚採用したくなるようなデッキではないように思えた。

 とはいえ、だとすると《月下旋壊 ド・リュミーズ》を採用できるのはどんなデッキか?というスタート地点に戻ってしまう。

 魔導具と《月下旋壊 ド・リュミーズ》にデッキを圧迫されながらも機能する……そんなコンセプトは、存在しないかのように思えた。

 だが、そこで私は気が付いたのだ。

 《月下旋壊 ド・リュミーズ》を単純に「0マナで唱えられる呪文」として捉えることで、新しい道が開けるということに。

▲双極篇 第2弾「逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!!」収録、
《超宮兵 マノミ》
▲双極篇 第3弾「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」収録、《次元の嵐 スコーラー》

 水単ムートピアに最適なのでは???🤔🤔🤔

 1ターン中に複数回の呪文を唱えることをG・ゼロの条件とする《超宮兵 マノミ》や《次元の嵐 スコーラー》をデッキの軸にした水単ムートピアは、《セイレーン・コンチェルト》と《海底鬼面城》の殿堂によって崩壊したと思われていた。

 しかし0コストでドローが進められる《月下旋壊 ド・リュミーズ》の登場は、このデッキに復活の機会を与えるに違いない。

▲超天篇 第1弾「新世界ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!」収録、《ア・ストラ・センサー》
▲「超誕!!ツインヒーローデッキ80 自然大暴走 VS 卍獄の虚無月」収録、《卍 ギ・ルーギリン 卍 / 卍獄ブレイン》

 デッキを縁の下で支えるのが《ア・ストラ・センサー》で、《月下旋壊 ド・リュミーズ》と魔導具、手札に足りない方を選んで探しにいけるのが噛み合っている。

 また、水単ムートピアの強みは《卍 ギ・ルーギリン 卍 / 卍獄ブレイン》を強く使えることだ。あらかじめ下面の呪文を唱えて墓地に落としておきつつ呪文カウントを稼いだ後は、《月下旋壊 ド・リュミーズ》で連打して魔導具を墓地に落としてから魔導具呪文を唱えれば、「虚無月の門」で墓地から復活して上面を追加の打点として機能させることが可能となる。

▲「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚」収録、《ストリーミング・シェイパー》
▲王来篇 第1弾「王星伝説超動」
収録、
《エナジー・Re:ライト》

 だが《月下旋壊 ド・リュミーズ》を最速で唱えられるようになる4ターン目に始動する前提だと、先攻ならマナチャージして手札は4枚。《月下旋壊 ド・リュミーズ》を唱えるのに魔導具2枚が必要だから、《超宮兵 マノミ》はギリギリ抱えられるにしても、《次元の嵐 スコーラー》を抱えるだけの手札の余裕がなくなってしまう。

 そこで、殿堂カードである《ストリーミング・シェイパー》はもちろん、《エナジー・Re:ライト》も活用して手札枚数を増やし、4ターン目の始動時の手札の余裕を確保しておくことが重要となるのだ。

 というわけで、できあがったのがこちらの「魔導具ムートピア」だ!

『魔導具ムートピア』

枚数
カード名
4 《ア・ストラ・センサー》
3
《卍 ギ・ルーギリン 卍 / 卍獄ブレイン》
1 《セイレーン・コンチェルト》
2
《堕呪 ゾメンザン》
4 《堕呪 ゴンパドゥ》
4 《堕呪 ギャプドゥ》
2 《堕呪 ウキドゥ》
2 《堕呪 カージグリ》
2 《堕呪 エアヴォ》
1 《ストリーミング・シェイパー》
2 《エナジー・Re:ライト》
1 《シンクロ・スパイラル》
4 《月下旋壊 ド・リュミーズ》
4 《超宮兵 マノミ》
4 《次元の嵐 スコーラー》

 

 このデッキが実際にどんな動きをするのか気になる方は、以下の動画で確かめてみて欲しい。

 さて、いかがだっただろうか。

 《月下旋壊 ド・リュミーズ》が収録されている「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」は、10月23日(土) に発売予定だ。

 また、コロコロコミック11月号ではデュエル・マスターズの原作コミックが読めるほか、デュエマに関する激アツな最新情報も色々と掲載されているので、ぜひとも手に取ってみていただきたい。

 ではまた次回!


ライター:まつがん                      
 
フリーライター。クソデッキビルダー。        
 
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。  
 
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

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次回更新は10/15(金)更新!!

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