【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第565回 誕生日の大失態(2)

やっちまった……!

 前回は、住民のどうぶつたちが迎えるバースデーパーティーに対する心構え……というか、参加するときに外してはならない“約束事”について書かせてもらった。

 簡単にまとめると、

・バースデーパーティーでできることは“プレゼントの贈呈”のみ!
・なので家に入る前に事前に、プレゼントは厳選しておくこと!
・厳選した上で、キチンとラッピングペーパーで包んで見た目だけでも豪華にしておく!

 ↑コレですよコレコレ。

 誕生日は、そのどうぶつとの親密度を上げるまたとないチャンス(1年に1回あるけどな)なので、ここでヘタをこくわけにはいかないのだよ。

 前回の記事でも書いたけど、俺は上記の取り決めを決して外さない。

 今年の4月5日、ペーターが初めてルナステラ島で誕生日を迎えた(加入したのが8月だったからな)ときも、入念な準備をしてその日を迎えている。

 ↓このようにな。

 さりげなく、しかし鉄の決意でプレゼントを強要してくるペーター……! 当然、これは想定内の要求だったので……!

 くくく……!! こちとら、かっちりと準備万端なのだ!! ぼんやりしたペーターだからこそ、いちばん派手なゴールドのラッピングペーパーを厳選してある!!w

 これには、ペーターも大喜び。

 ……という一連のスマートな流れを、やはり初めてルナステラ島で誕生日を迎えるジュンにも披露してやろうと思っていた。ジュンは、島でも1、2を争うお気に入りだし、そういった予定調和なかっこつけのセレモニーも、キザタイプだから大好物だろうしなw

 そして、運命の9月29日がやってきた。

 しずえの朝の島内放送でも、ジュンの誕生日が告げられる。

 うんうん。わかってるわかってる。

 今日、『あつ森』でやるべきことは、ジュンの誕生日のお祝いのみ。そこに全精力を注ぎこんだら、あとは惰性でいいやー。

 しかし……!

 この、“今日はジュンの誕生日”という気持ちが、もしかしたら大きすぎたのかもしれない。

 というのも、ありがたいことに最近、右ヒザに水が溜まってしまうほど忙しすぎて(それ加齢だろ)、『あつ森』をプレイできる時間もかな~り限られてきていた。よって、

 「バースデーパーティーに遅れるわけにはいかん!」

 「忙しさにかまけて、訪問を忘れてしまうかもしれない!!」

 ↑このような強迫観念にかられてしまい、あろうことか……。

 ガチャ。

 「あ」

 なんと、ほぼ無意識にジュンの家に直行し、なんの逡巡もなくドアをくぐってしまったのである。

 当然、中では……。

 バースデーパーティーの真っ最中!! リリアンが来ていて、朝から大盛り上がりの様子であった。

 でも……!!

 その瞬間、俺はとんでもないことに気付いてしまった。

 ホントに脊髄反射のようにジュンの家に来てしまったがために、あろうことか……プレゼントになるようなものを持ってきていねええええええ!!!

 さんざん、

 「バースデーパーティーに臨むときは、厳選した贈り物にラッピングして準備しておけよな!!!(フンガー!)」

 って吹いてたクセに、いちばん重要なジュンの誕生日でそれを忘れてしまっていたぁああああ!!!><

 ここで冷静になって一度辞去し、自宅にプレゼントを取りに帰る……ということもできたかもしれない。しかし、無言で家を出てしまうと必ず、

 「???」(ジュン)

 と不審の表情を向けられてしまうので……そんなこと、俺にはできねええええ!!!!

 けっきょく……。

 「も、もう、手持ちの何かをプレゼントして、この場を乗り切るしかない!!! なんかあるはずだ……! 服とか、家具とかが……!!!」

 そう決意し、ジュンに話し掛けた。

 ワクワクとプレゼントを待つジュンに、俺が贈れたのは……(((( ;゚Д゚)))

 あああ、アカエリトリバネアゲハしか持っていなかったわ……(((( ;゚Д゚)))

 よ、よりによって誕生日に、昆虫をあげるしかなかったという……。そ、それも、デカいチョウチョとか……(((( ;゚Д゚)))

 明らかにヘンな空気が流れているのを察したのか、優しいジュンは、

 俺に気を遣って、こんなことを……w

 ジューーーン!!!>< 誕生日に虫しか贈れなかった俺を許してくれえええええ!!!!www

 皆さんも、こういうことがないように気を付けましょう……w

 続くw

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2020年10月6日の様子は↓こちらです。

 氾濫する花が、最盛期を迎えていたころ……w

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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