【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第134回 スケールの大きさNo.1!?「ユグドラシル」!!!!

第134回 「ユグドラシル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回も伝説龍シリーズから “ユグドラシル”を大紹介!!

▲究極島龍・ユグドラシル

パズドラ本編で、Android版の配信9周年イベントが行われたり、毎年恒例のパズドラ大感謝祭の詳細発表が行われたりと、何かとアニバーサリーづいている。

それもそのはず……!

いよいよ、来年2月の“パズドラ10周年”の足音が聞こえてきましたからな!! 
もう、残すところ半年足らず!! 10年前から遊んでいるベテランも、最近始めたルーキーもいっしょになって、ぜひとも前人未踏の10周年をお祝いしちゃいましょう!!

ってことで、この連載でもここんとこ、昔懐かしのモンスターの解説を中心にお届けしております。今回もその流れを汲みまして……!

初期のパズドラを賑わしてくれた名物モンスター軍団の中から、あの“伝説龍シリーズ”をピックアップ!! 第3回目は……“島龍・ユグドラシル”を紹介したいと思います!

ここまで紹介してきた伝説龍、炎龍・ムスプルヘイム、氷龍・ニブルヘイムと同様に、島龍・ユグドラシルも神話に出てくる地名……というか場所? 物体? がその名の由来になっている。

ユグドラシルとは、北欧神話に出てくる巨大な木のことで、日本語では“世界樹”もしくは“宇宙樹”と訳される。

この訳が表している通り、ユグドラシルは世界そのものと言っていい存在で、その木の中にムスプルヘイムやニブルヘイムを含む9つの世界と、有名なウルズの泉やミーミルの泉、そしてその根のあたりには怪物・ニーズヘッグが棲んでいて、ガリガリと根っこを齧っているとされる。
よって、数々の北欧神話の逸話はすべてユグドラシル内部で起こったことと言っても過言ではなく、そのスケールの大きさはオーディンら北欧の神々をもしのぐものがあるのである。

パズドラの島龍・ユグドラシルはそれをモチーフにしたモンスターだが、よく見ると身体全体が島を表していて、ところどころに岩や木が突き出ているのがわかると思う。
これは、島龍・ユグドラシルが究極進化した姿である“究極島龍・ユグドラシル”になると、さらに顕著に。首や体表に大河が流れ、背には街がある様子から“世界そのもの”をモンスターの姿に投影したことがよくわかると思う。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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