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ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.12 〜若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ〜

ドブフクロウのMtGブレイキングアカデミー vol.12 〜若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ〜


By ドブフクロウ
 
みなさんこんにちは、MtGライターのドブフクロウです。
 
先週末には東京と福岡と群馬の一都二県でミシックチャンピオンシップ・バルセロナ2019予選が開催されました! この予選を優勝すれば、今年の7月26〜28日にスペイン・バルセロナの地で開催されるミシックチャンピオンシップへの出場資格を得るというわけですね。
 

::前回のミシックチャンピオンシップで優勝したイーライ・ラヴマン選手。優勝賞金はなんと50,000ドル(約550万円/2019年5月15日現在)!
 
ミシックチャンピオンシップについてはこの連載でも何度か言及していますが、マジックのプロと呼ばれるハイレベルなプレイヤーが集まる世界大会です。いわばこの予選はプロの世界への登竜門と言えるでしょう。
 
この連載をご覧になっている方の中には「MTGアリーナでマジックを始めた!」という方も多いかもしれませんが、テーブルトップマジックを始めた暁にはぜひこのミシックチャンピオンシップへの出場を目指してみてはいかがでしょうか?
 
また、ミシックチャンピオンシップ・バルセロナ2019の予選大会は今週は大阪、来週末には岩手と大阪と石川でも開催されます。詳細はこちらにまとまっているので、お近くにお住まいの方は観戦だけでもしに行ってみてもよいかもしれませんね。
 
さて、今回はそんなミシックチャンピオンシップ・バルセロナ2019予選(東京)からデッキをご紹介したいと思います。
 

ミシックチャンピオンシップ・バルセロナ2019予選(東京)

都内最大級の規模のマジック:ザ・ギャザリング専門店、晴れる屋トーナメントセンターで開催されたミシックチャンピオンシップ・バルセロナ2019予選は非常にハイレベルなトーナメントとなり、公式カバレージなどで名前を見かけることも多い名の通った強豪プレイヤーが多数参加していました。
 
憧れの舞台への切符を手に入れることができるのはわずかに1名。そんな狭き門を突破したのは、自身初のミシックチャンピオンシップ出場権利獲得を成し遂げたという池田 英成選手でした!
 

そんな池田選手が使用していたデッキは、前環境でもおなじみだったスタンダードの覇者「スゥルタイ・ミッドレンジ」です。さっそくデッキリストを見ていきましょう!
 

スゥルタイ・ミッドレンジ(使用者:池田 英成選手)
枚数 カード名(メインボード)
4 《森》
1 《島》
1 《沼》
4 《繁殖池》
4 《草むした墓》
2 《湿った墓》
4 《森林の墓地》
2 《水没した地下墓地》
2 《愚蒙の記念像》
4 《ラノワールのエルフ》
4 《マーフォークの枝渡り》
4 《野茂み歩き》
3 《ハイドロイド混成体》
4 《翡翠光のレインジャー》
3 《正気泥棒》
1 《人質取り》
1 《デヴカリンのリッチ、ストーレフ》
1 《殺戮の暴君》
2 《暗殺者の戦利品》
1 《喪心》
2 《ヴラスカの侮辱》
2 《採取 // 最終》
2 《ビビアン・リード》
1 《戦慄衆の将軍、リリアナ》
1 《人知を超えるもの、ウギン》
枚数 カード名(サイドボード)
4 《強迫》
3 《クロールの銛撃ち》
2 《打ち壊すブロントドン》
2 《漂流自我》
1 《喪心》
1 《否認》
1 《古呪》
1 《ヴラスカの侮辱》

 

 
強いカードしか入っていないデッキ=強い。そんな簡単な方程式を体現しているのがこの「スゥルタイ・ミッドレンジ」というデッキです。環境屈指のカードパワーを持つ強力なクリーチャーや呪文を詰め合わせ、しかし同時にシナジーも搭載されていて、非常に調和の取れたデッキです。
 
明確に有利と言い切れるマッチアップが存在しない反面、サイドボードまで含めると明確に不利なマッチアップも存在しない。そんなバランスの良さがこのデッキの持つ最大の強みと言えるでしょう。野球チームで例えるなら、選手全員が一線級の強さを持つ読売巨人軍のようなデッキです。
 

▲戦慄衆の将軍、リリアナ

▲人知を超えるもの、ウギン

そんなデッキが『灯争大戦』でさらに強化されています。《戦慄衆の将軍、リリアナ》と《人知を超えるもの、ウギン》という2種類のプレインズウォーカーはデッキの重フィニッシャー枠を埋め、えげつないまでのパワーゲームを展開することが可能になりました。
 
従来のデッキリストでは《殺戮の暴君》を超がんばってなんとか対処できれば(※対処できないことの方が多い)まだ付け入る隙もあったというものですが、アドバンテージ獲得手段や継続的な攻撃手段を得たこのデッキに勝利するのは非常に困難となりました。
 

▲デヴカリンのリッチ、ストーレフ

 
また、《デヴカリンのリッチ、ストーレフ》という新カードも見られます。4マナ5/4トランプルというタフなボディにアドバンテージ獲得能力も搭載しており、1ターンでも放置したならそのままマウントを取られかねないという理不尽なクリーチャーです。
 
とはいえ新しいスタンダード環境はまだ始まったばかり。前環境の王者がこのまま頂点に君臨し続けられるかは誰にも分かりません。仮想敵が見えてきたところで、スゥルタイ・ミッドレンジを打破できるデッキが出てくるかどうかが楽しみです!
 
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
 

 

ライター:ドブフクロウ

青春時代のほぼ全てをテキストサイトやゲーム系サイトを徘徊することに費やしていた根暗ライター。人間としての軽薄さに定評があり、親しい間柄では「空っぽ」というあだ名で呼ばれることもある。
MtGプレイヤーとしての腕前は自他ともに認めるヘッポコだが、青春時代に (いろいろなものを犠牲にして) 培ったMtG知識量は他の追随を許さない。

次回は5/22(水)更新!!

※画像はマジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイトより引用しました。引用元URL:https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2019MC1