TOP 特集&連載 【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×槇尭史による「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」徹底解説~1~
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【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×槇尭史による「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」徹底解説~1~

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――なるほど。メンバーからも是非というのがあり、直訴した形なんですね。
槇:そうですね。自分自身プレーもしていたんですけど、どちらかというと解説だったり、考察だったり、編成のバランスの話とかそういうのを考える人だったので。僕自身、プレーヤーとしての技術ではやっぱり頭打ちがすごく早かったんですね。
 だけど、そのほかの要素でなんとかやりくりして勝っていて、ウデマエもカンストできましたし、X上位に上がったりとかもできたんですが、やっぱり僕の真価を発揮するのはプレーヤーとしてではなくて、いろいろ考察したり、指導したりという立場なのかなというところで、戦略アドバイザーという形でカラマリの一員に入らせていただきました。
 
――具体的にはどういったアドバイスをメンバーの方にされているんでしょうか。
槇:最初の頃のカラマリは、個人個人が1人の力で戦っている部分が大きかったんです。というのも、チーム内のパワーバランスといいますか、それぞれが至らない部分というのもあって、チームプレーをすると逆に崩れてしまう状況がけっこう長かったんです。ですから、その時期は個人に焦点を絞って、「いまチームプレーをするためにはこういう技術が必要なので、こういう練習を続けてください」といったことを伝えたりしました。
 あとは持てるブキの種類を増やしたりだとか……たとえばくろす選手は前衛を張るアタッカーなんですけど、前線を上げるプレーヤーはブキがひとつだけしか使えないと、相手がそれのカウンターを出してきたときに簡単に止められてしまうんですね。やっぱりチームの中で一番大事な存在ってのは前線を上げる役目の人なので、くろす選手には……もともとブラスターの選手ですけど、シューター系のブキを練習してもらったりだとか、バケツ系をやってもらうとか、そういうことをやったりしていましたね。これはけっこう昔の話ですけど。
 
――いまのカラマリは、かなり柔軟にいろんなブキを使えるチームに変わっていったというのは見ていて思ったんですが、そのあたりは槇さんのアドバイスがあって?
槇:あとは本人たちがけっこう勝てない時期が続いたので、「これじゃ良くない」という思いが1人1人にもあったんだと思います。僕一人だけではなく、いろんなきっかけで変わっていったのかなと。ただ、4人の中で1人だけブキを変えないポリシーというか、むしろ変えない方が強いという存在がぴょん選手ですね。チャージャー使いとして彼だけは動かしちゃいけないとは思っているので、そこを固定しながら他の3人は柔軟に対応できるように言ってはいきましたね。
 


▲スプラトゥーン界屈指のチャージャー使いでもあるぴょん選手。NPBの大会でも随所に神がかり的なキルを見せるなど、いわゆる「いいぴょん」を連発していた。
(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目4:30:13より引用)

 
――実際、チームの連携も相当よくなっている印象があります。
槇:そうですね。最近だとチーム内のパワーバランスの差もかなりなくなってきて、1人1人がしっかりチームプレーをする余力ができたのかなと。この状態になるまでけっこう長かったですけど、去年の年末あたりからメキメキとみんなが上達してきて、これはチームプレーができると思いまして。いままでは個人プレーが多くて、1人1人のやることがかぶっていたりしたので、そこを修正したりとか。
 あとは、1人が仕掛けたときの連携ですね。たとえばナワバリバトルで残り30秒付近で1人が敵陣に抜ける行為を成功させようとしたときに、残りの3人が抜けそうってのをわかってなくて、敵と当たりにいってしまったりとかしてたんです。抜けが成功すると残りの3人は基本的に、相手の4人に対して耐えているだけでいいんですね。
 抜けさせないようにして、自分が倒されないようにする。そうすると味方の抜けの分だけ塗りが稼げて、どんどんプラスになっていくので勝ちが近づくんですけど、その抜けに対して残りの3人が「最後に敵と当たらなきゃいけない」という思いに支配されてしまって、そうすると4対3なので当然負けて、試合もひっくり返されるというような状況が多かったので、そのあたりを修正……残りの3人は耐えるというのをしっかり意思統一したり。これは一例ですけど、こういうことを数多く増やしていった感じですね。
 


▲(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目1:00:25より引用)

 
――この場面はこうした方が結果的に勝ちにつながりやすいという。
槇:助言というよりは議論ですよね。プレーヤー自身、4人とも1人1人考えられる人なので、ひとつの方法を提起して、それに対してチームの中で消化するといったようなスタイルでやっていますね。 

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