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【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×槇尭史による「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」徹底解説~2~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×槇尭史 第2回】

あとばる×槇尭史(ふーみそん)対談第2回目!
 
今回は『NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2』の王者となったハイパービーム(横浜DeNAベイスターズ代表)について、ふたりに語ってもらったぞ。
 
ハイパービームの強さの秘訣とは!? さっそく対談スタートだ!
 
なお、『スプラトゥーン2』のトップチームがプロ野球12球団の代表選手となって日本一を争った「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の試合は下の動画で見ることができるぞ。
 
・NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目
https://www.openrec.tv/live/o7z4m19olzl
 
・NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目
https://www.openrec.tv/live/ykz0xvkn0zw
 

システマチックな編成で勝利したハイパービーム

――NPBの大会は横浜DeNAベイスターズ代表のハイパービームが優勝しました。槇さんは事前の予想でセ・リーグ優勝に横浜を上げていましたが、ハイパービームの強さはどういったところにあるんですか?
槇:「チームとしての役割分担がしっかりできている」。これに尽きますね。具体的に言いますと、ここの編成は中後衛がスプラスピナーとチャージャー、そして前衛がパブロヒューとバケットスロッシャーデコの2人なんですね。どのルールでも基本的には前線を押し上げる役目のプレーヤーが2人で、どっしり後ろから構えてフォローを入れたりだとか敵を倒す役目の後衛が1人。その前と後ろのバランスをしっかりとっていく中衛が1人。この2-1-1の形が役割として一番効率がいい編成だと思っているんですが、ハイパービームはまさにこの形なんです。しかもこのチームはパブロヒューとバケットスロッシャーデコの前線を押し上げる力が非常に強い。
 たとえばパブロヒューだったら機動力を活かして前線で敵の視線を集め、かつピンチになってもスペシャルのイカスフィアで生存して戻ってくることができる。これにより、チームの前線を押し上げることが可能なわけです。前で敵を12人引きつけた状態にできれば、その分だけ後ろの味方が対応する敵は減るわけですから、自然と前線は押しあがるんですね。
 


▲本大会では、テルミ選手のパブロの機動力を活かした立ち回りで相手をかく乱。イカスフィアで生存するという動きが非常に有効に働いていた。
(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目5:12:22より引用)

 
――ナワバリを戦う上で非常に効率のよい編成になっている?
槇:はい。しかも、パブロヒューと共に前線を張るバケットスロッシャーデコのスペシャルもイカスフィアですから、こちらも生存力が非常に高い。そこで戦闘時間を意図的に長引かせることによって、後ろのチャージャーのハイパープレッサーがかなり刺さりやすくなる。敵は前線の2人、パブロヒューとバケットスロッシャーデコに時間とインクとサブウェポンとスペシャルを割いていますから、簡単にハイパープレッサーを当てることができるわけです。加えて、この前後の3人が最大限仕事をすることによって、真ん中にいるスプラスピナーのしめぴぃ選手が塗り固めをするのもかなり楽になります。
 塗り固めをするのが楽ということは塗りがよくなるということですから、前線のプレーヤーの動きやすさにも関わってきますし、チャージャーがいたとしても塗り足りないということはなくなる。そして、たくさん塗れるので、スペシャルのマルチミサイルの回転率もよくなる。マルチミサイルの回転率がよいということは、マルチミサイルを撃っている時間だけ相手を拘束することができますので、さらに前線を上げる要因になる。この役割分担がうまく回っているんですね。チームの役割として非常に綺麗なんですよ。
 
――なるほど。すごく理に適った編成になっているんですね。
槇:そうですね。もともと、ナワバリバトルでは中長射程のブキが採用されやすいんですね。なぜかと言うと、敵を牽制しながらたくさん塗れるからなんですけど、一方でこれらのブキは大ぶりのチャージ時間が必要だったりして、前線を少しずつ下げながらたくさん塗るという特徴があるんです。ですから、前線役がいないと塗りが多いにも関わらず前線が下がるという現象が起き得るんですね。今回のNPBでもいろんなチームがこうした中長射程を重視した編成を採用していたんですが、そんな中ベイスターズは2-1-1の形をとってシステマチックに前線を上げることができていた。
 


▲(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目4:54:17より引用)

 
――なるほど。決勝は福岡ソフトバンクホークス代表のGGBOYZと横浜DeNAベイスターズ代表のハイパービームの対戦でした。この2チームの試合については、どこが勝負のポイントになると考えていましたか?
槇:編成ですね。今回のGGBOYZは本来前衛役であるやまみっちー選手がL3リールガンやスプラスピナーというブキを多く採用していたんですが、先ほど言った理由で、これらの中後衛ブキだと自分たちの前線がかなり下げられてしまう恐れが多いんです。対するハイパービームはしっかりと前線を2枚置いていますから、まともに当たるとハイパービームがかなり有利な編成になっています。
 つまり、GGBOYZは中長射程のブキを普通に扱ってしまうと、相手側に前に出るのが得意なブキが2人いますから、その前に出る動きに対して間合い管理をしなきゃならないので、その関係でどうしても体が後ろに下がりがちになってきます。そういったことがチーム単位で起こるので、相手を倒したにも関わらず前線が下げられてしまうことが起こり得る編成だったんですね。
 そこをGGBOYZ側、とくにやまみっちー選手ですけど、スプラスピナーというブキを持ちながらもアタッカーとして前に出るという動きで対応はできていましたが、やはりそもそもスプラスピナーは体を前に出すブキではないので、どうしても厳しい。GGBOYZが負けたのは、そういったところを突かれてしまったのかなと。別の試合でやまみっちー選手が「スプラスピナーだけど日和らずに前に出るようにしたから勝てるようになった」とインタビューで話していましたがまさにそれなんですよ。結局、前線が体を張って前に出るという役割の人がいないと前線は上がっていかないんです。
 


▲絶対王者GGBOYZが誇る、最強アタッカーのやまみっちー選手。その実力の高さは折り紙付きだ!
(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目3:10:17より引用)

 
――そうなると常に劣勢、前線を下げさせられた状態で戦わざるを得なくなる。
槇:GGBOYZは個々のマンパワーが非常に高いチームですから、そのスキルで対抗できていたとは思うのですが、ハイパービームは個々が強い上に編成も完璧だったので、そこがハイパービームが競り勝った要因かなと見ています。
 
――なるほど。あとばるさんはこの決勝の試合ってのは当然ご覧になっていたと思うんですけど、見ていてどういいった感想を持ちました?
あとばる:だいたい槇さんが言っちゃったのであれですけど、ハイパービームは各々が役割を遂行する上で生き残りやすい策を取っているなと。イカスフィアを採用しているのがまさにそうですけど、ですからGGBOYZ側は不意に一撃でボンって入れられるキルがないと、たぶん延々にキツイ展開になるなと思っていて。
 うちのチームだとハイパービームには対抗戦だとわりと勝ち越していたんですよ。その要因ってたぶんチャージャーのぴょんの存在で、相手が役割を実行する前にぴょんの不意を突く一撃で、強制的にバコンと倒すといった役割破壊で勝てていたんだなと。そういうのを改めてこの試合を見て実感しましたね。
 
――なるほど。当然、GGBOYZは素晴らしいチームですが、そこで相手の役割や戦略をぶっ壊すような意外性のある一撃と言ったらアレですけど、そういった部分がやや足りなかった……。
あとばる:相手の戦略をねじ伏せるだけの力はもちろんあるんですけど、やっぱりチャージャーの一撃だとか、大味な話ですとジェットパックの直撃だとか、そういう感じじゃなくてGGBOYZはどちらかというと大きいダメージをカバーし合って囲んで倒すみたいなイメージなので。その最中でパブロがシャーっと抜けて視線を後ろにやったところにミルクレープ選手のうまいチャージャーの一撃とかを入れられちゃうと、さすがにキツイなと。
 


▲(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目4:55:28より引用)

 
――ハイパービームは「GGBOYZには練習試合では勝率がよかった」という話もありました。
あとばる:そうですね。どこだって言っていたかな。Cool&Cool(埼玉西武ライオンズ代表)とうち以外には勝ち越しているみたいな話を聞いたので、やっぱりチャージャー入りの相手がキツイんだなとはやる前から思っていたんですよ。うどん店長選手(Cool&Cool所属のチャージャー使い)とか、うちのぴょんだったりとかがいると、チャージャー対面同士で、かつ相手は前に抜けなきゃいけないので、そこでイカスフィアを吐く前にやられちゃうとチャージャー入りチームの弱点というか、押されて終わっちゃうのかなと。
 

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