ビックリマン伝説シール誕生秘話 第2回

ビックリマンチョコ、ビックリに満ちた開発秘話&現在も続くビックリへのこだわりに迫る!!

80年代の終わりから90年代のはじめ、“コロコロと言えばビックリマン”という時代があった。年間4億個を売り上げた大ヒットコンテンツ。その生みの親である反後四郎氏(写真、左)と現在、株式会社ロッテでビックリマンの企画を担当する本原正明氏(写真、右)にお話を聞いてきた!!

第2回「由来にビックリ! 驚きのキャラ発明法公開!!」


▲スーパーゼウス

──スーパーゼウスの名前の由来にはビックリ(くわしくはコチラ)しましたが、見た目的なデザインの元ネタにも、諸説ありまして…元阪神のバース選手ってホントですか!?

反後「はい、本当です。私のアイディアを子供たちにフィットするようなテイストでイラストにしてくれる、グリーンハウスというデザイン会社がありまして。それが大阪にあったんですね。当時の大阪と言えば阪神タイガースで大変盛り上がっていましたから、なかでも活躍していたバース選手の影響はかなりあります」

──なるほど~、他のキャラにも元ネタってあります??

反後「地域のものでいいますと、『お助けさん』のハリセンはもう吉本新喜劇的なものですね。『お救い観音』は京都の観音様を意識してですし。あとは、私が九州出身なので『天神さま』は大宰府の天神様から」


▲左からお助けさん、お救い観音、天神さま

──他にはどんなものを参考に??

反後「そのころ人気があったテレビ番組も参考にしましたね。たとえば『水かける蔵!王』は、『ひょうきん族』って番組のエンディングコーナーで、ばってんを出すと水が降ってくるやつあったでしょ? そこから発想しました。3すくみのお守り『お祈り神父』も同じコーナーに神父さんがいたでしょ? そこからです」


▲左から水かける蔵!王、お祈り神父、男魔ザンゲ

──そういえば、悪魔の「男魔ザンゲ」は明石家さんまさんに似ているような…!?

反後「他にも、水戸黄門ですとか、ハブ対マングースなど、そのとき話題になっていたものを取り入れて、小物とかマークを足していってキャラクターに奥深さを持たせています」


▲左から黄門天人、ゴッドマングース

──そのアレンジが絶妙なんですよね。ちなみに第1弾の中でいちばん印象に残っているのはどのキャラです?

反後「スーパーゼウスはもちろんですが、十字架天使。女の子のキャラクターを入れたのも珍しいことだし、女性とは聖母マリア的で戦うものじゃなかった。それをプロレスラーのようなコスチュームを着せて、弓と矢を持たせる。当時としては画期的だと思います。おかげさまで人気も出て、その後の弾にも進化して登場しますね」


▲十字架天使

──いまでは女の子戦士って当たり前にいますけど。その先駆けになったのかもしれませんね! さすがっす!

(第3回「現在のビックリマン! コラボの秘密」につづく!)

反後 四郎(たんご しろう)プロフィール
1949年、熊本出身。早稲田大学法学部卒業後、株式会社ロッテに入社。85年にメインスタッフとして参加した「悪魔VS天使シリーズ」をヒットさせる。当時はコロコロの誌面に「反後博士」として登場した。

 

ビックリマン伝説11チョコ7月17日発売!!


「ビックリマンブーム」時代の復刻シールがついてくる「伝説シリーズ」の最新弾が7月17日から発売になるぞ! 今回の「ビックリマン伝説11」は、悪魔VS天使シリーズの第13弾のシールが復刻版でついてくるのだ! 懐かしのシールで、キミもビックリしよう!

<各86円>
※東京圏・関東信越(静岡含む)先行販売。
(C)LOTTE/ビックリマンプロジェクト

次回は8/1(水)更新!!