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【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×槇尭史による「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」徹底解説~5~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×槇尭史 第5回】

あとばる×槇尭史(ふーみそん)対談第5回目!
 
今回は「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」でのLibalent Calamari(リバレントカラマリ)とGGBOYZの試合について、ふたりに語ってもらったぞ。
 
絶対王者であるGGBOYZに対し、カラマリはどう挑んだのか? さっそく対談スタートだ!
 
なお、『スプラトゥーン2』のトップチームがプロ野球12球団の代表選手となって日本一を争った「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の試合は下の動画で見ることができるぞ。
 
・NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目
https://www.openrec.tv/live/o7z4m19olzl
 
・NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会2日目
https://www.openrec.tv/live/ykz0xvkn0zw
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。
槇尭史(ふーみそん)
『スプラトゥーン』の戦略や戦術、メタ分析の第一人者。あとばる選手の所属するリバンレントカラマリの戦略アドバイザーを務めるほか、過去には「スプラトゥーン甲子園」全国3位の成績を残すなど、プレーヤーとしても一流の実績を持つ。「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」では試合の解説を担当。自身の経験と研究に裏打ちされた的確な解説で大会を盛り上げた。

 

絶対王者GGBOYZを倒し、パ・リーグ制覇!

――最後はGGBOYZ(福岡ソフトバンクホークス代表)戦でした。ステージはエンガワ河川敷でしたけど、カラマリとしてはこのステージはどうだったのでしょうか。
あとばる:どっちかというと自信あるステージだったんですよ。その中で、GGBOYZがここまでの試合でけっこうエンガワ河川敷を引いてて。
 
槇:GGBOYZはエンガワ河川敷が選ばれる試合が多かったよね。
 
あとばる:めちゃ引いていて最後の最後にまたエンガワ河川敷だったんですけど、それまでのGGBOYZの試合を見ていたので、相手のパブロが抜けてくるとか、どっちに誰がくるってのがわかっていたんですね。なので、試合前はあまり緊張とか不安もなく、「この舞台では勝たなあかんやろ」という感じでした。
 


▲(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目7:51:04より引用)

 
――テンションとしてはかなり高かった?
あとばる:最高潮でしたよ、本当に。

――以前のインタビューで「GGBOYZについては具体的な対策を立てないといけない」とおっしゃっていましたけど、勝ち筋としてこういうのを狙っていこうといったことを事前に決めていたりしたんですか?
あとばる:まず、メタとして事前の練習でGGBOYZとは対戦しないというのをやっていたんですよ。大会の1週間前からGGBOYZとは練習試合をやらない。やればやるほど、僕らのチームに対してダイナモンが上手くなっていくんですよ。すぐ対応してくる。
 なので、GGBOYZ側から練習試合の誘いはあったんですけど、「もう貴様らとはやらん!」と言って断って(笑)。で、セ・リーグ側のSpRush!!(読売ジャイアンツ代表)がほぼGGBOYZと編成が同じなので、ほぼ毎日のようにSpRush!!と試合を組んでもらって。
 
――仮想GGBOYZという。
あとばる:そう。仮想GGBOYZでやっていたんですけど、その中でもエンガワ河川敷がちょっとステージが広くて特殊で、僕らのチームの動きとしては左側を延々と支配して、右側は2438学園さんにひたすら踏ん張ってもらうという根性論でやっていたんですね。
 だから右側の2438学園さんが崩れたら終わりみたいな戦い方だったんですけど、この本番では2438学園さんが崩れず、かつ左側もほぼ完璧なムーブができたかなと。なので、対GGBOYZ用の動きというのはあまりなかったですね。どちらかというと、GGBOYZにこちらの手の内を明かさないようにして、うまく本番で競り勝った形ですね。

――ブキがプロモデラーPG、N-ZAP83、シャープマーカーネオ、スプラチャージャーコラボという編成でしたけど、これは塗りを重視して?
あとばる:そうですね。前はエンガワ河川敷だとくろすくんがスロッシャーを持っていたんですけど、ステージが広すぎて、くろすくんが動くための塗りが追いつかないだとか、最後に五分の状態になったときにスロッシャーだと塗り効率が悪くて、塗り勝てないということが多かったんですね。
 それで、左を取るという意識だったらクイックボム2枚でいって、最後に人数有利ができたところでプロモデラーの塗り力で塗り勝つという動きに変えたら一気に勝率が上がって。そんなにブキの射程もいらないステージかなとみんなで悩んで、最終的にはプロモデラーPGにしました。
 


▲この試合でカラマリのくろす選手はプロモデラーPGを選択。連続キルをとるなど、素晴らしい活躍でチームの勝利に貢献した。
(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目7:52:00より引用)

 
――槇さんはこの試合での双方の編成を見たときは、どういった感想でしたか?
槇:僕はGGBOYZが有利かなと思っていました。というのも、そもそも僕はあまりプロモデラーPGを評価していないんですね。というのも、このブキは一貫性があまりないんですよ。サブ・スペシャル・メインの一貫性ということをよくいうんですが、たとえばスプラシューターコラボは機動力があって、かつ火力があり射程もそれなりなメインと、スプラッシュボムにジェットパックという組み合わせで、これは3つ全部がアタッカーとしての強いセットなんですよ。
 そうやって、すべてのブキに対して、サブ・スペシャル・メイン全部が中衛にぴったりだとか、後衛にぴったりだとかだと僕的には評価は上がっていくんですが、プロモデラーPGはメインだけアタッカーとして貧弱なんですね。クイックボムとナイスダマはかなり前で吐くのに有用なので非常によいとは思うんですが。
 
――メインで前を張るにはやや頼りない?
槇:そうですね。2438学園選手もN-ZAP83で、これも火力がちょっと少ない。ということで、これは対面で負けてしまうと、そのまま押し切られるなと思っていました。GGBOYZもパブロ・ヒューを入れてかく乱できるようにしつつ、スプラスピナーとシャプマーカーネオで盤面を作り、ダイナモン選手のエクスプロッシャーカスタムで圧力をかけるという形だったので、たぶんこれはキル勝負、殴り合いの勝負になるなと思っていて、そうなるとGGBOYZが有利かなと。ただ、逆にこのキル勝負を制したのがカラマリ側だったので、そこは熱かったですね。
 
――カラマリは、お互いのフォローがかなり上手くいっていた印象があります。
槇:要所要所で、GGBOYZのえとな選手のパブロの抜けをしっかりと潰してたんですね。とくに終盤でパブロの抜けをしっかり潰した場面が大きかったですね。それで、そのままの流れで塗り勝負に持って行って勝った。
 数的有利と塗りの総量でギリギリ競り勝ったという試合だったので、そういったフォロー、報告、そこらへんがしっかり噛み合ったのかなというところです。ただ、これは危なかった試合だと思いますよ。編成的には非常にGGBOYZ寄りだったと思うので。
 


▲(NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 本大会1日目7:54:02より引用)

 
――あとばるさんは実際、お互いの報告とかも含めて、うまく自分たちのやりたい試合ができたという形だったんですか?
あとばる:んー。なんか「テンションで乗り切った」が正解ですかね、どっちかというと。
 
槇:そうだよね。全然安定した勝ち方じゃなかったからさ(笑)。
 
あとばる:たぶんテンションが上がりすぎて、みんなしっかりした報告とかしていなかったと思うんですよ(笑)。あとは変な話、上振れというとあれですけど、終盤の抜けパブロを一発で潰せたのもタイミングがよかったりとかそういう要因で、かつあの最終戦の場でみんなテンション上がっていて「勝つしかねえ」って感じだったので。
 2438学園さんとか、ひたすら叫んでるだけだったし(笑)。なので、実際は報告という報告はあまり聞かなかったですね、この試合は。
 
――じゃあ、この試合は本当に勢いというか、そういうものが出せて勝ち取った。
あとばる:本当にあれは流れがよかったとか、そういう形だと思います。
 
槇:ただ、上振れは本当にあったと思うんだけど、上振れがなかったとしてもかなりいい動きができたとは思う。いい動きができて、かつ上振れがあったのであのタイミングで勝てた。そういう試合だったと思います。
 
 

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