【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×えとなが語る最新環境&世界大会~1~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×えとな 第1回】

先月アメリカのロサンゼルスで開催された世界大会で見事に2年連続の優勝を果たしたGGBOYZから、えとな選手が対談に初登場!
 
あとばる選手との関係や最新のゲーム環境までいろいろと聞いてみた!
 
【YouTube】
Splatoon 2 World Championship 2019 Finals


 
【OPENREC.tv】
E3 2019 任天堂タイトル世界大会 配信(58:00より)

https://www.openrec.tv/live/mlrl2pykn8g
 
えとな選手所属のGGBOYZが日本代表として出場し、北米・欧州・豪州の各代表と世界一の座をかけて争った『Splatoon 2 World Championship 2019』の試合は上のリンクから視聴可能。
 
なお、OPENREC.tvではあとばる選手のチームメイトである2438学園選手がゲストで出演。トッププレーヤーならではの深い解説を聞くことができるぞ!
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。
えとな
第3回と第4回のスプラトゥーン甲子園連覇&アメリカのE3で開催された世界大会2年連続優勝の最強チームGGBOYZのメンバー。あらゆるブキをトップレベルの実力で使いこなすことのできる卓越したゲームセンスの持ち主で、どのルール・ステージでも柔軟に対応して戦うことができる。常勝軍団GGBOYZの強さを支える、世界最高峰のマルチウェポナーだ。

 

えとな選手は宇宙一のマルチウェポナー!

――ふたりは大会はもちろん、普段の練習試合などでも一緒にプレーする機会が多いと思うんですが、けっこう親しい間柄なんですか?
えとな:どうなんだろう。
 
あとばる:深くもないけど浅くもないみたいな。
 
えとな:オフの大会があったときには一緒にご飯に行ったりはしますけど。
 
――それはカラマリ(あとばる選手の所属チーム)とGGBOYZのみんなで行こうみたいな?
えとな:そういうときもありますし、個人で行ったりも。
 
あとばる:そうですね。ご飯を食べに行くときはだいたい一緒にいますね。
 
――じゃあ、けっこう仲がいいんですね。
あとばる:まぁ、そうですね。
 
――お互いのプレーヤーとしての印象を教えてください。
えとな:H3リールガン使いで一番うまいなという印象がありますね。やっぱりエイムがすごいですよね。あと、別のブキを持っても立ち回りがまったく崩れないので、そこは基礎がしっかりできているプレーヤーだからこそなんだろうなと思いますね。
 

 
――えとな選手は、あらゆるブキをマルチに使いこなせるプレーヤーという印象があるんですけど、そのえとな選手から見てもあとばる選手はかなり基礎がしっかりしている?
えとな:そうですね。どのブキを持っても立ち回りが絶対に崩れないんですよね。これってけっこう難しいことで、普通のプレーヤーではできないことなので、すごいなと思って。
 
あとばる:いやー、そう言われると嬉しいっすね(笑)。
 
――あとばる選手はえとな選手の印象はいかがですか?
あとばる:いや、もう宇宙一のマルチウェポナーですよ。
 
――世界を超えて宇宙まで。
あとばる:なにを持っても、ほぼそのブキのトップレベルのプレーヤと渡り合えるくらいの使い方をしますし、パブロを持つにしろ、スロッシャーとかを持つにしろ、そのブキでしなきゃいけない動きってのを絶対に把握してやっているので、これはすごいなと思いますね。あれだけのブキ種の持ち替えは僕にはちょっとできないです。
 
――GGBOYZ というチームにおいて、えとな選手のようななんでも使いこなせるプレーヤーが1人いるというのは、やっぱり大きな強みになっている?
あとばる:だいぶ大きいと思います。メンバーを固定しているチームってあまり強くないというと変ですけど、やっぱり環境によって強いブキってころころ変わるので、その環境に合っている強いメンバーを集めた即席チームのほうが基本的には有利なんですよ。にも関わらず、GGBOYZは甲子園と世界大会を2連覇していて、その強さの根底を支えているのはえとな君だと思うんです。彼がどんな環境にも対応できるからこそ、常にあれだけ安定した強さが発揮できるのかなと。
 


▲えとな選手の活躍もあり、GGBOYZは見事に先月に行われた世界大会で優勝。2年連続で世界一の栄冠に輝いた。
(Splatoon 2 World Championship 2019 Finals 48:06より引用)

 

わかばシューターの時代が来た!?

――いま環境の話が出ましたけど、現在の環境での強いブキってどれだと思いますか?
えとな:わかばシューターがけっこう強いかなと。アップデートでいろんなブキのスペシャルポイントが引き上げられたんですけど、わかばってまだ180なんですよ(2019.7.10時点)。
 あの塗りの強さで180でインクーマーを回せて、しかもインクタンクも他のブキに比べて10%大きいんですよね。わかばシューターって、今までが弱すぎて毎回のアップデートでちょっとずつ強化されてきたブキなんですけど、ここに来てようやくかなり強くなってきたんじゃないかなという感じです。
 
――わかばシューターを使う上でのポイントとか、上達するために意識した方がいいことはありますか?
えとな:とりあえずインクアーマーはひとりで吐いちゃいけない。少なくとも味方が3人は生き残っている状態で吐くこと。あと、強化が入ったとはいえ、対面性能は他のブキに比べるとかなり低いので、味方のサポート的な感じで動いてあげるのがいいのかなと思います。味方の後ろを塗ってあげたりとか、エリアとかのオブジェクト管理をしてあげたりと。基本的にわかばシューターで目立とうと思っちゃダメなのかなと(笑)。
 


▲ここに来て評価急上昇中のわかばシューター。スペシャル必要ポイントが少なく、インクアーマーを数多く回せるのが強みだ。

 
――あくまでサポート役で、自分でどんどん敵を倒すぞというよりは、味方が立ち回りやすくなるような動きをしていく。
えとな:味方を活かしてあげるみたいな。そういう縁の下の力持ち的なブキという印象ですね。
 
――あとばるさんは現環境だと、やっぱりL3リールガンが強いという印象ですか。
あとばる:L3リールガンは弱くはないですけど……。
 
――L3リールガンってけっこう評価高くないですか?
あとばる:みんな強いって言ってますよね(笑)。ただ、いまって以前みたいに長射程ブキで一方的に殴るというよりは、お互い射程が届く範囲での殴り合いの環境になってきてて、相手がわかばシューターとかL3リールガンを使ってくるんだったら、こっちはプライムシューターを出して、プライムシュターが出てくるんだったらキャンピングシェルターやパブロが刺さってくるぞ、みたいな。
 いい感じでバランスが取れているので、いまの環境はそんなに飛びぬけて強いブキみたいなのはないのかなと。ちょっと目立っているのはわかばシューターくらいですかね。
 
――そうなんですね。L3リールガンはメイン性能アップのギアを1.3積むと、疑似3確(メインを3発当てると敵を倒せる状態)になる上に、塗りも強いので相当環境上位にいるのかなと。
あとばる:確かに、1.3で疑似3確は強いです。
 


▲L3リールガンはメイン性能アップのギアを1.3積むと、ワントリガー(3連射)で99.9ダメージを出せる。わずかでもダメージを受けた敵なら、ワントリガーで倒すことができるぞ。

 
――そういうのもありまして、改めてL3リールガンの使いこなしのコツを教えてもらえればと。けっこう「L3リールガンを使いたい」って人も多いと思うんですよ。
あとばる:L3リールガンの魅力ってヒト状態で移動するときの初速が速いんですよ。なので、ちゃんと距離を保ちながら左右にステップを入れることを意識するのが大切ですね。弾を当てるのも大事ですけど、それと同じくらい避けることも大事なので。
 ちゃんとステップを入れながらエイムを当てる練習をするだけで、かなり有利に戦えるブキなんじゃないかなとは思いますね。
 
――当てることは当然だけど、実は避けることも重要?
あとばる:立ち止まったまま撃つのはもったいないです。足の初速の速さがL3リールガンの強みなので、そこはちゃんと生かしていきたいですね。
 
 

【今回のまとめ】
・アップデートによる強化もあって、いまはわかばシューターが人気!
・わかばシューターは味方のサポートに徹する動きをすべし!
・L3リールガンは「避ける動き」を身に着けることも重要!

 
次回も引き続き、あとばる×えとな選手の対談をお届け!
 
「6月のアップデートでゲーム環境はどう変わったか」をテーマに、ふたりに語ってもらったぞ!
 

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次回は7/23(火)更新!!