42年の歴史を詰め込んだ『コロコロ500号記念大年表』公開 第1弾!!(1977年〜1981年)

2019年11月15日発売の12月号で児童向けマンガ誌としては前人未到の創刊500号を迎える「コロコロコミック」。
 
いまから42年前の創刊当時から現在までの500号分の歴史を年表で振り返る大年表企画第1弾!
 
知ってる世代には超懐かしく、知らない世代には信じられないビックリ情報がギッシリつまりまくってます!!
 

1977年(昭和52年)創刊号~第3号

・1977年のトピック:「コロコロコミック」創刊
当時、少年マンガ誌の読者年齢が上がっていたことを受け、小学生が気軽に手に取りたっぷり楽しめる児童向けマンガ誌として1977年4月に創刊(1977年5月15日号)、表紙の雑誌名より大きい「ドラえもん」ロゴが当時の圧倒的なドラ人気を物語る。背表紙には「ゆかいまんがと野球まんが特集」の文字も。


 
・主な人気マンガ:
創刊号(5月15日号)~ 「ドラえもん」「バケルくん」藤子不二雄、「いなかっぺ大将」川崎のぼる、「ハムサラダくん」ヨシダ忠、「リトル巨人くん」内山まもる、「ドラえもん百科」方倉陽二、「藤子不二雄のまんが入門」しのだひでお
 

第2号(8月15日号)~

当時未単行本化だったエピソードを大ボリューム一挙200ページ(総ページ数520ページ)も掲載した「ドラえもん」を大看板に、小学館の学年誌掲載の藤子マンガや、コンビ時代の藤子先生をモデルにした「ハムサラダくん」など、単行本化でうなぎのぼりだった「ドラえもん」人気に応えたラインナップはまさに藤子不二雄マガジン!


 
・主なホビー:「野球」
1993年のJリーグ発足以前、小学生人気No.1のスポーツはなんといっても野球!コロコロ創刊直後は大看板の藤子不二雄関連作品と合わせて「リトル巨人くん」(内山まもる)をはじめ巨人の王選手、阪神の掛布選手(当時)といった実在選手をモデルにしたプロ野球マンガが毎号掲載されていました。


 
・1977年の世の中
女性デュオ、ピンク・レディーがシングル「ペッパー警部」でレコードデビュー、アクション性の高い振り付けのインパクトもあり、小学生も巻き込んで大人気に。
 
・コロコロトリビア:
創刊号の定価は320円で発行部数は13万部、最初は3ヶ月に1冊ペースで発売の季刊雑誌としてのスタートでした。ちなみに表紙に登場する初代のマスコットキャラの名前は「コロちゃん」、現在も誌面で活躍するコロドラゴンの先輩です。


 
第3号では後に「ゲームセンターあらし」でコロコロに一大旋風を巻き起こす、すがやみつる先生が、読み切り「まぼろしの恐竜」で誌面初登場。