【#コロコロ500号】42年の歴史を詰め込んだ『コロコロ500号記念大年表』公開 第5弾!!(1997年〜2001年)

コロコロ500号記念の大企画!
みんなで年表を作り上げよう!

コロコロに関するキミの思い出コメントや
秘蔵のふろく品&ホビーなどを
「#コロコロ500号」を付けてつぶやくのだ!


 
再び100万部雑誌となって1997年を迎えたコロコロ!「ドラえもん」関連タイトルを筆頭に「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」、「スーパーフィッシング グランダー武蔵」、「超速スピナー」、「爆球連発!!スーパービーダマン」、「ポケットモンスター」といったヒット作のテレビアニメ&グッズ連動が活発になり始めたとき、さらに新たな展開が…!雑誌の枠を超えてコロコロの可能性がよりワイドにスケールアップした5年間の軌跡が刻まれた年表…刮目してチェックせよ!!
 


1997年(平成9年)第225号~第236号

■1997年のトピック:
創刊20周年を迎えた1997年はコロコロ関連の映像企画が一気に加速化します。毎春恒例のドラ映画は藤子・F・不二雄先生の遺作「映画ドラえもん のび太とねじまき都市冒険記」(東宝系)を公開。前年1月からテレビ東京系でアニメ放送を開始した「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」は好評を受け本年より2ndシリーズ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」編に突入、さらに7月5日は劇場版新作「映画 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡」(松竹系)公開、4月1日にはアニメ「ポケットモンスター」がスタート。
 
4月2日には当初からアニメ化前提のメディアミックス企画だった「スーパーフィッシング グランダー武蔵」が放送開始。(以上、いずれもテレビ東京系)10月には「テレビで見るコロコロ」をコンセプトに企画された朝の子供向け生放送番組「おはスタ」がスタート!この番組内コンテンツとして10月27日よりアニメ版「学級王ヤマザキ」も放送され、デイリーの生放送ならではのスピード感&発信力でコロコロ人気はさらに拡大、「ハイパーヨーヨー」、「ビーダマン」などホビー関連の盛り上がりも手伝って秋にはついに発行部数200万部を突破!児童マンガ誌界に金字塔を打ち立てるに至ります。

▲1997年6月号表紙
▲映画「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」記事
▲アニメ「ポケモン」記事
▲200万部達成

■主な人気マンガ:
1月号~ 「ろぼっとポリス ゴヨーダくん」玉井たけし、「マッハGOGOGO!」谷上俊夫/タツノコプロ
8月号~ 「燃えろ!スピナー」橋口隆志
9月号~ 「まんがで発見!たまごっち」後藤英貴
10月号~ 「大長編ドラえもん のび太の南海大冒険」(萩原伸一/藤子・F・不二雄)、「魔動天使うんポコ」江川達也、「超魔神英雄伝ワタル」三鷹公一
11月号~ 「クラッシュバンディクー」川嶋亜理
12月号~ 「超速スピナー」橋口隆志
 
アニメ連動企画の「マッハGOGOGO!」(谷上俊夫/タツノコプロ)、「超魔神英雄伝ワタル」(三鷹公一)、ゲーム原作の「まんがで発見!たまごっち」(後藤英貴)、「クラッシュバンディクー」(川嶋亜理)などのメディア連動作品が始動するなか、青年誌や少年誌でヒット作を持つ江川達也先生の異色作「魔動天使うんポコ」が異彩を放つ。
 
またプロトタイプ作「燃えろ!スピナー」掲載(2回)を経て、12月より連載開始となったハイパーヨーヨーを題材にした橋口隆志先生の「超速スピナー」はスピナー(ヨーヨープレイヤー)たちの攻防を巧みな心理描写で描き、これまでのギャグ作品のイメージから脱皮し、新境地の人気連載となりました。

▲「魔動天使 うんポコ」江川達也先生
▲「クラッシュバンディクー」川嶋亜理先生
▲「超速スピナー」橋口隆志先生

■主なホビー:「ビーダマン」シリーズ、「ミニ四駆」
タカラ(現:タカラトミー)より発売されたビー玉の発射ギミック付きのフィギュア玩具でいくつかの派生シリーズが存在しますが1995年にスタートした競技性の高いラインナップ「スーパービーダマン」シリーズは前年12月発売の強化外骨格機構OS(オーバーシェル)ギアの搭載によるパーツカスタム性の向上とコロコロ連載マンガ「爆球連発!!スーパービーダマン」と連動した商品展開で人気に火が着き、以降もバージョンアップされながら販売を継続。公式ルールに基づいたビーダマン大会「ビーダー選手権」も全国の量販店や次世代ワールドホビーフェア会場などで開催され、スポークスマン的な公式キャラ“マスター攻略王”や開発者の“Dr.タマノ”などもコロコロ誌面やイベントに登場し人気を博しました。
 
また同じタイミングで第2次ブーム真っ只中だったミニ四駆も「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」登場マシンの市場投入が継続的に行われ、新マシン登場時には開発スタッフのインタビューなども交えた特集記事で読者の期待を盛り上げました。また、この年の映画版公開時には劇中登場マシン、“ガンブラスターXTO”も上映の映画館で先行販売という形で商品化。映画プロモーション用に人間が乗車して走行可能な実車サイズのガンブラスターXTOも登場し、イベント稼働などで大変な人気を集めました。
 
それまで人気だった格闘ゲームがコマンド入力などの操作が複雑化してビギナーのハードルが高くなっていた事に比べ、ビギナーの入り口が用意されルールがわかりやすい、勝敗だけではなく自分なりに工夫してカスタムする楽しみのある点が「ビーダマン」、「ミニ四駆」が広く受け入れられたポイントのひとつといえるでしょう。

▲ビーダマン記事
▲ミニ四駆記事

■1997年の世の中
消費税率が3%から5%に引き上げ
フジテレビが港区台場移転後、新社屋からの本放送を開始
大阪、名古屋にドーム式球場が完成
野村佑香、吉野紗香などのティーンアイドルがCMなどで活躍、「チャイドル(チャイルド+アイドル)」ブームに
 
■コロコロトリビア:「おはスタ」の裏ルールとコロコロイズム
1997年10月1日の朝7:05、テレビ東京系でスタート朝の生放送番組『おはスタ』はコロコロコミックと連動したキッズ向けバラエティ。「テレビで見るコロコロ」をコンセプトに、やまちゃん(声優:山寺宏一)とレイモンドのダブルMC+おはガール(日替わり)による司会でその放送を開始した。番組として直接的な関連はありませんが1970年代~1980年代にかけて朝の子供向け番組「おはようスタジオ」を放送した歴史のあるテレビ東京と、小学生たちに圧倒的な知名度と信頼を誇るコロコロコミックとのタッグに期待が集まりました。
 
番組は秒刻みのハイテンション&ハイスピードな進行でコロコロで人気のマンガ・アニメの情報や注目ホビーのスタジオ実演、生放送ならではのハプニングも笑いに変える元気爆発の内容が受け視聴率もうなぎのぼり、特に当時人気の「ミニ四駆」、「ポケットモンスター」関連の情報が後押しして、それまで経済番組の印象が強かったテレビ東京の朝のイメージを塗り替える番組に急成長しました。
 
そんな「おはスタ」の番組制作時に必ず守られる裏ルールがあります。それは「商品紹介の関係者は絶対に素の状態で出演しない」というもの。商品紹介も子供たちに楽しんでもらうコンテンツのひとつというポリシーを持つ「おはスタ」では画面上に出るのは「玩具会社宣伝の〇〇さん」ではNGで、必ずコスチュームや時には着ぐるみ姿でキャラクターとして登場してもらうことになっていて、これはコロコロスタッフも同様。サガミネーターにムラ神さま、まこ殿さまといった歴代編集長を筆頭にその時々の編集スタッフがさまざまなキャラクターとしていまも登場しています。
 
このイズムの源流をたどると、ファミコンブームの際「ハドソンの宣伝の高橋さんじゃ面白くないから、“高橋名人”でいこう!」とあの高橋名人を誕生させた80年代のコロコロ編集スタッフのエンタテインメント精神であることに気づきます。やはり「おはスタ」はコロコロのテレビ版なのだ!と深く頷かざるを得ないのであります。

▲「おはスタ」開始時の記事