【#コロコロ500号】42年の歴史を詰め込んだ『コロコロ500号記念大年表』公開 第8弾!!(2012年〜2016年)

コロコロ500号記念の大企画!
みんなで年表を作り上げよう!

コロコロに関するキミの思い出コメントや
秘蔵のふろく品&ホビーなどを
「#コロコロ500号」を付けてつぶやくのだ!


 
レベルファイブとクロスメディア展開を行った「妖怪ウォッチ」が大ヒット! これによって、さまざまな大手メーカーと展開も開始され、“子供ホビーの総本山”として、35周年後も、さらに爆進を続けるコロコロですが、ここで大きな時代の波が打ちよせます。年々、進化していくホビーテクノロジー、ネット世代の小学生の急増――。
 
これに対応して、新しいスタイルのコロコロが誕生! マンガではコロコロ漫画大学校出身作家がめざましい活躍をみせます。そんなコロコロ新時代の到来を感じさせる5年間をチェックだ!
 


2012年(平成24年)第405号~第416号

■トピックス:金色に輝く35周年!!
ついに創刊35周年! マンガ界で輝かしい金字塔を打ち立てたコロコロですが、それを記念した特製グッズも輝くものばかり。5月号では黒地に金色のコロコロドラゴンがプリントされたニンテンドー3DSの35周年限定モデルを抽選100名にプレゼント。さらに、こちらも目にもまぶしい「コロコロゴールド団員証」を35万枚発行。コロコロ関連イベントで配布されたほか、T-Pistonz+KMCによるコロコロ35周年応援歌「ココロ転がせっ!」の初回封入特典にもなっています。
 
ホビーでは、ポケモン、デュエマ、ベイブレードなど従来ホビー人気はそのままに、「モンスター列伝オレカバトル」(コナミアミューズメント)が、自分だけのオリジナルモンスターカードを作成できるという新機軸でヒット、マンガでは主人公がウソつきという異色作「ウソつき!ゴクオーくん」が人気作に。35年目もコロコロは、読者にこれまでにない刺激を与えていくのでした。

▲2012年7月号表紙

■主な人気マンガ
2月号~「ダンボール戦機W」藤異秀明
3月号~「風雲!ハガ友城」コーヘー、
4月号~「メタルファイト ベイブレードZERO G」足立たかふみ、「デュエルヒーローDASH」伊原しげかつ
5月号~「ぶっとびスピナー キメル!!」樫本学ヴ
6月号~「ポケットモンスターB2・W2 新たなる伝説」神田達志、「モンスター列伝 オレカバトル」山浦聡
7月号~「劇場版ポケットモンスター キュレムvs聖戦士ケルディオ」井上桃太、「超変換大戦もじバケるG」万乗大智
8月号~「世界一ウケたい!珍検ゼミナール」武内いぶき
9月号~「新ドラベース」むぎわらしんたろう、「ウソツキ!ゴクオーくん」吉もと誠、「トコとん!ブタメン」土田しんのすけ
12月号~「ゾゾゾ ゾンビーくん」ながとしやすなり

▲「ウソツキ!ゴクオーくん」吉もと誠先生
▲「新ドラベース」むぎわらしんたろう先生/藤子プロ
▲「ゾゾゾ ゾンビーくん」ながとしやすなり先生

元気・熱血系主人公が多いコロコロのなかで、これまでにない個性的な主人公が誕生します。それが「ウソをもってウソを制す」学園マンガ「ウソつき!ゴクオーくん」。閻魔大王という正体をもつ凶悪フェイスのアウトロー小学生ゴクオーくんが、さまざまなウソから巻き起こる騒動を解決していく学園もので、水泳大会などの学校行事回はもちろん、動画配信など時代が反映した回もあります。ラストのウソ暴きのために張られた伏線と回収が小気味良く、「ウソは良くない」というメッセージを説教臭くなく、スリリングな推理ドラマ風に読ませています。
 
「ドラベース」は続編「新ドラベース」がスタート。今回の主人公は、プロ入りしたクロえもんに憧れる球えもんで、チームも多摩川ドラーズとなり、新キャラのジロえもんやスネえもんといったチームメイトと、ひみつ道具を駆使した熱血野球バトルを繰り広げます。
当時のゾンビ映画ブームを取り入れ、ヒット作となったのが「ゾゾゾ ゾンビーくん」(ながとしやすなり)。とにかく死なない、何かあれば体のパーツを分解など「魔界ゾンべえ」(玉井たけし/1986年)を彷彿させる明るいスプラッターギャグが満載です。

■主なホビー:「モンスター列伝オレカバトル」、「超変換!!もじバケる」
トレーディングカードアーケードゲーム人気はこの時期も冷めやらず。この年から稼働開始された「モンスター列伝オレカバトル」は育成したモンスターを自分の名前入りオリジナルカード「オレカ」として作れるという新機軸で人気となり、翌2013年には累計カード出荷枚数が5000万枚を突破しています。6月号からはコロコロで山浦聡先生によるマンガが開始され、翌2013年11月号では「ゾゾゾ ゾンビーくん」とコラボしたオレカが付録されています。
 
「超変換!!もじバケる」(バンダイ)は、「虎」「龍」といった漢字が、文字が表す動物やモンスターロボットに変遷するフィギュア玩具。テレビ番組での難読漢字クイズコーナーから起きた漢字ブームで、小学生ヒット商品となりました。7月号では「別コロ」連載作「超変換大戦もじバケるG」(万乗大智)が読切掲載されています。

▲「モンスター烈伝 オレカバトル」山浦聡先生
▲「超変換大戦 もじバケる」万乗大智先生

■2012年の出来事
東京スカイツリー営業開始
ロンドンオリンピック開催
きゃりーぱみゅぱみゅが大ブレイク
レスリングの吉田沙保里が国民栄誉賞を受賞
郵政民営化法改正案が成立し、日本郵政グループが再編される
 
■コロコロトリビア:100年早く、ドラえもん誕生をお祝い!
2112年に誕生という設定のドラえもん。この年はちょうど100年前ということで、これを祝う特別企画「コロコロまんが家の愛! わがこころのドラえもん」が掲載されています。
 
コロコロの人気作家が、ドラえもんのお気に入りエピソードを選ぶというもので、むぎわらしんたろう先生が「入りこみミラーⅡ」、松本しげのぶ先生が「ゴルゴンの首(20巻収録)」を、樫本学ヴ先生とたかはしひでやす先生が「けん銃王コンテスト(12巻収録)」、曽山一寿先生が「森は生きている(26巻収録)」を、永井ゆうじ先生が「ドラえもんだらけ(5巻収録)」というセレクトでした。絵のインパクト、ストーリー展開、ひみつ道具のユニークさなど、先生方それぞれの着眼点の違いが出た興味深い記事となっています。93年後のコロコロ作家で同じ企画があるかもしれませんね!

▲ドラえもん生誕100年前スペシャル企画