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ミニ四駆

コロコロコミック500号記念企画!! コロコロコミック歴代編集長インタビュー 第4回 【1991〜1994】4代目編集長/黒川和彦

1977年に誕生したコロコロコミックの歴代編集長にインタビュー! 第4回は、『ドラえもん』をはじめ、第一次ミニ四駆ブームを巻き起こした『ダッシュ!四駆郎』『ファミコンランナー高橋名人物語』など、数々の人気作の担当編集を務めた4代目編集長の黒川和彦さんだ!! 藤子・F・不二雄先生とのエピソードや別コロリニューアル秘話、四駆郎からレッツ&ゴーにつながる話などを聞いてきたぞ!!!!
 

黒川和彦(くろかわ・かずひこ)
1952年、大阪府生まれ。1977年、小学館に入社し、『小学三年生』編集部に配属。『ドラえもん』の担当編集を務める。82年にコロコロコミックへ異動し、ラジコンやプラモデルの記事を担当。のちに『ダッシュ!四駆郎』を立ち上げた。91年から94年まで、4代目編集長を務めた。コロコロアニキで連載中の『コロコロ創刊伝説』に登場している。

 

コロコロに“ガンプラ”を載せた男

——黒川さんは1982年にコロコロ編集部に配属され、91年から94年まで編集長を務めています。配属時のことを教えてください!
 
その頃、当時は隔月発行だった別冊コロコロコミックを月刊誌に変えて、中学生向けの漫画雑誌としてリニューアルしようという話がありました。それで、私は平山(=平山隆/3代目編集長)と二人で、その創刊準備をしていたんです。
 

▲これが、その創刊号の表紙だ!! 藤子・F・不二雄先生の『宙ポコ』が目印

当時、「どうして私なんだろう」と思ったんだけれど、コロコロの前は『小学三年生』(※小学館が発行していた学年別学習雑誌)の編集部にいて、漫画『ドラえもん』や、写真好きが高じてさまざまなグラフ記事(※写真をメインにしたホビーなどの記事)の担当をしていたんですね。
 
70年代後半はガンプラ(=ガンダムのプラモデル)がとても流行っていたので、『小学三年生』でも紹介してね。「バンダイのガンプラ工場大探検!」という記事をつくったり、プラモづくりのノウハウを紹介したり。コロコロ編集部はすぐ近くだったので、千葉さん(=千葉和治/初代編集長)が、私がプラモデルをいじっているところを見ていたのかもしれないな。
 
自分としては、コロコロに異動したらガンダムのページを担当できるかなと思っていたけれど、版権の問題でできなくなってしまって。残念だったのを覚えていますね。
 
——それは、どういうことですか!?
 
私がコロコロに異動した1982年というのはね、前年末に創刊された『コミックボンボン』(※講談社から発行されていた児童漫画雑誌)が、リニューアルして月刊化をスタートした年なんですよ。コロコロコミックと同じ判型、同じ厚さで、ガンダム企画を主力にして真正面から対抗してきた。
 
ほかにも『100てんコミック』(※双葉社から発行されていた児童漫画雑誌)など、いくつかライバル誌があったんだけれど、ボンボンは会社による版権取得管理というバックアップもあって、“ガンダム情報を独占”という強い武器を持って、満を持してリニューアル創刊され。
 
ボンボンは、漫画でも『プラモ狂四郎』(作=やまと虹一、原作=クラフト団)という、ガンダムのプラモデルをテーマにした漫画が看板を張って、これは強敵だぞと思いました。
 
——コロコロの編集者としては、それに対抗しなければなりませんよね。
 
そう。それで同じジャンルの土俵で対抗して、『超時空要塞マクロス』のプラモデルを紹介していました。ジオラマはたくさんつくってグラフにしたなぁ。あとは、プラモデルやジオラマ製作そのものをテーマにした漫画『3D甲子園 プラコン大作』(たかや健二先生、十川俊一郎先生)を立ち上げたり、「全日本プラモ写真コンテスト」を開催し、読者のプラモやジオラマ作品の写真を募集しました。
 
“コロコロコミック特別編集“として84年に発行したホビー雑誌『ナイスボーイ』1号では、カラー32ページにわたって入賞作品を発表しています。どれも力作ぞろいでした。
 

 
審査員も、そうそうたるメンバーでした。藤子不二雄両先生にはじまり、大河原邦男さん(※『機動戦士ガンダム』などで知られるメカニックデザイナー)、小松左京さん(※SF作家。代表作に『日本沈没』など)、映画監督の大林宣彦さん(※“尾道3部作”として広く知られる『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』などが代表作)。
 
すごいでしょ。たくさんの応募があった。それで、あくまで“コンテストの参加者の応募作品”ということで、誌面にガンプラの写真を何枚も載せてね。ちょっとした裏技だな(笑)。
 

▲超貴重な「全日本プラモ写真コンテスト」のページ!!

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