『なかよしっぱな』発売記念!ジャルジャル福徳さんインタビュー!(後編)福徳さんが絵本を描いて欲しいと思う芸人はあの人!


独特の世界観のコントや漫才で、テレビだけにとどまらずYouTubeなど様々な場所で活躍するお笑い芸人・ジャルジャルの福徳秀介さんが絵本の原作としてメジャーデビュー!
 
今回はいよいよインタビューの最終回! 前回は福徳さんの意外すぎる笑いのルーツが判明したが、今回は福徳さんの子ども時代のヒーローについて聞いて行くぞ!
 
そして、「絵本を書いて欲しい芸人さんは誰?」と言う質問に対しては意外な芸人さんの名前があがったぞ!
 
『なかよしっぱな』のあらすじはこちらへ!

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子ども時代のヒーローはブルース・リー!!

――またもや子供のころの話になるんですけど、福徳さんにとっての子どもの頃のヒーローって誰でしたか?芸人さんでも、スポーツ選手でも、歌手の方でも、例えばアニメや漫画のキャラでもいいんですが。
 ブルース・リーですね。
 

 
――即答ですね!! ブルース・リーですか! けど、福徳さんってブルース・リーは世代じゃないですよね? どういった出会いだったんですか?
 自分の父親がブルース・リーが大好きやったんです。親父が家で頻繁にブルースリーのモノマネをしてたんで、僕が最初にブルース・リーと出会ったのは親父のモノマネですね。
 
――それってブルース・リーとの出会いって言うんでしょうか…?
 僕からしたら本当のブルース・リーを初めて見た時に、「なんやこの人、親父のモノマネしてるやん」って逆現象がおきてしまったぐらいですね。
 
――なるほど、身近にブルースリーがいたってことですね。
 そうですね。けど、それぐらい僕にとってでかいですね、ブルース・リーは。ブルース・リーの名台詞で、「Don’t think! Feel.(考えるな!感じろ。)」っていう名言が大好きなんです。
(編集部注:1973年の映画『燃えよドラゴン』でのブルース・リーの名台詞!言い方が超格好いいのだ!!)
 
――普段から「Don’t think! Feel.」を意識されているんですか?
 常に意識しています。はい。考えんように、感じるがままに。
 
――意外な様な納得するような……!
 

 

絵本を描いてみてもらいたい芸人さんをあげるとしたら誰?

――改めて、絵本に関して伺いたいのですが、今回『なかよしっぱな』を書かれてみて、福徳さんがほかの芸人さんで、「この人が絵本描いたら面白いんじゃないかな?」っていう人っていらっしゃいますか?
 あー…なるほど。なるほど。そうですね――。
 
 ウーマンラッシュアワーの村本さんとかですかね。
 
――ウーマンラッシュアワー村本さん! 確かに興味はあります!
 僕は村本さんとは個人的には仲が良くて。結構過激派なんで、いろんな意見もあるとは思うんですけど、僕は結構比較的支持派ではあるんで。
 
 今も仲いいんですけど、村本さんだったら何かしら面白い絵本になるんじゃないかな、と。
 

 
――確かに! なかなか過激な絵本になりそうですね。どうですか?
同席していた『なかよしっぱな』担当編集:私、地元が一緒の福井県なんです!
 
――地元が一緒は関係あります!? けど、何か面白い事をしてくれそうな期待感はありますね。これから期待という事で!
『なかよしっぱな』担当編集:そうですね、検討してみます! 地元が一緒なので!
 
――本日は長時間にわたりありがとうございました! 最後にコロコロ読者に対して、メッセージをいただいてよろしいでしょうか?
 是非『なかよしっぱな』を読んでいただきたいなと思います! 僕は個人的に『なかよしっぱな』という言葉の響きがすごい好きなんです。『なかよしっぱな』を読んで、声に出して響きも楽しんで欲しいと思ってます。
 
 けど今日のインタビューを受けて『なかよしっぱな』以上に『コロコロコミック』っていうのがかなりいい響きやなって思い始めました…『コロコロコミック』っていう響きの良さにちょっとビビってますね…今は。
 
――『なかよしっぱな』も『コロコロコミック』も響きが最高!是非手にとるだけでなく、声に出して読んでみてください!
 

 

商品概要
絵本『なかよしっぱな』
発売日:2019年11月22日(金)
価格:1,100円+税
詳細:https://www.shogakukan.co.jp/books/09725306
【著者紹介】
福徳秀介(フクトク/シュウスケ) 文
1983年生まれ。同じ高校のラグビー部だった後藤と、2003 年にお笑いコンビ「ジャルジャル」を 結成。独特の世界観で人気を博し、TV・ラジオ・舞台等で活躍。M-1 グランプリやキングオブコント の常連。YouTubeではコント動画を毎日配信している。2016 年から福徳単独の活動として、絵本 の文筆も始める。独特のワードセンスで紡ぐストーリーは、リズミカルでユーモアたっぷり。北村絵 理氏との共作『まくらのまーくん』は第14回タリーズピクチャーブックアワード大賞を受賞した。
北村絵理(キタムラ/エリ) 絵
1982年生まれ。梅花女子大学児童文学科卒業。絵本作家・イラストレーター。子どものころから 絵を描くのが好きで、大学でも絵本作りを学ぶ。いとこの福徳と「一緒に絵本を作ろう」と盛り 上がり、2017年、共作「まくらのまーくん」で、第14回タリーズピクチャーブックアワード大賞受 賞。関西在住、お笑い好きで、親しみのあるイラストの中に、どこかユーモラスなセンスが光る。