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【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×ルオカ団長が語るナワバリバトルの極意~2~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×ルオカ団長 第2回】

あとばる×ルオカ団長による対談第2回目!
 
今週はお互いの所属チームの印象と、ルオカ団長が監督を務めたぽぽじろう学園高等部3年A組についてそれぞれ語ってもらったぞ。
 
甲子園で勝つためのチーム作りのヒケツとは!? さっそく対談スタートだ!
 
「第5回スプラトゥーン甲子園」九州地区大会 DAY2

 
ルオカ団長選手が所属する”〆る者達”が優勝した「第5回 スプラトゥーン甲子園 九州地区大会 DAY2」は上の動画で見ることができるぞ。
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。
ルオカ団長
「第5回スプラトゥーン甲子園2020  九州地区大会DAY2」を優勝した「〆る者達」のリーダー。『スプラトゥーン』のプレーヤーの中でも屈指の理論派として知られ、ステージやルールに合わせた柔軟な戦略でチームを勝利に導く。また、「第4回スプラトゥーン甲子園2019 近畿地区大会」では、自身が監督を務めた「ぽぽじろう学園高等部3年A組」が優勝するなど、選手としてだけでなく指導者としても優れた手腕を発揮。まさにナワバリバトルの勝ち方を知り尽くしたプレーヤーといえる。

 

ふたりが思う「カラマリ」と「〆る者達」の印象

──あとばる選手はルオカ団長選手の〆る者達と対抗戦もかなりやられたとのことですが、どういうチームといった印象がありますか?
あとばる:う~ん、面倒くさいチーム?(笑)。
 
ルオカ団長:やる度に、キャンピングシェルターのことメチャメチャ嫌いになっているような(笑)。
 
あとばる:そうなんですよ(笑)。
 
ルオカ団長:メチャ嫌いなんですか? チームとして。
 
あとばる:キャンピングシェルターを効率よく倒すには、スプラッシュボムやキューバンボムといった固形ボムが有効なんですよ。パージに対してめくる感じで投げることができるのが固形ボムなんですけど、うちのチームは固形ボム持ちが少ないので囲んで倒しにくい。あと、どちらかというと僕らは手前で構えてカウンターするチームなので、相手に抜けられると一気に崩されやすい。その点でも〆る者達にはキャンピングシェルターとパブロがいるので“抜け”が非常に強いんですね。
 なので、言ってしまうと「相性が悪い」というか。勝つためには対キャンピングシェルター用の立ち回りをしなくちゃいけないんだけど、そうするとその部分にキャパが割かれてしまって不利に展開されやすくなってしまう。練習相手としてすごくいい練習をさせてもらったんですけど、やっていて「面倒くせぇな」と(笑)。「マジか、このキャンプ!」とか言いながらやっていましたね。
 


▲傘のパージを使った立ち回りが強力なキャンピングシェルター。みんなの中にもキャンピングシェルターはとにかく面倒と感じている人も多いのでは?

 
──ルオカ団長選手から見てカラマリというチームの印象はどうですか?
ルオカ団長:これは前から言いたかったんですが、「もっともラインの綺麗なチーム」だなと。たぶん、プロチームの中で1番連携を意識しているチームだと思う。僕の中ではそんな印象があって、多少の甘えが刺さらないんですよね。
 個人でゴリ押ししたりするチームだとたぶんカラマリに勝つのは厳しい。固いんですよ、本当に。いいキルを取ってもすぐにカバーが来るし、そこを見られて、結果「意味ない」みたいな展開になったりすることもあるので。チーム単位での連携は本当に綺麗で、多少の強引な崩し方じゃ崩れない相手だな、と。
 
──生半可な攻め方だと崩せずに終わってしまう?
ルオカ団長:そうですね。頭1つ飛んだ崩し方をしないと崩れないですね並の崩し方じゃビクともしないタイプ。
 
──やっぱりずっと固定メンバーでやっているから、その辺りがすごく洗練されてきた?
ルオカ団長:メンバーの性格がそういう感じなのかな、と。助け合ったりとか、チームで「どうしようか?」っていう話し合いが多く行なわれているんだろうな、という印象がありますね。
 
──あとばるさんとしてはどうですか? 以前「チーム内でお互いのことがよくわかって、連携がより取れるようになった」という話もありましたけど。
あとばる:うちのチームにはふーみそん(カラマリの戦略アドバイザー)がいるので、おのずと反省点が個人視点よりは俯瞰で見た、全体の流れの話になるんですねそうなってくると、チーム全体の反省の流れが、連携とか「あそこは行かないほうが良かったよね」とか、ラインを揃える話になりがちなので、そういう方向に固くなっていくのは当然なのかなという感じがあります。
 やっぱり俯瞰視点からものを言ってくれる人がいるというのは、そういう面で大きいのかなと。ただ、最近はラインが綺麗過ぎて崩し方とか攻め方が不器用になってきてて(笑)。
 
ルオカ団長:やっぱりそれ、話題になるんですね(笑)。
 
あとばる:逆に周りを気にし過ぎて、「ここで1人で前に出てもたぶんついて来ないだろうし、個人的には行けるんだろうけど行かないほうがいいな」と思って行かずに負ける、みたいな。逆に行っちゃってラインが崩れて負けるとかもあるので、その辺の判断がすごく難しいですね。
 
ルオカ団長:わかるなぁ(笑)。
 
──難しいですね。暴走してもダメだけど……。
あとばる:行かないとダメな場面もあるので。
 


▲(第5回 スプラトゥーン甲子園 九州地区大会 DAY2  6:14:05より引用)

 
ルオカ団長:カラマリは本当に「崩れないチーム」というのがポイントなんですけど、1回なにかの拍子に崩れると……。
 
あとばる:そうなんですよ。立て直すのにすごく時間かかるし(笑)。
 
ルオカ団長:いままで守備力が高過ぎてそういう問題に直面したことが少ない……というか、崩しにかかるプレーヤーが少なかった、というのもあるんですけど。生半可な攻めじゃ崩れないので、チーム単位でぶっ壊しにいく4人が来ると、ちょっと難しくなる。
 
あとばる:そうなんですよね。こっちが崩れちゃって「打開できねぇな、これ」ってなるパターンが増えていて。ステージによって打開しやすいステージ……逆に言えば固めが難しいステージが「甲子園」のステージにもいくつかあるんですけど、やっぱりそこの勝率がもう如実に表われていますね(笑)。
 
──じゃあそのステージが来ると不安な面も……?
あとばる:そうですね。なので、そこのステージは逆に「前にガンガン行ってみようか」とか「ライン崩して行こうか」という動きが出てきているので、「甲子園」までに仕上げられたらいいなと思うんですけど。弱点としてわかりやすいのは、チームとしては「まあ、いいことなのかな」とも思うので。課題が見つかっていて、あとはそこを塞ぐだけなので。
 

監督という立場ならではの難しさ

──ルオカ団長選手は第4回甲子園の近畿地区大会Day2で優勝した”ぽぽ学”(ぽぽじろう学園高等部3年A組)の監督もされていました。これは、どういう経緯で監督をやることになったんですか?
ルオカ団長:ぽぽ学の4人は、もともとは個人が主催している『スプラトゥーン』の交流会というオフラインイベントで知り合ったメンバーなんです。
 
──そこで知り合ったメンバーが「甲子園に出る」となって、監督的なアドバイザーを「やってくれないか」と頼まれた?
ルオカ団長:そうですね。最初は観戦で録画するから、その録画を見て気付いたこととか、ブキとかなに強いかを教えてくれって言われたような記憶が……1年前のことなのでちょっと曖昧ですが(笑)。 でも、動きについてはけっこう言っていました。「こんな感じで行ったほうがいい」とか。
 
──観戦録画のお手伝いをやる流れでそのまま監督という感じ?
ルオカ団長:はい。本人たちの長所とか……これに関しては自分でもメチャメチャ貢献したかな、と思うんですけど、僕は本人たちの長所とかをすごくわかっていたので、短所もわかるんですね。けっこう激しかったんですよ、その4人の長所と短所が。なので、「これはパズルみたいに組み合わせたら強いんじゃないか?」って感じで、ちょっと組み合わせてぶつけてみた。さすがに地区大会を優勝するとは思っていなかったですけど(笑)。
 
──技術的には「ちょっと厳しいかな?」という部分もあったんですか?
ルオカ団長:当時、リーダーのあまりさんはウデマエS+からXに上がりたてで、Xパワーも2000とかその辺で……。最高のXパワーでも、きのこさんが2500くらい。全体で見ても2500以下で、さすがにそのチームが128チームのトーナメントで優勝できるとは思っていなかったんです。
 


▲2018年に開催された「第4回 スプラトゥーン甲子園 近畿地区大会 DAY2」を制した、 ぽぽじろう学園高等部3年A組のメンバー。当日は監督であるルオカ団長選手も会場に駆けつけており、優勝に思わず涙を見せる感動的なシーンもあった。
(第4回 スプラトゥーン甲子園 近畿地区大会 DAY2  6:05:24より引用)

 
──でも監督の指導もあり、本人たちの努力もありで見事に優勝したわけですもんね。
ルオカ団長:そうですね。本人たちの努力は相当ありましたね。
 
──実際に監督という、人を指導する側での難しさはなにか感じたりましたか?
ルオカ団長:自分の中で当たり前だと思っていることが、教えられている側は当たり前じゃないので、それをいかにゼロにして物事を教えるかが難しかったですね。自分にとって当然のことを改めて教えるために、「これは当然じゃないんだから教えないといけないな」とかありましたし。
 いちばんビックリしたのは、あまりさんがインクアーマーを「煙が出た時点で無敵になる」と思っていたこと(笑)。
 
──わりと4人はそこまで「すごく研究しています」という感じでもなかったんですね。
ルオカ団長:そうですね。優勝でみんな驚いているかもしれないですけど、たぶん身内がいちばん驚いていたんじゃないかな(笑)。「そんなことある!?」みたいな感じで。
 
──あとばるさんはいまカラマリで選手としてやっているのであり得ない話ですけど、もしどこかから「監督として指導してほしい」という依頼があったら引き受けます?
あとばる:面白そうだなとは思うんですけど、いまルオカ団長さんが言ったように、教える側の難しさというものもあるでしょうし、やっぱり聞く側というのも……ふーみそんから僕らはいろいろ言われるのでわかるんですけど、やっぱり“クル”ものはあるんですよ。
 
──クルもの?
あとばる:「俯瞰視点から見たらそうだろうけど、俺のところからはそんなの見えねぇよ」みたいな(笑)。「言うのは簡単だけど、お前、やれるんか!?」みたいな。こっちは「教えてください」って言っている身なので、反論や反発はしませんけど、たまに言い合いになりますよね。そういうのを経験しちゃっていると、「教える側って難しいだろうな」という思いはあるので。
 
ルオカ団長:いま話を聞いて僕も思ったんですけど、「選手視点を意識する」というのはありましたね。僕も「俯瞰で見たらそう思うだろうけど」というのは自分の中で当然あるので、なるべく俯瞰目線で見ずに、俯瞰で見てはいるけど選手視点で考えよう、というのはメチャメチャ意識していました。
 
なので、「当然そうだろ?」みたいな言い方をせずに、盤面の塗り状況と残っている敵のみで判断できることとかを話しましたね。敵位置とかはそんなに考えずに、「このパターンで残っているブキがこれだから、考えられる負け筋はこれだよね」みたいな話をして。
 


▲ぽぽ学メンバーの優勝にガッツポーズで応えるルオカ団長選手。この大会を象徴する名シーンだ。
(第4回 スプラトゥーン甲子園 近畿地区大会 DAY2 5:48:27より引用)

 
──指摘の仕方が重要なんですね。
ルオカ団長:とくに女の子のいるチームだったし(笑)。言い方はけっこう序盤のほうは気を付けていました。NPBの大会(ぽぽ学は2019年5月に開催された「NPB eスポーツ スプラトゥーン2」にも阪神タイガース代表として出場している)あたりになると、身内になってかなり慣れてきたので、言い方もちょっとキツくなったりもしたんですけど(笑)。
 
──あとばるさんは、仮に監督をお願いされてもちょっと受けずらい感じ?
あとばる:ちょっと考えさせてください、って感じですね(笑)。
 
──メンバーにもよる感じですかね?
あとばる:だと思います。「このメンバーでやるんだ。面白そうだな」と思って、自分が関わりたいなと思ったら「いいですよ」って言いますし。ただ、難しい仕事だと思うので、とくに「やりたいです」とはちょっと言えないですかね(笑)。
 

【今回のまとめ】
・〆る者達はキャンピングシェルターとパブロによる敵陣への”抜け”が強いチーム!
・カラマリはチームとしてのラインの統率がもっとも綺麗なチーム!
・監督として指導する場合は、選手視点に立ったモノの見方が大切になる!

 
次回も引き続き、あとばる選手×ルオカ団長選手の対談をお届け!
 
ふたりの考える「トッププレーヤーになるために必要な才能とは?」。次回もお楽しみに!
 

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次回は1/21(火)更新!!

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