〈オトナゲーム〉『The Last of Us Part II』発売記念!! ローカライズチーム特別インタビュー:ゲーム内容編

世界観について

――では、もう少し具体的なことを。いままで出ている情報から、『II』は敵が操る“犬”が重要な役割を果たしているようですね。
石立:はい、そうですね。
 
――……じつは僕、犬を飼っていまして、ゲーム中であろうとワンちゃんを倒すことには抵抗があるな、と……(苦笑)。これ、犬を倒さずにクリアーすることはできるんですか?
石立:理論的には可能だと思いますけど……僕は、できたことはないです(笑)。
 
谷口:スーパー難しいと思います!!
 
石立:とはいえ、『II』はプレイの自由度が本当に高いので、“犬には絶対に手を出さない”という方針でがんばられるのもおもしろいと思いますよ。
 
谷口:私も犬が好きなんで、確かに抵抗がありました。鳴き声とか聞くと、「あー無理!」ってなりましたし。
 
――やっぱり、鳴き声とか聞こえるのか……。
石立:飼い主と犬の愛情もありますから。犬を倒すと、飼い主がものすごく怒るというか、悲しむというか……。その逆も、もちろん然りで。
 
――うわー……ツライ!!(苦笑) ……これ、犬を怪物に化けさせるスキンとかないんですかね?

▲『The Last of Us Part II』より

谷口:ないですよ!(笑)
 
石立:これまでゲームに登場してきた犬って、それこそ怪物みたいな怖い存在か、すごくかわいいかのどちらかに大別されていたと思うんです。でも『II』に出てくるのはどちらでもなく、“実際にいそう”な犬。
ひとつの尊い命を持っていて、飼い主との絆もあります。……このように犬ひとつとっても、いろいろと考えさせらえるゲームになっているかなと。
 
――そこでお聞きしたいのが、世界観について。前作から数年が経過した世界が描かれているわけですけど。
八巻:今作は、シアトルに向けてエリーが復讐の旅に出る……ということで物語が展開しますが、ここは雨がたくさん降り、資源が豊富にあることから、ふたつの勢力が対立構造を描いています。ひとつが“ワシントン解放戦線(WLF)”。装備が潤沢で組織的に行動する、すごく大規模なグループです。もうひとつが、狂信者の集まりである“セラファイト”と呼ばれる集団。エリーはシアトルにたどり着くと、ふたつの勢力の対立に巻き込まれていくことになります。
 

▲『The Last of Us Part II』より

――一応、前作では陸軍がある程度の統治はしていたと思うんですが、その状況も変化している世の中なんでしょうか?
石立:場所が違う、ということがまずひとつ。シアトルは隔離地域だったと思うんですけど、ワシントン解放戦線という組織に負けちゃった……ということですね。
 
大島:前作の最後から何があったのかは……プレイしていただければいろいろなところに情報があるので、空白を埋めながら遊ばれると楽しいと思います。
 
――もうひとつ、今作はエリーが主人公ですが、彼女はどこで格闘術を身に付けたんですかね? ハタチ前後の女の子が、これからとんでもない敵と戦っていくのか……と考えると、どうしても心配になってしまって(苦笑)。
石立:前作でも、エリーに戦闘のセンスというか気質があるのは垣間見えたと思います。その素質に加えて、ジョエルとエリーが暮らしていたジャクソンという町では定期的に感染者を退治するパトロールを行っていました。そういった実戦経験により、腕が磨かれていった……ということですね。
 
――もうひとつ! 僕は前作では火炎放射器に助けられたんですけど、『II』に出てくる役に立つ武器を教えてほしいのですが!
谷口:私も火炎武器は好きでした(笑)。
 

▲ピッツバーグ郊外 ランナーを殴るジョエル『The Last of Us』より

石立:僕はレンガとか、投げる系の武器が好きです。
 
八巻:武器の種類はまだ公開されていないので詳しくは言えないんですけど……サイレンサーはすごく使いやすいですよ!
 
大島:作業台を使い、材料を組み合わせて作った武器が、とても強い印象です。いろいろと試していただきたいですね!!
 
石立:最後に言えることは……ソフト発売後、ひと通り遊んでもらってから“感想戦”をやりたいってことです!
 
谷口:ですね!! 絶対にやりましょう!! いまは言えないことが多すぎるので(笑)。
 
――わかりました! ぜひともよろしくお願いいたします!!
 


 
次回は、この膨大な容量を誇るゲームをどのように日本語化したのか、その神髄をおたずねするインタビューとなります!!

商品概要
『The Last of Us Part II』

■対応機種:PlayStation®4、 PlayStation®4 Pro
■発売予定日:2020年6月19日(金)
■価格
Blu-ray Disc™版:希望小売価格:6,900円+税
ダウンロード版:販売価格 7,590円(税込)
■CERO:Z(18才以上のみ対象)
■商品内容:『The Last of Us Part II』ゲーム本編
 
『The Last of Us Part II スペシャルエディション』

■対応機種:PlayStation®4、 PlayStation®4 Pro
■発売予定日:2020年6月19日(金)
■価格
Blu-ray Disc™版:希望小売価格:8,900円+税
■商品内容
『The Last of Us Part II』ゲーム本編
48ページのミニアートブック(Dark Horse 社制作)
スチールブックケース
PlayStation®4用ダイナミックテーマ
アバター6種類のセット
デジタルサウンドトラック
デジタルミニアートブック(Dark Horse 社制作)
※これらは特典です。スペシャルエディションのプロダクトコードは2023年5月28日までにご使用ください。
 
『The Last of Us Part II コレクターズエディション』

■対応機種:PlayStation®4、 PlayStation®4 Pro
■発売予定日:2020年6月19日(金)
■価格
Blu-ray Disc™版:希望小売価格:17,900円+税
■商品内容
『The Last of Us Part II』ゲーム本編
48ページのミニアートブック(Dark Horse 社制作)
スチールブックケース
12インチ「エリー」スタチュー
リトグラフのアートプリント
エリーのブレスレット(レプリカ)
エナメル製ピンバッジ6種類のセット
ステッカー5種類のセット
PlayStation®4用ダイナミックテーマ
アバター6種類のセット
デジタルサウンドトラック
デジタルミニアートブック(Dark Horse 社制作)
※これらは特典です。コレクターズエディションのプロダクトコードは2023年5月28日までにご使用ください。
 
『The Last of Us Part II デジタルデラックス版』

■対応機種:PlayStation®4、 PlayStation®4 Pro
■発売予定日:2020年6月19日(金)
■価格
ダウンロード版:販売価格:8,690円(税込)
■商品内容
『The Last of Us Part II』ゲーム本編
PlayStation®4用ダイナミックテーマ
アバター6種類のセット
デジタルサウンドトラック
デジタルミニアートブック(Dark Horse 社制作)
 
■Blu-ray Disc™版早期購入特典
初回生産分は早期購入特典として、以下のアイテムのプロダクトコードが入手できます。
「装弾数増加」エリーが持っているピストルの装弾数を増やすアップグレードを解除します
「工作サバイバルガイド」工作サバイバルガイドを解除して、新たな作り方やアップグレードを利用できるようにします
※作り方・技能・アップグレードの解除には「部品」が必要です。
パッケージ内に同梱されるプロダクトコードをPlayStation™Storeで使用して入手します。プロダクトコードは2021年2月20日までにご使用ください。プロダクトコードのご利用にはPlayStation™Networkのアカウントとインターネット接続が必要です。

 
■ダウンロード版予約特典
『The Last of Us Part II』を予約すると、エリーのタトゥーをモデルにしたPSNアバターを入手できます。アバターが入手できるのは『The Last of Us Part II』の事前予約期間のみですのでご注意ください。
アバターは予約購入の決済が完了後、すぐに設定しご使用いただけます。
事前予約すると、アバターに加えて本作の発売時に以下の予約特典を入手できます。
「装弾数増加」エリーが持っているピストルの装弾数を増やすアップグレードを解除します
「工作サバイバルガイド」工作サバイバルガイドを解除して、新たな作り方やアップグレードを利用できるようにします
※作り方・技能・アップグレードの解除には「部品」が必要です。
 
■公式サイト:https://www.playstation.com/ja-jp/games/the-last-of-us-part-ii-ps4/

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