〈オトナゲーム〉『The Last of Us Part II』発売記念! ゲーム実況者・ガッチマンが語る『The Last of Us』シリーズの魅力!【ガッチマンが苦戦したシーンとは!?】

※この記事には18歳以上のみが対象のゲーム情報が含まれています。対象年齢に満たない方には、プレイをお控えいただく表現が含まれたゲームであることをご理解いただき、記事閲覧の可否を決定ください。
 

 
ホラーゲームを中心にその冷静で卓越したプレイに定評のある、超人気実況者ガッチマン!
 
なんと、『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』を最高難易度「グラウンド」でクリアした経験もあるガッチマンさんに『The Last of Us』の思い出と『The Last of Us Part II』への期待をインタビュー!
 
別記事ではゲーム実況者になるための秘伝のワザを聞いたインタビュー記事もあるので、どちらも見逃さないでくれよな!!
 

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ガッチマンが感じたリアルな世界観とやりごたえのある難易度

▲『The Last of Us』ホームページのスクリーンショット。手前の少女がエリー、奥にいる男性がジョエルだ

――まずは今回インタビューを受けてくださり、本当にありがとうございます! 私、ガッチマンさんの動画はほとんど見ているほど大ファンでして……!
 おー、そうですか! それはありがとうございます。
 
――今回はガッチマンさんもプレイされたあの名作『The Last of Us』、そして6月19日についに発売される『The Last of Us Part II』について、お話しを聞かせていただければと思います!
 はい、よろしくお願いします。
 
――ガッチマンさんは『The Last of Us』(2013年発売)をプレイしてみて、どのようなところに作品の魅力を感じましたか?
 “驚き”です。まず、発売するまでは、感染者(※作中で未知のウイルスが人間の脳に寄生したことにより、人々を襲う存在となってしまった感染者。ランナー、ストーカー、クリッカー、ブローターなど複数の種類が存在する)と戦うゲームだと思っていました。
 それが、プレイしていくうちに、徐々に人間と戦う機会が増えていくんですね。人々は、人間を襲ってくる感染者や未知のウイルスと力を合わせて戦っていると思っていたのに、人間同士が争っているんです。
 
――『The Last of Us』では、人間の強欲さや、必ずしも「みんなで力を合わせていこう」とはならない現実の難しさが描かれていますよね……!
 

▲『The Last of Us』のスクリーンショット

 そうなんですよ、まずそこに驚いて。それに、感染者は複数いる種類によって行動パターンがある程度決まっていますが、人間はパターンが分からないのでもっと手強いんです。武器を使いますし、頭を使った頭脳戦を繰り広げてくる。だから、感染者よりも怖いんですよ。
 

▲湖畔地帯 生存者と戦うジョエル
『The Last of Us』のスクリーンショット

――ガッチマンさんの「怖い」は一般人の「怖い」と違う気もしますが…ガッチマンさんは最高難易度で『The Last of Us』をプレイしていましたが、相当やり込んだのでしょうか!?
 いえ、実は事前プレイは1回だけなので、合計2回のプレイになります。ただ、同じシーンを何回も繰り返してやり込みました。最高難易度とあって、一番難しいところは3時間くらい掛かったかもしれません。めちゃくちゃ難しかったです! 手に汗を握るというか。
 
――3時間ですか!? 敵の行動パターンや地形をしっかり頭のなかに入れる為に反復したと言うことですね!
 ただ、敵の動きも毎回同じではないんですよ! 「さっきは、こういう風に動いていたのにー!」って(笑)。でも、思い通りにいかないところが、おもしろいところでもあります。なので、感覚的には、シナリオの長さ以上にボリューミーに感じられる作品だと思います。同時に、クリアしたときの達成感もすごかったです。
 

見えない背景の描写に
心をつかまれた

――『The Last of Us』を今振り返って、特に印象に残っているシーンはありますか? 6年前の思い出になってしまいますが、特にガッチマンさんが感情を揺さぶられたシーンなどあればお聞きしたいです。
 確かに、6年間も経つんですね……。かなり時間は経ってしまいましたが、心に残ったシーンという意味で言うと、旅の途中で一時的に一緒に行動する兄弟とのシーンが印象に残っています。
 
――ヘンリーとサムですね!
 そうですそうです! あの2人と行動するとき、廃墟と化したおもちゃ屋の様な所に入るんです。弟のサムは、そこを出るときにおもちゃを一つ持っていこうとするんですが、ヘンリーが無駄な物を持って行くのはダメだと。そのとき、「ああ、このキャラクターは本当なら、まだおもちゃが欲しいような年齢なんだ」と思ったんです。それなのに、過酷な世界を生きている。
 
――グッときますね。普段、生きるか死ぬかのサバイブをしているとは思えないというか。
 登場人物のみんながみんな、強い心の持ち主ではないんですよね。やっぱり子供は子供らしいところがちゃんと残っているのがよりリアルでしたね。
 

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