TCG「マジック:ザ・ギャザリング」 オンライン世界規模大会の激戦をお届け! 2020プレイヤーズツアー・オンライン1~4レポート

有名プレイヤーが多数参加!全4大会中2大会で日本人選手が優勝!

全世界熱狂のトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)』&デジタルゲーム『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下 MTGアリーナ)』!
 
今回お伝えするのは、日本時間の2020年6月13~15日、および20~22日にオンライン上にて開催された「2020プレイヤーズツアー・オンライン」全4大会レポートだ。
 


 
[イベント] 2020プレイヤーズツアー・オンライン オンライン1~4
 
[開催期間] 日本時間2020年6月13~15日、20~22日 ※それぞれ2日制
 
[参加者数] 延べ908名(1:197名、2:243名、3:151名、4:317名)
 
[賞金総額] それぞれ150,000米ドル
 
[優勝賞金] それぞれ8,000米ドル
 
■2020プレイヤーズツアー・オンライン イベント特設ページ
https://mtg-jp.com/coverage/2020pto/

 
「2020プレイヤーズツアー・オンライン」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を考慮し、本来テーブルトップ(紙製品)で開催される予定だった「プレイヤーズツアー」をMTGアリーナによるオンラインイベントへと変更された大会だ。世界各地の予選突破者やマジック・プロリーグ(MPL)およびライバルズ・リーグ所属選手、さらに殿堂顕彰者ら強豪プレイヤーたちが集結し、地域別に開催時間の設定された4大会にて名誉と賞金をかけて競い合った。
 
本イベントのフォーマット(レギュレーション)は「スタンダード」。直近約2年以内に発売されたセットのカードから、60枚以上のデッキを構築して対戦を行う形式です。今回は今年4月に発売した最新セット『イコリア:巨獣の棲処』を加えた約1,900枚のカードプールから構築を行います。
 
時間帯別に行われた各大会には、全世界の予選突破者やプロリーグ所属選手ら約150~300名が参加し、オンライン1はイリアス・ウェストフェルト選手、オンライン2は村栄 龍司選手、オンライン3はウィリアム・クラドック選手、オンライン4は浅原 晃選手がそれぞれ優勝。賞金8,000米ドルを獲得!
 
また、20~21日に開催されたオンライン3では日本語による公式生放送を実施。プロリーグ所属選手の解説のもと、多くの視聴者が世界レベルの試合を観戦した。
 

▲2020プレイヤーズツアー・オンライン各大会の優勝選手(左上から右に1~4)

プレイヤーズツアー・オンライン1

日本時間の6月13~14日に行われたオンライン1では、野稲 和弘選手、林 眞右選手と2名もの日本人選手がトップ8に進出、他国の強豪たちと覇を競い合った。
 
結果、決勝戦に進出したのはイリアス・ウェストフェルト選手(スウェーデン)とドミニク・ゴーツェン選手(ドイツ)の2名に。 「ティムール再生」デッキ同士の長きに渡る熱戦の末、最初に王座に輝いたのはウェストフェルト選手だ。
 

 
オンライン1決勝戦第3ゲーム、わずかな隙を見逃さずウェストフェルト選手が猛攻を仕掛ける。
 

 
プレイヤーズツアー・オンライン1の覇者、イリアス・ウェストフェルト選手(スウェーデン)
 

プレイヤーズツアー・オンライン2

日本時間の6月13日深夜~15日早朝にかけて行われたオンライン2のトップ8には、MPL所属のジャン=エマニュエル・ドゥプラ選手(フランス)を始めとした強豪プレイヤー、そして日本人の村栄 龍司選手の姿があった。
 
決勝まで駒を進めた村栄選手は件のドゥプラ選手と対決、見事「ティムール再生」デッキによる同系対決を打ち破り優勝を果たした。
 

 
オンライン2決勝戦第3ゲーム、互角の戦いの末に勝利の女神は村栄選手に微笑んだ。
 

 
プレイヤーズツアー・オンライン2の覇者、村栄 龍司選手(日本)
 

プレイヤーズツアー・オンライン3

日本時間の6月20日~21日にかけて行われたオンライン3。トップ8にはライバルズ・リーグ所属にして殿堂顕彰者であるベン・スターク選手(アメリカ)、そして日本から平山 怜選手が進出。
 
仲間と共に調整を重ねた「ティムール再生」デッキで見事決勝まで勝ち進んだ平山選手でしたが、決勝戦にて惜しくも「ジャンド・サクリファイス」を操るウィリアム・クラドック選手(アメリカ)に敗れた。
 

 
オンライン3決勝戦第3ゲーム、クラドック選手は強力な対「ティムール再生」カードで流れを掴む。
 

 
プレイヤーズツアー・オンライン3の覇者、ウィリアム・クラドック選手(アメリカ)
 

プレイヤーズツアー・オンライン4

本イベント最後の大会となるオンライン4は、日本時間の6月20日深夜~22日早朝にかけて行われた。
 
トップ8にはMPL所属かつ殿堂顕彰者のガブリエル・ナシフ選手、ライバルズ・リーグ所属のアレクサンダー・ヘイン選手(カナダ)、プロツアー出場経験を有するトーマス・ヘンドリクス選手(オランダ)、そして日本の誇る伝説的古豪・浅原 晃選手らスタープレイヤーが揃い踏み。
 
最終的に「アゾリウス・コントロール」操るトーマス・ホワイト選手(イギリス)と「ティムール再生」の浅原選手が決勝戦へと進出し、激闘の末、見事浅原選手が王座に輝いた。
 

 
オンライン4決勝戦、相手に王手をかけられた状況でも浅原選手のプレイは乱れない。
 

 
プレイヤーズツアー・オンライン4の覇者、浅原 晃選手(日本)


それぞれの大会の結果や出来事をまとめた記事など、詳しくはイベント特設ページ( https://mtg-jp.com/coverage/2020pto/ )を確認だ。
 
またオンライン3については2日間、日本人MPL所属プレイヤー2名を迎えての日本語生放送が実施された。現在でもビデオアーカイプを視聴可能なので、激戦の模様を確かめよう。
 

■Twitch
DAY1: https://www.twitch.tv/videos/655855925
DAY2: https://www.twitch.tv/videos/656828262
 
■YouTube
DAY1: https://www.youtube.com/watch?v=e1WoQ8QMUQI
DAY2: https://www.youtube.com/watch?v=r8fnAxzazPk

 
そしてきたる7月25~26日、本イベントや以前のプレイヤーズツアーでの好成績記録者、そしてMPL所属選手らが参加できる一大イベント「プレイヤーズツアーファイナル」が開催されるぞ。
 
フォーマットは同じくスタンダード。日本語による生放送も予定されているので、7月3日発売セット『基本セット2021』リリース後の最新環境での戦いを観戦しよう!
 

MTGアリーナページ(日本公式ウェブサイト):
https://mtg-jp.com/mtgarena/
 
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