2020年冬に公開される『劇場版ポケットモンスター ココ』のゲスト声優に中村勘九郎さんが決定！ 今回の物語のカギとなる少年・ココを育てる幻のポケモン・ザルードを演じる事になったぞ！
今回、コロコロオンラインでは中村勘九郎さんへ特別インタビューを実施！ コロコロを読んでいた子ども時代のエピソードを聞けたぞ！
人間を育てた幻のポケモン・ザルード役に中村勘九郎さんが決定！
今回中村勘九郎さんは、密林の奥深くで暮らす幻のポケモン・ザルードを演じる！
中村勘九郎さん演じるザルードとポケモンに育てられ成長した少年・ココによる、今までにない親子というテーマの物語を描く本作。勘九郎さんが演じるザルードはどんな活躍をするのか？期待が膨らむ！
そんな中村さんからのコメントがこちら！
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲（1998年）」は、高校生の時に映画館で観ましたし、昨年公開した「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」も子供たちと一緒に観に行きました。僕たちは歌舞伎の稽古では長い時間一緒にいますが、なかなか普段遊びに行くのもスケジュールが合わないので、そういう時に子供たちと一緒に観に行けるポケモンのような作品は、貴重な親子の時間になりますね。
ゲスト声優に抜擢されたときは、アニメの声優をやりたいとずっと思っていたのに加えて、初めて挑戦する声優のお仕事がこんなに長く愛されている「ポケモン」だというのが嬉しかったです。
僕も子供が生まれてから、子供を見て学ぶことが本当にたくさんありますが、今回の物語はココを育てながら自分のことも見つけていくザルードの成長物語だと思います。“親子愛”の物語ですが、僕がとても涙もろいので、脚本を読んだ時もずっと泣いていました。歌舞伎俳優は、伝統を代々繋いでいく中で絆が生まれてくるものですが、ザルードも掟を守り続けているポケモンなので、共感できる部分も多くてグッとくるものがありました。
中村勘九郎さんへコロコロオンライン独占インタビュー！
――コロコロコミックを読んだことはありますか？
中村勘九郎さん（以下、中村）：「おぼっちゃまくん」はアニメで見ていて、コロコロコミックも買って読んでいました。今は絶対にやれないことも多いですけど（笑）、子どもの頃、裸になって真似してやっていました！ あと、酔っ払ってスーツが破れてしまったことがあったんですけど、その時に、友達に後ろを全部切ってもらって、貧ぼっちゃまスタイルとか言ってたこともありました（笑）カメに乗って登校するシーンも忘れられません。
あとは、ドッジボールが流行っていた世代だったので「炎の闘球児ドッジ弾平」の影響も大きかったですね。
――今回の作品は親子愛がテーマとなります。歌舞伎俳優として親子で繋いでいくお仕事をされている勘九郎さんは本作で描かれる親子関係をどのように捉えましたか？
中村：共感できる部分が多いですね。ザルードはポケモンとしてココを育てていますが、子どもって本当に柔軟で色んなところから多くのことを吸収してきて、でも親として「こうしてほしい」と希望もあって、上手くいかなかったりすることもあるので、似てるなと思いました。
――公開付近のコロコロでは、ココの幼少期（7歳）のエピソードが掲載されます。この漫画を読んで、子どもたちに感じてほしいことはありますか？
中村：自主性のお話ですよね。親として、子の成長はとても嬉しいと思います。
僕の子どもたちも、自分で芝居のビデオを見て、セリフを覚えて、次の稽古をした時に完璧になっていたりすると「あ、人に教えてもらうばかりではなくて、自分で何とかしよう」と思ってくれたんだなと。自分で考えて行動する、活力とパワーは忘れてはいけないことだと思います。子どもって昨日できなかったことが今日できたりするので、そこは嬉しいですけど、やっぱり少し寂しいですね、親としては（笑）
――コロコロコミックの読者へメッセージをお願いします。
中村：1977年から出版しているんでしょう？
こんなおじさんでも、今読んでいる子どもたちと、同じ時期に同じものを読んでいたというのは中々ないですからね。コロコロコミックを持った時のこの厚さと感じる情報量の多さは他にない特別感ですよね。宝箱みたいな本だと思います。
――ありがとうございました！
『劇場版ポケットモンスター ココ』はポケモン映画初となる冬の公開！
感染対策をしっかり行って劇場に行くのをお楽しみに！
作品概要
劇場版ポケットモンスター ココ
■公式サイト：www.pokemon-movie.jp
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©1998-2020 ピカチュウプロジェクト
©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
